Helltakerと一緒に地獄に付き合ってもらおう。
ハーレムをつくる夢を見たヘルテイカーが向かったのは地獄だった。
己に住み着いた欲望と欲望。
vanripper氏が生み出したソドムの街。
あらゆる性癖をコンクリートミキサーにかけてブチまけた、
ここは惑星Steamのゴモラ。
次回「地獄のCEO」。
来週もヘルテイカーと地獄に付き合ってもらう。
流石にこのゲームは語りてえという欲が抑えきれなかった。いやホント、Helltakerまじで面白い。しかも無料とか気が狂ってる。Steamからダウンロードできるので今すぐ。こんな文章読んでないで遊んでみてほしい。有志による日本語化MODもあるから!!!
こういう絵柄にはホントに弱い。好き。
5月11日に彗星のごとくあらわれたhelltaker。簡単に説明するといわゆる倉庫番といわれるパズルゲー。クリアすると強烈な個性をもった悪魔っ子(一名天使がいるけど)をハーレムに引き入れられるというものだ。パズルを完全にスキップできる機能もあるので、パズルゲー苦手な人も安心だ。
あっという間に日本語化MODがつくられて爆発的に流行している。Twitterにもpixivにも大量のファンアートが投稿されている。面白いインディーズゲームを開発してくださる方々にはホント頭が下がりますわ。なんども言うがみんなやろう。そしてパンケーキをつくろう。
普通にパズルゲーとして出来が良い
決められた手順以内にゴールまでたどりつけるかどうかというシンプルなゲーム性だが、これが面白い。序盤は結構ササッとクリアできるように作られてるが、6ステージ目からそこそこ難易度が高くなってくる。9ステージ目のパズルはかなりの難易度となっている。ハーレムに加えた悪魔にヒントを聞く機能はあるのだが、9ステージ目ともなると「さっさとスキップしろ」なんて言われてしまう。というかだいたいは悪魔っ子たちがコントみたいな掛け合いを始めるのでまともにヒントはもらえない。
その分クリアして悪魔っ子とイチャイチャするときの達成感は本当に良い。どうしてもクリアできなかったらスキップしてしまえばいいし。
かといって、パズルを遊ぶ意味を完全になくしているわけではなく、このゲームには隠しエンディングが用意されているのだがそれを観るには、真面目にパズルやって隠しアイテムをとらなければならない。隠しエンディングに出てくるキャラも最高にかわいいので絶対に見といたほうが良い。
全部の要素をやり込むのに2時間弱ほどしかかからないのも遊びやすくて良い。俺はあほなので6ステージ目からめちゃくちゃ時間かかっちゃったけど。パズルゲー苦手っす。
めっちゃ個性的なキャラクター達
そしてなんと言ってもこのゲームで一番魅力的な要素はキャラクターだ。ハーレムに加わってくれる悪魔っ子は勿論のこと、主人公のおっさんも魅力的だ。
うーーん可愛い
うーーーーん可愛い
SATANってなんやねん
オソロかい
こんな感じでハーレムを構成する悪魔っ子はみんな超個性的だ。
カフェイン中毒のOL
色情魔とみせかけて実はピュアな子
三つ子悪魔だからケルベロス
酒好きのターン制ストラテジーゲーマー
オタクに優しくないビッチ
悪魔を研究する為地獄に来た真面目(?)な天使
ノリの良い姉御系
微妙にポンコツっぽいCEO
融通がきかない最高断罪官(断罪官?)
などなど。一人は性癖にベストマッチする子がいるはずだ。俺は・・・ズドラーダですかね・・・(ニチャア…
あとみんなスーツで衣装が統一されてるのもなんか良い。地獄もやっぱ会社みたいに運営されてるんですね。地獄のトップがCEOって面白い。でも自分の事「地獄の女王」って名乗ったりもするから現世の時代に合わせて地獄も様変わりしていったのかあ?とか考えるとまた面白い。昔はスーツじゃなくてもっと物々しい服装してたのかな?キャラの考察しがいもあるいいゲームだ。
ハーレムが作りたいがために地獄に乗り込んだ主人公、「ヘルテイカー」もいいキャラをしている。ハーレムを結成して「また俺なにかやっちゃいました?」とか抜かすナヨナヨっとしたもやしみてえなイキリなろう主人公とは違い、ハーレムになってくれた子を甲斐甲斐しく世話する親父みたいな人物だ。
そもそも行動原理が「ハーレムつくりたいから」っていうのがなんか好感持てる。己の欲望に正直なキャラは良い。そのために命すら投げ出すのだから相当なものだ。最後みんなにパンケーキを振る舞ったりご近所トラブルをおこした子をフォローするために警察とお話するところとかハーレムの主というよりは子沢山の親父だ。
俺はあんまりハーレム物が好きではないが、主人公がここまでナイスガイだと普通に面白いと感じる。女の子も重要だがやっぱり男キャラも重要だよ。
洋ゲーのレパートリーも増えたなあ
一昔前は洋ゲーでキャラ萌えを感じられるようになるなんて考えもしてなかった。だいたい厳ついオッサンやゴリラみてえな女がゴリゴリ戦うゲームか、シビアなつくりのシミュレーションゲームばかりだと思っていたが、最近はインディーズゲームの流行りもあり、日本のゲームにがっつり影響受けた洋ゲーも増えている気がする。有名どころで言えば社会現象レベルで流行った「Undertale」日本のギャルゲーを最大限リスペクトしてつくられた大傑作「ドキドキ文芸部」なんかがある。
そういったゲームのレパートリーが増えているのはすげえ喜ばしい。インディーズでゲームを開発しやすい、売りやすい環境が整ってきているのが最大の要因だろうか。そのうち和ゲー、洋ゲーと区別する時代も終わりを迎えるかもしれない。
うんかわいい。
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