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【幻影騎士団】


【はじめに】

デッキ選択をするときシーズン単位での高い勝率を得るために前シーズンに流行したデッキタイプと規制その他諸々を踏まえて、受けられる恩恵やデメリットを挙げていき、数ある選択肢の中から得意、不得意を含め己の中で吟味することが求められます。

前期VFDで蓋をする「電脳堺」と呼ばれるデッキが流行したまま環境終盤を迎えましたがほとんど無規制という形で今シーズンスタート。

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必死な思いで真剣にデッキ選択をしてもプレイが関わったのなら直ぐに反省して次へ活かす方向へ気持ちを持っていきますがそうでない時が非常に大変で、ベストな対策を尽くした上での負けなのかそもそもプランが間違っていたのか、そんな理不尽な負けを追求したせいで全体の勝率を落としてしまうのでは、、



これらを見失ったのが前期の「私」
最終的にはゲームを投げ出し常に頭を抱えされられました。
ただどれだけ負けても遊戯王は楽しく、続けたいという気持ちにされてくれたので今シーズンこそは「勝利」を目指して必死にもがいてみました。

もがいた結果今期の勝因として導き出したのが

・先攻での高い勝率
・選択肢の増強


前者は「電脳堺」に対して後手から全体分布を見た時に選択出来るカードプールの中では勝ち切ることが難しいという判断。ピンポイントでのメタカードの採用を考えましたがデメリットやリクスがあまりにも目立ちました。


後者は私自身のレベルに対してです。
プレイングと呼ばれるものに対してより正しい判断を付けるようにするだけでなく得意なデッキばかりではなく不得意なデッキを選択することを視野に入れる。

これが一番難しかった。

私に無いものを有にかえる。これは定石として第三者の力を借りるのが一番多いケースでしょう。これらが上手くいけば目標とする「勝利」にたどり着けると信じて…
つまずいても思考停止せずに「無」を「有」に変えるため最大限にゲームを楽しむことを心がけました。恐らく遊戯王人生で「俺が1番頑張った」と何度も自己暗示をかけたと思います。
…まだまだなんですけどね笑

今期のCSの成績
個人成績は20ー4


努力実ってか無事

優勝1回
準優勝1回果たすことが出来ました!!


幻影騎士団というデッキを知るきっかけになったのが関西のCSに出た時のこと

シャドールを使用していた時に対面しました。幻影は初めてだったのでどんなデッキか全然知りませんでした。
恐ろしいほどのアドバンテージを稼がれました。たまたまその時噛み合って見事勝利を収めることが出来ましたが次にもう一度対戦した時に勝つことが出来るかと問われた時難易度がかなり高いと感じその時には私も幻影を使う側にまわりたい。

でも調べていくうちにわかったのですがシャドールというデッキに対して幻影騎士団は比較的戦いづらい相手 所謂「不利対面 」なことがわかりました。シャドールは元々初手に求められる要求値が高いデッキですが天底の使徒によって融合をしなくても作りたい最低限の盤面を作成可能
しかしそんなことが許される訳もなく天底の使徒は制限カードになりました。


苦手だったシャドールが減り、もし仮に対面したとしても手札の要求値の差は圧倒的にこちらに分があると感じ、幻影騎士団を使っても問題ないと判断しました。




今期始まってすぐ幻影騎士団を組みました。


原案は杉崎、構築の基盤はナガオさんから そして何より沢山のアドバイスを前期から幻影騎士団を使用していたおーはしさんから。

様々なプレーヤーからのアドバイスをいただける環境に私がいたためデッキに対しての理解力にかける部分を直ぐに補うことが出来ました。
無から有を生み出す作業にすぐ取り組めたことが何より嬉しかった。


前期のデッキ選択に60エルドが存在しました。その時はポプラどんに教えてもらいました。

傍から視てわかるほどのミスの数々、不甲斐無さすぎるなかでも生き残り続け結果は3位と悔やんでも悔やみきれない結果に。

教えてもらったのにも関わらずその責任を果たせずに終わってしまった前期を今期は「デッキを教えてもらった責任」をこのような形でリベンジ出来たことに素直に喜んでいます。


また今回は幻影以上に環境への考察をベリオンさんをはじめ、しのぶしらっくすさん、kodaiさん、hineさん、あずささん、だづーsasuraiメンバーさん、たけっしー小川と様々な方々に協力してもらいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


