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アニメ「魔王学院の不適合者」8話を観た感想

最近少しだけ暑さがましになってきたようなそうでもないような。そんな毎日にうんざりしているそこのアナタ!なろうアニメを観ましょう!まるで氷点下なのかと錯覚するほどの寒い展開を観て暑さを吹き飛ばそう!

いや、魔王学院の不適合者はそんなアニメではないんですけど。前回に引き続き8話もかなりおもしろかったです。なろうアニメ観てたと思ったらジャンプアニメだったみたいな展開でしたね。アノス様も絶対的・・・ではあるんだけど魅せ方とかちゃんとしてるんだよねホンマに。

7話の感想はこちらから

案の定罠やん

魔剣大会もついに決勝戦。レイくんとアノス様の対決だ。が、この陰謀渦巻く魔剣大会。普通には戦わせてくれない。アノス様には魔力を吸い取る腕輪をつけられるしアノス様が買ったらレイくんが死んでしまうギミックまで仕組まれている。・・・まあどうせアノス様はなんとかしちゃうだろう。

案の定魔力を吸い取られ続けられるのをハンデにもならないと言って戦い始めるアノス様。ここのアノス様とレイくんの戦闘シーンは中々見ごたえがある。作画もすごく良い。一般人からはなにをしているかわからないほど早く動いているというヤムチャ視点の演出も完備だ。

レイくんの方も皇族派とか陰謀とかは無視して全力でアノス様と戦いたいと言って自分が死ぬのも母親も助けられないのも覚悟で挑んでくる。・・・まあアノス様がどうせなんとかしちゃうだろう。

まあ勿論アノス様が勝つのだが左腕をもがれた挙げ句なんか異空間に飛ばされてしまう。そこで遂に黒幕とご対面となる。なんと統一派を率いていたメルヘイスとかいう奴や。やっぱ騙してたんかお前~~~~

騙されたら騙し返す

が、アノス様も罠を仕込んでいた。レイを殺したと見せかけて実はレイに取り付いていた命令に逆らうと死んでしまう罠を破壊しただけで不意打ちをしかけてきたザコ二人を不意打ち仕返して瞬殺する。ゴリ押しだけじゃないんですねアノス様。

メルヘイスもそのくらいは想定していたようでかつてアノス様が命を捨ててまで発動した世界を隔てる壁を密かに回収し攻撃魔法として転用してくる。ついでにさっき吸い取ったアノス様の魔力も利用してくるという用意周到ぶり。流石のアノス様も自分自身の力を利用されたら少し手こずっているみたいだ。アノス様を舐めてかからない敵が出てきたの初めてでは?

まあアノス様なんとかしちゃうんだけど。それもメルヘイスは想定していたようで自分以外絶対に入れない空間に逃げ込んでそこから遠距離攻撃を仕掛けてくる。とんでもねえクソゲーじゃねえか。しかもレイとその母親も人質にとる。なんて野郎だ。

ジャンプ漫画みてえだ

自分にバリアを貼りつつ別次元にいるレイ達にもバリアを貼っているアノス様。さっき魔力を吸い取られていたのもありそこから更に反撃するのは少々難しいらしい。アノス様がこんなこと言うのマジで珍しいな

そこでバリアの魔力を剣に変えてレイに戦ってもらおうとするがレイも先程のアノス様との戦闘もあり満身創痍だ。もう僕にそんな力はないという。そのとき、死にかけだったレイの母親が最後の力を振り絞って自分を剣へと変化させてレイに託す。おいおいおい。こういうベタな展開に弱いんだよ俺は。・・・そこでレイの幼少期の回想シーンが入るんだけど包丁をみるなりいきなりこれで鍋を叩き切ってみたいとか言い出すガキンチョだったのか。サイコパスすぎる。

そして空間をも切り裂いてメルヘイスを引きずり出すことに成功する。ここの演出が中々にくい。母の形見ともいえる剣で泣きながら戦うレイに物悲しい音楽。いいねえ。こういう演出も好きなんすよぼく。

しかしメルヘイスはまだまだ余裕そうだ。まだ引きずり出されただけ。アノス様には場所は感知されていないし魔力もまだまだ余裕がある。が、すぐ後ろにアノス様が・・・いつの間に来やがったんだ。

流石はアノス様です。

レイの剣でつけた傷を目印にして居場所をつきとめたらしい。流石はアノス様です。メルヘイスは「勝ったと思うなよ・・・」と負け惜しみを言ってくるがもう勝負ついてるから。

ありったけの魔法を叩き込まれるが勿論アノス様は無傷である。前も使ってた魔剣(名前長いから省略)でボコボコにする。こりゃいかんとメルヘイスは逃げ出し攻撃をかわし切るがなぜかズタボロになっている。「かわした程度で避けられると思っているのか」って・・・久々にききましたその言い回し。

そしてやはりメルヘイスは操られていただけらしい。前回アノス様と会ったあと何者かに闇討ちされてしまったのだと。ちらっと魔王を騙るアヴォスとかいう奴もでてくるが、ここではまだチラ見せレベルっぽい。

その後、魔剣大会で優勝したアノス様は父親が鍛えてくれた剣をこれでもかと自慢する。親孝行もんやでホンマ・・・

が、これには他にも意図があり、レイの母親は剣の精霊であったので「剣」の噂をひろめることで精霊としての存在を確固たるものにし、消滅を食い止めるという意図もあったのだ。流石はアノス様。全ての理不尽を破壊し強引にすべてハッピーエンドに持ち込んでしまうな。

レイくんも母親が全快し万々歳。魔剣大会もアノス様の優勝で全てが丸く収まる。よかったね。

・・・普通のアニメだったら絶対にレイの母親死んでそうだけどまあ、こういうなろうには少しでも鬱要素があったらいかんのかもしれんね。

9話の感想はこちらから


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