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「VALORANT」でクラシックなFPSの面白さを再確認した

いやーーーおもろいっすねVALORANT。こんなクオリティーのゲームを無料で展開しちゃうライアットの凄さときたら無いっすね。CODMW2019やったときも思ったけどなんかこう、昔に遊んだゲームの良さが前面に出てるゲームが最近一番楽しく感じられる。おれももう”おじ”やね。

PVのつくりもすごい。シャレオツ。

あのLOLのライアットゲームズがFPSつくってますと発表されたときの衝撃はすごかったと思う。俺はLOLは遊んでいないが、ちょっとゲーム好きな人なら誰でも知っている、世界で一番盛んなゲームの一つだ。そのライアットがFPSをつくる。それもCSGO(カウンターストライクグローバルオフェンシブ)っぽいゲーム性で。アガらないわけないだろう。

2020年夏にサービス開始と発表されて、7月下旬くらいかなあとかおもってたらまさかの6月2日。予想してたよりもすげえ早いサービス開始に震えちまったよ俺は。日本でベータやらなかったのはチャラにしといてやろう。そんなわけでメッチャVALORANT楽しんでます。

やっぱめちゃくちゃCSGOに似てる

ベータのプレイ動画を観てたときからすげえCSGOっぽいなーとは思っていたが実際プレイするとやっぱCSGOだなって実感した。最初に持ってるお金が800クレジットなのまで同じだ。

銃を撃つ感覚もCSGOっぽい。何も考えないでフルオートでぶっ放すとまともに弾が飛んでいかない、しっかり立ち止まって撃たなきゃいけない・・・等々、弾を当てること自体が若干シビアなのも実にCSGOっぽい。

ただCSGOの少しシビアしぎたところは大分とっつきやすくはしている。アーマーとヘルメットに防具がわかれて無いとか爆弾解除キットがないとか。アサルトライフルにADSがあるとか。

基本ルールも攻めと守りに分かれ、攻め側は爆弾を設置し、守り側はそれを阻止する・・・という実にクラシックなルールだ。初代カウンターストライクからCSGOまでずっと愛されてきたルールだし、他のFPSでもよく似たルールをみる。CODのサーチ・アンド・デストロイとか。

だからこそと言うべきか。長年愛されているルールは面白いから長年愛されているのだ。CSGO歴7年(プレイ時間40時間)の俺もニッコリ。

一昔前の無料FPSはいわゆるカウンターストライククローン(CSクローン)と呼ばれるものが多かった。サドンアタック、スペシャルフォース、AVA、カウンターストライクオンラインなんてものも。これらは今ではかなり下火になってしまったりサービス終了したりしてしまったが、10年前くらいはホントにものすごい勢いだったのだ。それぞれのゲームが結構うまくつくられていたのもあったが、やっぱりカウンターストライクの完成度が高かったんやなあと思う。

そしてそんなCSクローンもあまり遊ばれなくなったこの令和の時代に突如として現れた「VALORANT」。めちゃくちゃ丁寧に作られている。遊びやすさ、UIの見やすさ、本当に完成度が高い。ガチンコで対戦するFPSを本気で作ったろ!という気持ちがビシビシ伝わるすごいゲームだと思う。

思うに、最初からCSクローンをつくろうとした訳ではなく、いわゆる「競技性」が高い面白いFPSをつくろうとしたら結果的にCSクローンになったんじゃないかなあ。

技術介入度はある程度高い方がとっつきやすいのかも

VALORANTはただ立ち止まっている敵に弾を当てるだけでも少し慣れが必要だ。武器も試合開始前に購入するシステムなのでマネジメントに頭を悩ませることになる。キャラごとのスキルの使い方など、結構練習しなければならないことは多い。中々に技術介入度が高く、ちょっととっつき辛い初心者お断りのゲームに思える。

ただ、これはFPSに限った話ではないかもしれないが、対人ゲームはある程度技術介入度を高めにしたほうがとっつきやすいと俺は考えている。

Bot撃ちをしてAIMを鍛える、MAPを一人で歩いて構造を覚える、キャラごとの知識を仕入れる、装備の買い方を勉強する・・・等々。一人でする練習がそれなりに勝ちに直結しやすい。

強くなるのに実戦が一番なのは間違いないと思うが、上達するための比重があまりにも実戦に傾いており、経験だけが物を言うようなゲーム性だと初心者にあまりもワンチャンがないと思うのだ。

このゲームで毎回出合い頭に頭をブチ抜くのは相当難しい。ある程度やっている中級者レベルの人でも困難を極めるだろう。

だからこそ、まだ数戦かしていない初心者の人でも、中級者の人に立ち回りなど経験によって鍛えられる部分では負けていてもBot撃ちだけはしっかりしていてある程度ヘッドショット出来るようになっていれば、ワンチャンあるのだ。

そういった格上に一矢報いることができることがないこともない、となれば練習が活きたなあとなり嬉しいのだ。そしてそれはモチベにつながる。なんだかんだゲームはやっぱり勝つのが楽しいのだ。

あとは嫌でもガチンコで戦わなければならないゲーム性なので、上達を実感できる頻度が多いのもすごくモチベ維持につながると思う。

VALORANTはそんな「努力する快感」を本当に上手に味あわせてくれるゲームだと思う。そのうちワンチャンすら許してくれなかった上級者の人に食らいついてみたいなあという気持ちも湧きやすいんじゃないかな?

戦い続ける歓びを

VALORANTは結構遊んでて疲れるゲームではある。13ラウンド先取はちょっと長い。早くても30分ちょい、フルセットいってしまうと1時間ほどになってしまうこともある。あとガチンコすぎるゲーム性なのでミスして負けの原因つくってしまったときのプレッシャーがハンパじゃない。

が、やはりコツコツと積み上げてきたものが実って勝てたときの快感もひとしおだ。戦って戦って戦って・・・負けたり勝ったりすることのなんと楽しいこと。

この令和の時代にやたらクラシックなゲーム来たなーとはおもうがやっぱ面白い。

中身はクラシックだがガワはかなり今風でとっつきやすい。新時代のCSクローンとも言えるVALORANT。みんな是非プレイしてみてね。






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