関東も関西も強い方々が沢山いて尊敬できるプレイヤーばかりです




このnoteは有料にしました。

情報に値段をつける行為というものはとても危険です。

真実かどうかが不明な点。
このnoteで動くお金は私自身しか喜ばない。

かなり大きな責任が伴います。 またnote(ブログ)に求めるものが私自身、デッキに対しての「事実」ではなく「経験に基づいた感想や技術」だったため口頭ではなく「文字で伝える難しさ」をそれなりにですが理解しているつもりです。

今回幻影騎士団の説明よりもこの3ヶ月握り続けてきた経験を重視して書いてます。そのことを理解して頂いたうえで読んで欲しいです。そして、読んでいただけた方に価値のあるものであったと感じていただけたら幸いです。

あとはわがままですがこのnoteを出す日が私自身の誕生日でして新しいことに挑戦してみようと考えてますのでお付き合い下さい。

不特定多数の方が使うデッキ。批判もあると思います。人に不快な想いをさせた際はそれを発言する権利が誰にだってメリット関係なくあると思います。全部受け入れてお互いにとってより良いものが作れたらなと思います。また、このブログが良いと感じたかたは スキ 、いいね 、リツイートもお願いします。

このnote以降はこれまで通り遊戯王をやっていく上で感じられたことをブログでたくさんの方へ伝えられるよう無料で書いていこうと考えてます。

前置きが長くなりました。幻影騎士団の話を簡単にですが、お付き合い下さい。

先攻展開の最終地点はフィールドにレベル3のモンスター×4の展開からなる5素材No.86HーCロンゴミアント

出すことを手札誘発等によって防がれてしまいますが、それでも作ることのできる盤面が

3×3の未来龍皇
それを防がれても3×2の幻影霧剣ⅹ2
これらを越えた先に待つ大量の幻影達のリソース

全てを太刀打ちするのに相手プレーヤーの求められる手札の要求値の高さが幻影騎士団が用意する手札の要求値の低さと雲泥の差

すなわち先攻での勝利を意味します。


【先攻展開】


ロンゴミアントの作成を目指します。
ロンゴミアントが出来るまでに3×4が求められます。
割り振りとしては
3×2=彼岸の黒天使ケルビーニ=幻影騎士団ラスティバルディッシュ=4×2=ロンゴミアントと
3×2のNo.75惑乱のゴシップシャドー

そしてもう1つ
幻影騎士団ティアースケイルを墓地から蘇生するためにとる行動

今回はこの2つを先攻の話の軸とします。

先にティアースケイルの話から

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キーカード。理屈としては3×3(一体闇)を手札に持っている時にケルビーニで幻影を落とす、バルディッシュでティアースケイルを落とすことでティアースケイルを墓地から蘇生できる条件を満たせます。

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私はこのことから幻影騎士団の初手に求められる最低限の札をティアースケイルの蘇生できる条件を満たせる3×3だと考えます。

エクストラのカードでメインデッキにあるキーカードに触れられるデッキを好む傾向があります。手札に特定のカードを必要とせずエクストラのモンスターを使用することでキーカードに触れられるのは安定感に繋がります。

直近で触っていたシャドールもシャドールークがキーカードです。

エルシャドールネフィリムを召喚することに成功さえすれば触れられるカードですがシャドールークは引いても墓地にシャドールが居ないと機能しない少し惜しい効果をしているせいでメインデッキに3枚キーカードなのにもかかわらず入れることに躊躇いを感じますがティアースケイルは初手にそもそもあればそれだけで手札に安定感をもたらしてくれます。

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ティアースケイル+コスト
手札を1枚捨てることで幻影騎士団ダスティローブを落とし、ダスティローブのサーチ効果で幻影騎士団サイレントブーツを加えそのまま特殊召喚(以下SS)。
2体でケルビーニ ケルビーニコスト彼岸の悪鬼グラバースニッチ グラバー効果 彼岸の悪鬼ガトルホッグSS墓地のサイレントブーツの効果で幻影霧剣サーチした処理後ティアースケイルの蘇生効果 ガトルとティアースケイルで虚空海竜リヴァイエール リヴァイエール効果コストガトルでサイレントブーツSS ガトル効果でグラバーSS2体でリヴァイエール リヴァイエール効果でダスティローブSSケルビーニとリンク バルディッシュ 2体のリヴァイエールでFNo.0未来皇ホープ 重ねてFNo.0未来龍皇ホープ バルディッシュ効果で幻影騎士団ラギットグローブ落とし幻影霧剣をセット

