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アニメ「魔王学院の不適合者」4話を観た感想

正直義務感で観てるかもしれないこのアニメ。しばらくなろう系のアニメ観てなかったから今季くらいは追いかけなきゃネ。

前回、結構続きがきになる終わり方をしたのでそこそこ4話楽しみにしてました。15歳になった瞬間に消滅してしまうというミーシャ。試験で良い点もらうために二人を騙したとは言っているがなんか行動がちぐはぐなサーシャ。というか感情が高ぶると破滅の魔眼が暴発するって危なすぎるよな。・・・ちょっと仮面ライダー2号みたいでかっこいいけど。

3話の感想はこちらから

結構重い設定あんのね

ミーシャが消えてしまう理由はなんとそもそもミーシャは存在しない人間だったからだと言う。前回出てきた7魔皇老のアイビス・ネクロンがサーシャが胎児のうちに無理矢理魔法で双子にしたかららしい。分離した目的は15歳になると融合してしまうのを利用してより強い魔族をつくりだすためだと。そのときにはコピー元であるサーシャが主人格となる為ミーシャは消えてしまうとのことだ。

生まれながらにして15歳までしか行きられない宿命があるとか可愛そうがすぎる。ミーシャはそれを漠然と受け入れてたが、もしミーシャが「頼んでもないのに何故私を作り出した!!」という思考に至って仮面をつけ始めて世界を滅ぼそうとし始めたらどうするつもりだったのだろう。「これが人の夢、人の望み、人の業!! 『他者より強く』、『他者より先へ』、『他者より上へ』!!」とか言い出したりして。

こりないねサーシャも

そして逃げ出したサーシャに追いつく二人。そしたらまたしてもアノス様に勝負を挑むサーシャ。いや無理やろ。あんなにボコボコにされたのにまだ挑む気か。まあそれをサーシャも自覚してるのか普通に戦うのではなく、なんか自分が今から魔法陣を描くからそれを再現できればアノスの勝ち、出来なければ負けという勝負を挑む。なんか回りくどいっすね。

アノス様が勝てばミーシャの質問に答え、負けたらアノス様に命令に従ってもらうよう要求する。ほんまにサーシャさんそれ好きっすね。男を手玉に取りたいタイプかしら。

そして魔法陣を書き始めるサーシャ・・・いや長いな。すっかり暗くなるまでやってるよ。試験の時間とか大丈夫かな。大人しく待っているアノス様もえらい。しかも自分で魔法陣かいといて「こんな大魔法自分じゃ行使できない」とか言い始めてアノス様にそれを行使させる。・・・えっ元々勝つ気なんてなくてアノス様を体よく利用したんか。恐ろしい娘・・・

メンヘラとか言ってごめんなさい

が、その魔法の正体はなんと消滅してしまうのをミーシャじゃなくてサーシャにする魔法だったのだ。泣かせるじゃねえかよ。サーシャはずっと自分が身代わりになる方法を模索し続け、この魔法を編み出したという。しかもこの魔法の発動条件が、ミーシャに拒絶されることだったらしい。そうか・・・だからあんなメンヘラっぽい行動してたしやたらミーシャにきつく当たってたのね・・・いやナイフで刺すのはいくらなんでもやりすぎな気はするけど。アノス様が治してくれるであろうからやったのかもしれんが。

が、今までの話をみれば解る通り、ミーシャはあんなことされてもずっとサーシャのことが好きだったから拒絶なんてする訳がないのだ。「私は不器用なサーシャが好き」と言う。「私を拒絶してくれないとミーシャが消えちゃう!そんなのイヤ!」と言うが「私はいなくならない。サーシャになるだけ」と返す。おいおいおいおい泣かせるじゃねえかよ。でも寂しい・・・のう・・・

が、まあそれを側で観ているのはあの男な訳でして。

流石ですアノス様

そこでいきなり「二人とも救ってみせる」というアノス様。なんでも二人は元から双子として生まれるはずだったという風に過去改変をするらしい。そんなことまでできるんかよすげえな。

が、そこでアイビス・ネクロンの邪魔が入り、アノス様の心臓を剣で突き刺してしまう。なんでもサーシャとミーシャを融合させて始祖の器にするつもりだったらしい。いや始祖本人今剣で刺してますけど。

まあでもそこはアノス様。心臓を潰されたというのにめっちゃ元気だ。「心臓を潰されたくらいで俺が死ぬとでも思ったか」ってまじかっけーす。そして難なくアイビスを退ける。これで無事に魔術を行使は・・・できないんだなこれが。なんか時の番神とかいうやつに邪魔される。過去改変はだめだよってしてくるよくいるタイプのアレだ。

さすがの時の番神。アノス様のジオグレイズも時を止めてかわし、瞬間移動でアノス様の胸を鎌で貫き消滅させる。塵となって消えてしまうアノス様。もう流石にダメ・・・では全然なかった。しれっと復活する。「殺したくらいで俺が死ぬとでも思ったか?」と意味不明だが説得力はある。

ならばと時の番神は完全に時間を止めて・・・も普通に動いているアノス様「時間を止めたくらいで俺の歩みを止められるとおもったか?」って・・・アッハイ。

そこでのアノス様の問いかけもまた面白い。「魔王とはなんだ?力か?称号か?権力か?全て違う。俺が俺であるということだ。」なんかローランドみたいなこと言うね。

そして姉妹には「だまって俺について来い。あらゆる理不尽は俺が破壊してやる」といい、時の番神を魔剣で退け、サーシャもミーシャも消滅しないでよくなる。さすがはアノス様。そこにシビれるあこがれるゥ。

そこそこ面白いけどちょっと不満を言うとすれば

いやあ。清々しいほどの最強っぷりっすねアノス様。ものすごい不死性に時間停止すらきかねえってすげえや。

でもその不死身っぷりをアピールするシーンなんだけど描写が結構似てたから「HELLSING」のアーカードと比較しちゃったかな。アンデルセン神父と初めて戦ったところで首をチョンパされてしまうが、復活するあのシーンだ。主人であるインテグラが「首を切った?心臓を突いた?そこいらの吸血鬼と彼を一緒にするなよ。そんなモノでは死なない!」と言った瞬間禍々しく復活する。すっげえカッコいいし、なによりそれを自分ではなく仲間に言わせるってのが良い。

アノス様も中々かっこよかったが、なんかあっさりした印象は否めない。しれっと復活するし、何より戦っている相手がただの小物っぽく描写されている。アンデルセン神父のような圧倒的なカリスマ性があるヤツと戦っての描写と比べるとどうしても見劣りしてしまう。

それとかなりどうでもいいんですけどこの作品の固有名詞やたらと濁点多くない?主人公のアノス・ヴォルディゴード、魔法の名前もグレガ、ジオグレイズ、ゼクト。他にも理滅剣ヴェヌズドノア、時の番神エウゴ・ラ・ラヴィアズ・・・などなど。中2感マシマシになるからいいけどなんかこう・・・他人の黒歴史ノートを覗き見しちゃっか感覚になる。ごめんねなんか。

5話から第2章がはじまるらしい。・・・観ます。ハイ。

5話の感想はこちらから

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