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円谷英二の故郷!須賀川旅行してきました!〜渡鳥の自由で気まぐれ旅行日記〜

どーも。ばぁどです。
この度福島県須賀川を旅行してきました!一泊二日です!!須賀川滞在中に2021年の新しいウルトラマンの情報が解禁されたのですが、それはまた別のお話。

円谷英二の故郷を散策してきましたよー!!今回のブログでは、旅行で印象深かった箇所を取り上げています。

下記画像は須賀川駅前のウルトラマン像。

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今回の旅行の目玉!!特撮の貴重な資料が保存される!須賀川特撮アーカイブセンター!!


2019年にできた新しい施設です。

「特撮の神様」とも称される須賀川市出身の円谷英二監督が礎を築いた特撮は、多くの素晴らしい作品を生み出し続けています。一方で、特撮ミニチュアなどの貴重な資料は、破棄されたり散逸したりしています。さらには、当時の状況を知っている人も少なくなりつつあります。
須賀川特撮アーカイブセンターでは、貴重な特撮資料の収集、保存、修復及び調査研究を行い、それらを通じて特撮文化を顕彰、推進していきます。
また、ご来館された皆様は、特撮撮影などで使用された資料の一部を見学することができます。

上記、須賀川市ホームページより概要を引用。

シンゴジラを手がけた庵野さんの働きかけで始まった、特撮に関する資料館です。
施設の外観は初代ウルトラマンのOPを思い出し、とても感慨深かったです。

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上記画像は今回の目的の一つであった、シン・ウルトラマンの像です。
シン・ウルトラマンの公開に合わせて移動が計画されていたそうですが、公開が延期されたことでまだ特撮アーカイブセンターにありました。

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一階の奥のフロアには、おびただしいほどの特撮資料の数々。
いやー、息を吸うのを忘れます。


特撮アーカイブセンター2Fの視聴覚室では「巨神兵東京に現る」を久々に鑑賞。エヴァQ以来ですかね苦笑。実に8年ぶり?
「巨神兵東京に現る」のメイキングも上映されており、ビル爆破シーンが成功した時に見せる、樋口監督のはしゃぐ姿とかはとても賛同できた。大人が全力で喜ぶ姿を見ると、こちらまで嬉しくなってしまいます。

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特撮アーカイブセンターとしては、設立されてから2年ちょっとしか経っていないので、まだ観光地の魅力としては薄いのかなと感じました。個人的には、もう少し展示物が欲しいなという感想です。今後、企画展を行ったりだとか、資料化する特撮の資料も増えていけば、より見所も増していくのかもしれないです。

その他の感想としては交通手段が非常に不便でした。
バスが一日数本しかなく、須賀川駅まで戻るバスは午前中で終わるという具合でした。まだあまり観光地としての交通手段整備が整っていないのかもしれないですね。

個人的には今回は行けなかった福島空港→須賀川市役所→特撮アーカイブセンターを繋ぐような観光巡回バスとか欲しいなとか思いましたが・・・今のコロナ禍で観光客が減っている今の状況じゃ厳しいですかね汗

筆者はCOIGCOGIというレンタルサイクルが須賀川市にサービスとしてあったので、そちらを使用しました。


電動アシスト自転車を貸し出してくれているので、坂道が多い道のりでは非常に役に立ちました
しかしレンタル自転車の中には後輪がパンクしていたり、電動自転車のバッテリーの充電が不十分なものもあり、そういった自転車には要注意です。

COGICOGIのレンタル自転車で須賀川駅から特撮アーカイブセンターまで片道約1時間。予想通りのハードさでしたが、想定内の運動量だったのでまだ許容範囲でした。お値段は須賀川市のCOGICOGIは15分60円のプランがあり、筆者は往復などで結果料金は660円でした。

ただ、特撮アーカイブセンターに行くのであれば素直にレンタカーやタクシーなどを使うのがいいと思います。複数人で行こうとすると多分地獄です。(筆者は片道4,000円のタクシー代をケチったせいです)

須賀川駅から直進するだけ!沢山のウルトラヒーロー、怪獣に会える松明通り!!