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3×3=未来龍皇までは作成できる非常に優れたカードです。みてわかる通り幻影騎士団のエンジンです。

次にロンゴミアント、素材が5つのロンゴミアントを目指します。何故ロンゴミアントを目指すのかですが、幻影が作りやすい先攻の妨害の中で一番質が高いからです。

相手がモンスターを場に出すことを封じることは基本的には勝利を差します。実際CSでロンゴミアントを召喚することに成功した試合の勝率は100%です。
勝利プランとしてはこのカードの着地を狙い次のターンでライフを取りきる事。



ここでロンゴミアントをフィールドに着地させるためのルートを記載します。

例 手札 3×4(1体闇)

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2体でケルビーニ ケルビーニのコストでダスティローブ 3体目とケルビーニでバルディッシュ効果発動ティアースケイル落とし 幻影騎士団シェード・ブリガンダインセット ダスティローブ効果で幻影騎士団ステンドグリーブサーチ 処理後ティアースケイルSS 4体目とティアースケイルでゴシップシャドー ブリガンダイン発動ステンドグリーブ効果起動SS 2体でロンゴミアント ゴシップシャドー効果でロンゴミアントの素材へ

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手札に幻影がいる場合(ダスティローブ)

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ダスティローブ通常召喚 2体目とケルビーニ ケルビーニコストグラバー 効果でガトルSSガトルとケルビーニでバルディッシュ ガトル効果でケルビーニ蘇生バルディッシュ効果で ブリガンダインセットティアースケイル落とし ダスティローブ効果でステンドグリーブサーチ処理後ティアースケイルSS3体目とティアースケイルでゴシップシャドー ブリガンダイン発動 ステンドグリーブSS 2体でロンゴミアント ゴシップシャドーの効果でロンゴミアントの素材へ

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ティアースケイルのおかげで(ステンドグリーブ以外の)幻影が実質3×2の役割を持ってくれます。



今期存在する展開系としてよく並べられるドライトロンや電脳と違って手札に幻影騎士団を求めないのは「テーマ」という幅を狭めるものに囚われずに構築することができます。

私は普段あまり展開系と呼ばれるデッキを選択する機会は少ないのですが、幻影騎士団が「テーマ」に縛られすぎずに動くことを可能としているため評価は高いです。
似たような例に3軸シンクロやドラゴンリンクが存在します。
テーマ内で動くことが弱いというわけではもちろんなく電脳やドライトロンのようにテーマ内でデッキが固められている方がテーマとしての力を発揮し、環境に合う、合わない以前に環境を塗り替えるほどの力を生み出します。そしてそれは幻影騎士団にも言えます。幻影騎士団もテーマ内で動くと先程の展開よりも強力な展開をします。

ティアースケイル+サイレントブーツ

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ティアースケイル通常召喚 サイレントブーツSS
2体でケルビーニ ケルビーニ効果でグラバー落とし 効果でガトルSS サイレントブーツ効果 霧剣サーチ処理後ティアースケイルSSティアースケイル効果コスト霧剣ラギットグローブ落とし ティアースケイルとガトルでリヴァイエールA ガトルコストリヴァイエール効果でサイレントブーツSSガトル効果でグラバーSS グラバーサイレントブーツでリヴァイエールB ラギットグローブ効果で幻影翼落とし リヴァイエール効果でラギットグローブSS ラギットグローブとケルビーニでバルディッシュ リヴァイエール2体で未来皇 そのまま未来龍皇 バルディッシュ効果でダスティローブ落としブリガンダインセット 霧剣と翼でティアースケイルとサイレントブーツをSS2体でゴシップシャドー ブリガンダイン発動 ステンドグリーブSS 2体でロンゴミアント ゴシップシャドーの効果でロンゴミアントの素材へ

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いわゆるバルディッシュ前未来龍皇ロンゴミアント

流石テーマデッキ。これぞ展開系と言った感じ。テーマで固められているので、先攻展開をした際に向かい風の手札誘発をどこかに当てても止めるのは難しいと感じさせます。

この展開の原理としてざっくりですが3×5(除外ゾーンに3×2)の展開です。
例に上げたティアースケイル+サイレントブーツはその基本展開です。

ダスティローブ+サイレントブーツ+SSレベル3

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ダスティローブ通常召喚サイレントブーツSS2体でケルビーニ ケルビーニコストグラバー グラバー効果でガトルSSレベル3SS 2体でリヴァイエール サイレントブーツ効果で霧剣サーチリヴァイエール効果コストガトルでサイレントブーツSS ガトル効果でグラバーSS 2体でリヴァイエールB ダスティローブ効果でティアースケイルサーチ リヴァイエール効果でダスティローブSS ダスティローブとケルビーニでバルディッシュ リヴァイエール2体で未来皇 そのまま未来龍皇 バルディッシュ効果で ステンドグリーブ落としブリガンダインセット ステンドグリーブ効果でティアースケイルSS ティアースケイル効果コスト霧剣 翼落とし 霧剣と翼でダスティローブとサイレントブーツSS 2体でゴシップシャドー ブリガンダイン発動 ティアースケイルとロンゴミアント ゴシップシャドー効果でロンゴミアントの素材へ

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ラギットグローブ+サイレントブーツ


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ラギットグローブ通常召喚サイレントブーツSS2体でケルビーニ ケルビーニコストグラバー効果でガトルSSラギットグローブ効果でティアースケイル落とし サイレントブーツ効果で霧剣サーチ処理後ティアースケイルSS効果コスト霧剣 翼落としガトルとティアースケイルでリヴァイエールA リヴァイエール効果コストガトル ラギットグローブSS ガトル効果でグラバーSS 2体でリヴァイエールB 効果でサイレントブーツSS サイレントブーツとケルビーニでバルディッシュ リヴァイエール2体で未来皇 そのまま未来龍皇 バルディッシュ効果でダスティローブ落としブリガンダインセットダスティローブ効果でステンドグリーブサーチ 霧剣と翼で ティアースケイルとサイレントブーツSS 2体でゴシップシャドー ブリガンダイン発動 ステンドグリーブSS 2体でロンゴミアント ゴシップシャドー効果でロンゴミアントの素材へ

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ティアースケイル+緊急テレポート+コスト

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ティアースケイル通常召喚 コストからラギットグローブ落とし緊急テレポート発動電脳堺姫ー娘々SS2体でケルビーニ ケルビーニコストグラバー効果でガトルSS ラギットグローブ効果でサイレントブーツ落とし 処理後ティアースケイルSS2体でリヴァイエールAリヴァイエール効果コストガトル ラギットグローブSSガトル効果でグラバーSS2体でリヴァイエールB サイレントブーツ効果霧剣サーチ リヴァイエール効果でサイレントブーツSS ケルビーニとバルディッシュ リヴァイエール2体で未来皇 そのまま未来龍皇 バルディッシュ効果でダスティローブ落としブリガンダインセット 霧剣を手札からセット ブリガンダイン発動 ステンドグリーブSS2体でバルディッシュのリンク先へエクシーズ バルディッシュ効果で霧剣を破壊 霧剣効果でサイレントブーツSS 娘々効果SS 2体でゴシップシャドー 効果でロンゴミアントの素材へ

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ティアースケイル+3×2+コスト

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ティアースケイル効果 コストデッキからラギットグローブ落とし SSレベル3Aとケルビーニ ケルビーニ効果でグラバー落としガトルSSラギットグローブ効果でサイレントブーツ落とし処理後ティアースケイルSS2体でリヴァイエールA効果でコストガトルラギットグローブSSガトル効果でグラバーSS2体でリヴァイエールB サイレントブーツ効果で霧剣サーチリヴァイエール効果でサイレントブーツSS2体でバルディッシュ リヴァイエール2体で未来皇そのまま未来龍皇 バルディッシュ効果でダスティローブ落としブリガンダインセット ダスティローブ効果でステンドグリーブサーチ手札の霧剣をセットブリガンダイン発動 ステンドグリーブSS 2体でバルディッシュのリンク先へエクシーズロンゴミアント バルディッシュ効果で霧剣破壊霧剣効果でサイレントブーツSS レベル3SSBとゴシップシャドーゴシップシャドー効果でロンゴミアントの素材へ