須賀川駅から直進した部分に存在する大通りです。
松明通りにはウルトラ戦士や怪獣のモニュメントが点在しています。

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市役所前のウルトラの父(ウルトラマンケン)を含めて14箇所ですかね。全てが松明通りに集中していたため、苦労することなくコンプリートできました。

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また街灯の一つ一つにウルトラ怪獣や、地球防衛隊のマシンがあしらわれており、それを一つずつ見ていくのも面白いです。下記写真は、左がテンペラー星人(昼)で、右が巨大ヤプール(夜)です。巨大ヤプールを見てもらえればわかるとおり、夜は光ります。だって、街灯だもん。

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 意外な穴場スポット!現地に着いて初めて知った!!tette(円谷英二ミュージアム)!!

須賀川駅正面から続いている松明通りには、須賀川市民の交流センターtetteというものがあります。このtette事態とても素敵な施設でした。市民の交流が図れるようにさまざまな学びごとの教室が行われていたりだとか、図書館?も併設されているようです。施設全体が綺麗で駅からのアクセスも良い好立地でした。

1階には、レッドキング、バルタン星人、キングジョーが揃い踏み。こいつら、デカかったです。結構迫力ありました。あまりのデカさに笑いました。

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円谷英二ミュージアムは、このtett の最上階にありました。2019年1月11日にオープンしていたみたいです。(ちなみに1月11日は筆者の誕生日////笑)

筆者は円谷英二ミュージアムという施設があることを現地に着くまで全く知らず、須賀川駅構内の観光案内所で知りました。

いやー、とてもよかった。円谷英二ミュージアムは非常に満足度が高かったです。なんだかんだ今回の須賀川旅行で一番満足度が高い施設だったかもしれません笑

特撮の神様・円谷英二氏の経歴を紹介するパネル展示や、
ゴジラを生態学的から捉えた資料、特撮SF作品と宇宙を紐付けて検証する資料など、特撮から知的好奇心を育てるような展示があり、とても面白かったです。

須賀川市主体で作成したゴジラの映像作品があったんですね!知らなかったです!ゴジラが須賀川市を蹂躙して行くというお話なのですが、ゴジラの映像作品として新しい作品を見れたことに感動でした。円谷英二ミュージアム内で本編とメイキングを見ることができます。

「ゴジラ須賀川に現る」で使用された初代ゴジラオマージュの着ぐるみは撮影OKでした!

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 円谷英二監督のご実家前の記念碑

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円谷英二監督の実家があった場所に建てられている記念モニュメントです。

松明通りから一本入った場所にあり、とても見つけやすかったです。


大束屋珈琲店とウルトラマンショップ SOHT M78

上記、モニュメントの近くにあり円谷英二監督のご実家跡に建てられている珈琲店とウルトラマンショップです。

写真は珈琲店で食べたランチです。当日のランチはチキンカツでした。美味しかったです!!!コーヒーも香りが良かったです。

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ウルトラマンショップの方ではウルトラマンの玩具はもちろん、須賀川市限定のウルトラマン商品が数多くありました。円谷英二監督のご実家ということもあり、円谷英二監督の貴重な写真などが飾られており非常に貴重なものを沢山拝見させていただきました。


円谷英二監督の実家近くのお寺

幼少の頃の円谷英二が登ったイチョウの木が現存しているそうです。

小学生の頃から繰り返し読んでいる円谷英二氏の伝記に登場する木だったのでとても感慨深かったです。

感想

長年、ずっと訪れてみたかった須賀川にやっと行けました!!

大学時代の特撮サークルの面々と修学旅行?と称して、来てみたかったな。。。

円谷英二監督の経歴からいろいろ学べたし、キャラクターコンテンツからの町おこしという面でも、須賀川市は市全体でウルトラマンを推している印象を受けました。

同じくウルトラマンを使っている祖師ヶ谷大蔵は、市全体ではなく商店街として使っている印象なので、須賀川市は非常に広範囲でさまざまな場所でウルトラマンを取り入れているイメージでした。

須賀川市は11月に日本三大火祭りに数えられる松明あかりという祭りもあるそうなので、そういった時期に行っても面白そうですね。

また機会があったら訪れてみたいなぁ・・・・

何はともあれ円谷英二監督の故郷、須賀川の旅でした。

1人の特撮オタクとして、円谷英二監督が残してくれた作品からいろいろなメッセージをこれからも受け取っていこうと思います。

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