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もっとパターン自体はありますが、よく手札でみかける例をだしてみました。

ティアースケイル+ステンドグリーブ+コスト

のようなものでもできるのでほんとに色々あります。
これらと違うパターンでできるバルディッシュ前未来龍皇ロンゴミはこれら全ての応用なので割愛します。

幻影を使う上で大事なことの一つにして初手を見た時にロンゴミアントを作れるのかどうかの判断が着くかどうか
理論上3×4があれば出るのでルートが頭で辿れなくてもわかるようになります

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ニューロンのお試しドローを適当にカシャカシャ4回押しただけですけどルートは初手だけパッと見てもピンとは来ないですけど全部ロンゴミアントは成立することはわかります。

ただ出そうで出ないのがティアースケイル+娘々です。気をつけてください

【手札誘発を受けきっての展開】

私自身も普段は手札誘発への耐性は展開系を握る時にすごく気になっている側の人間。
展開系を握るとなれば知るべき必要のあるポイントの1つ

先に言っておきますが手札誘発の受けは最悪です。ドラゴンリンクのように手札誘発を受けたくないモンスターの前にアポロウーサを出したり3軸シンクロのようにハリファイバーの前にアークデクレアラーを出してケアをするといった行動が現状ロンゴミアントへ迎う前に取れないです。

「ロンゴミアントデッキ」ではなく「幻影騎士団」ということがここで活きてきます。

2つ目に意識してほしい所としてティアースケイルの蘇生する効果を発動するという話をしました。
ティアースケイルに触れるためには3×3=未来龍皇になる展開の手札が必要です。

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この手札、仮にバルディッシュに灰流うららを当てられたとしても
未来龍王+幻影霧剣の盤面にまではいきます。

2体でケルビーニ コストダスティローブ
3体目とケルビーニでバルディッシュ バルディッシュ効果に灰流うらら ダスティローブ効果でティアースケイルサーチ通常召喚 効果でコストからサイレントブーツ落としティアースケイルと4体目でリヴァイエール リヴァイエール効果コストティアースケイル ダスティローブSS サイレントブーツ効果で霧剣サーチ 処理後ティアースケイルSS2体で幻影騎士団ブレイクソード リヴァイエールと未来皇 そのまま未来龍皇





物量で手札誘発を押し切ってティアースケイルの蘇生効果を使用しています。

手札誘発をケアするという観点をロンゴミアントの出し方ではなくティアースケイルの蘇生効果を使用することにここから切り替えてほしいです。何度も言いますがロンゴミアントを作成できる手札は3×4です。ロンゴミアントを出すために構築することになるので実数値3×4が手札に最低限確保されているならば手札誘発は既に初めからケア出来ていることも同然です。


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この手札 先程ロンゴミアントを召喚するまでのケルビーニのコストにグラバーを選んでいましたが、ティアースケイルをケルビーニで落とすことでバルディッシュの効果に頼らずともティアースケイルの蘇生効果を発動出来ます。

ダスティローブ通常召喚 レベル3SSAとケルビーニ コストティアースケイル レベル3SSBとケルビーニでバルディッシュ バルディッシュ効果でサイレントブーツ落としブリガンダインセット サイレントブーツ効果で霧剣サーチ 処理後ティアースケイルSS ティアースケイル効果コスト霧剣ラギットグローブ落とし 霧剣効果でラギットグローブ蘇生 2体でゴシップシャドー ブリガンダイン発動ステンドグリーブSS 2体でロンゴミアント ゴシップシャドーの効果でロンゴミアントの素材へ





スカルマイスターやDDクロウ等のティアースケイルの蘇生効果そのものに対して妨害を当ててくるカードに関しては当然ですがティアースケイルは場に出ません。ターンを返してもらい次のターンに行動できることを意識することになります。
この手札だとティアースケイルの蘇生効果を防がれた際ダスティローブでステンドグリーブをサーチすればブリガンダインとエクシーズ。
ヴェルズナイトメアやバグースカ、ユニオンキャリアーから破壊剣ドラゴンバスターブレードをバルディッシュへ装備等に繋ぎターンを返してもらったりする手段もとれます。

アーティファクト・ロンギヌス
相手は手札を1枚消費しますがこちらは何も失いません。だからといって展開出来ないわけではなく3x3ならバルディッシュまでは到達するので墓地にティアースケイルの蘇生効果条件をみたす数の幻影騎士団を置きながら幻影霧剣を場に置けます。

ロンゴミアントに到達することもティアースケイルの蘇生効果も使えなくなるのでケアをすることは困難ですが3×3でケルビーニからグラバースからガトルを出しバルディッシュケルビーニ蘇生する3匹目を召喚しユニオンキャリアーにすることでこちらもバルディッシュにドラゴンバスターブレードを装備できます。

この案は今期始まるちょっと前に杉崎が教えてくれたもので、当初私は「ロンゴミアントのサブプランがドラバスてw」とメインにノイズが入ることも含めて嘲笑ってましたが最近流行りだしてて非常に驚きました。私自身のこういう部分が色々足りてないんだと改めて実感させられます。

ニビル
盤面は壊されます。墓地に幻影騎士団は沢山溜まっている状態にすることを意識することが精一杯ですが、今期ワンターンでライフを取りきってくるデッキも少ないので言うほど苦しくはない印象です。今後ギミック外でターンを返してもらえそうな札を用意する必要があるかもしれません。展開途中未来龍皇を召喚する直前にニビルを発動されることの想定としてリヴァイエール2体で未来皇を作るのではなく一体をブレイクソードにすることで以下のことができます。

相手エンドフェイズ 墓地の霧剣を除外しブレイクソードSS 処理後ティアースケイル効果SS 娘々効果SS
ターン渡って エクストラに残したリヴァイエールB 効果でレベル3をSS レベルを通常召喚 ランク3をエクシーズ 三体で未来龍皇





長期戦を控える相手にエクストラに存在するエースモンスターを絶やさない行動です。選択肢のひとつです。娘々勝手に絡んでる前提ですが絡んでなくてもレベル3をもう一体増やすだけで根本は変わらないです。

増殖するG
指名者とうららをデッキにフル投入でケアです。

話逸れますが投げつけられたGに対して指名者を投げつけているだけでケアとは呼ばない。
よく耳にはしますが、デッキを作る上で指名者をフル投入することが増殖するGをそこまでの枠を使って視ることができないデッキが存在します。このデッキは幻影騎士団とレベル3をたくさん入れるだけなので重い増殖するGを視るカードに枠を割くことができる。
デッキに増殖するGを無力化するカードをMAXの枚数入れていることそのものもケアと呼んでいいと私は考えてます。

今回先攻でロンゴミアントかティアースケイルの蘇生効果を使用することを焦点に当てているのでその両方を防がれてしまう増殖するGはギミック内でケアできないです。

ただ1番最悪なのはティアースケイルの蘇生効果にチェーンする形で増殖するGを発動されてしまうこと。墓地からティアースケイルが消えてしまいます。ですので何度も出てくるこの例としている手札の時

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ケルビーニでティアースケイルを落とすのではなくグラバースニッチを落とすことでどこに増殖するGを発動されても1ドローで場にケルビーニを残すことが可能になりケルビーニの場持ちの良さから次のターンに墓地へモンスターを溜めやすくなりスムーズに切り返すことができます。

何度も出している例の画像。ケルビーニで何を落とすのがいいのかは状況と残りの手札によると思います。増殖するGをケアできるカードが手札に来ているのならばグラバースニッチを落とす必要はないと思いますが、etやEDで場に打点の低いモンスターを残しておくのもなかなかに渋いものを感じます。
1つ言うとするならば手札に増殖するGをケアできるカードがなくこちらが先攻で相手プレイヤーのデッキが不明な場合ケルビーニでグラバースニッチを落とすように私はしています。

そのほかの場面で増殖するGを発動された場合は「打たせた」と捉えてます。それがこのデッキを、展開系を長く握り続けるコツだと考えます。発動されて苦しいのは皆同じです。

ここからは構築する上で意識したポイントや各カードの採用理由、後攻での立ち回りや対面しているデッキに対して意識していることなどを含めて色々書いていきます。

一先ずは最後という形を取らせていただきます。

以前CSへ出た際のレシピと他ブログを貼って終わります

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