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アニメ「魔王学院の不適合者」7話を観た感想

本当に面白くなってきたこのアニメ。正直7話は今までで一番面白かったです。シリアスな笑い、キャラ、アノス様の魅せ方。いやほんと、この作品に何が求められているかを制作陣はわかってんだなーと思う。

・・・あと実は今季はこのアニメしか観てないんですけど他になんか面白い作品ありますかね?

6話の感想はこちらから

開幕からぶっこんでくる

取り敢えず開幕は魔剣大会の一回戦から・・・なのだがなんかアノスファンユニオンのメンバーがアノス様の応援歌歌ってる。しかもなんか歌詞がキテレツだよ。こんなん笑うわ。一生懸命考えたんやろなあ。

そんなアノス様応援歌をバックに相手をボッコボコにするアノス様って絵面も最高に面白い。なんか相手がすげえ大魔法使ってるっぽいんだけどそれをなんの苦労もなく無効化する・・・っていつものやつだ。

そうそう。でもこれだよ。こういう意味不明なギャグシーンを俺は求めていたんだよ。こいつはホント、制作陣わかってるぜ。

ボッコボコにした後、相手が「何故その程度の剣に・・・!」と負け惜しみを言うが、アノス様は「真の名工が心を込めて鍛えた剣には魔力とは違う別の何かが宿る。父さんの剣を舐めるな。」と言い返す。めちゃくちゃカッコいいやんけ。家族思いなアノス様素敵よ。

あとこのボッコボコにした相手は担任のエミリア先生のお兄さんだったらしい。観客席で先生がすげえ悔しそうにしてる。いつもアノス様に辛酸を嘗めさせられてますね。

決勝であおうぜ

一方でレイくんも難なく一回戦を突破しているっぽい。が、何故か皇族派の組織の代表として出場している。学院の代表じゃなかったんけ。中々怪しい雰囲気になってきましたね。レイくんも何も聞かないでくれってわざわざアノス様に直接言いに来るし。

が、そこはアノス様。レイくんが首輪をつけられており逆らったら根源を滅ぼされてしまう仕掛けを施されていることを見抜く。ついでに入院中の母親が人質に取られているのではないかと。

ベタな展開だけどだからこそ中々面白い。決勝であおうぜって言ってたのもいいね。

そして魔剣大会の1日目の日程が終了した後、アノス様はミサを連れて病院へと向かう。剣は無くすと失格になってしまうらしく、お母さんが預かってくれると。いい母親や。あとファンユニオンのメンバーが護衛してくれると言い始める。もういっちょ前にアノス様の配下やね。

不安要素は全てアノス様がどうにかする

レイくんの母親が入院している病院に行き、病を治してやろうとするアノス様だが、どうも一筋縄ではいかないらしい。患っていつのは精霊病というもので根源が消滅しそうな状態でしかも半霊半魔特有の病らしい。原因としては精霊は噂や伝承が源になっているが、半霊半魔だとそれが希薄で消えてしまいやすいらしい。

アノス様でも結構これを治すのは難しいっぽい。そんなこともあるんやな。まあ前回「俺が誰よりも優れているのは破壊だけだ」とか言ってたしこういったものは得意分野ではないのだろ。が、手が無いわけではなく、かなりの危険を伴うが、同じ半霊半魔にもかかわらずすげえピンピンしているミサの根源を少しずつ分け与えればどうにかなるかもしれないらしい。

それを快諾し自分も消滅するかもしれないのに強力するミサもええ子やね。レイくんとのフラグにもなるのかしら。

・・・ここでアノス様が妙な気配を感じ取る。外をやたらと気にするアノス様。まさか母親が。

汚いなさすが先生きたない

ファンユニオンの娘たちに護衛されながら家に向かうアノス様のお母さんだったが、目の前にいきなりエミリア先生が現れる。なんの用かと思ったら「決勝戦だけ魔剣は運営が預かる規則なんですよ」と言い剣を与ろうとするが、これはアノスちゃんの大切な剣だからとそれを拒否するお母さん。

モチのロンこれは兄貴をボッコボコにされてキレちまった先生がアノス様を不戦敗にしてやろうと剣を奪いに来たのである。アノス様からすればなんてことない相手ではあるが、一応魔王学院の教員である。普通の混血でしかないファンユニオンのメンバー8人がかりでも歯がたたない。瀕死になるまであっという間においこまれてしまう。

が、彼女たちには意地がある。それでも立ち上がりアノス様の母親を守ろうとするがやはり気合と根性だけで戦力差は覆せるものではなく、全員消し炭にされて殺されてしまう。・・・結構描写がエグい。かわいい女の子8人が真っ黒になって死んでいる絵面は中々強烈だ。絶体絶命のお母さん。もうダメだと思ったそのときに・・・

物凄くエグい仕打ちしますねアノス様

ギリギリでアノス様が駆けつける。・・・いたってベタだけど面白い展開で好きなんだけどなろう系でこういう描写珍しくない?他の作品だったら最初からお母さんにアノス様同行してそう。

命を捨ててまで母親を守ってくれたファンユニオンのメンバーを速攻蘇生してみんなに労いの言葉をかけるアノス様。名前も一人一人名乗ってもらい、「生涯その名を忘れん」って言うアノス様かっこいい。俺は秒で忘れた。

そこからアノス様の反撃が始まる。いつも飄々としたアノス様の様子がいつもと違う。メッチャクチャ目つき怖いし完全にキレてますね。「俺は感情に身を任せる愚かな真似はせんと思っていたが中々どうして間違いだった」とわざわざ魔剣大会の会場にエミリアとテレポートした後いきなり背中から心臓を剣で一突きする。「致命傷をおわせたが俺を暴虐の魔王と認め命乞いすれば助けてやろう」と中々に魔王っぽい振る舞いをする。

最初は誰がお前なんかに!と強がるエミリアだが剣でグリグリしていじめてやるとケロッと命乞いをし始める。襲撃したとき混血は出来損ないだとかなんとか散々ザコムーブするからやで。

が、「心にもないことを言うな」と普通にぶっ殺すアノス様。ケンシロウみたいなことするね。・・・と思ったらいきなり蘇生してあげる。なんや流石に・・・が、なにか蘇生されたエミリアの容姿が少し違う。なんと自分自身が散々バカにしてきた混血に転生させてしまったのだ。うわっ。死ぬよりひでえ目にあわせやがった。しかも幾度死のうとも絶対に混血に転生する呪い付き。

違う視点からこの国を見つめてみよと言い置き去りにして帰るアノス様。あの・・・エミリア全裸なんですけどそのくらいは配慮してあげても・・・

その間も自分の根源をレイくんのお母さんに分け与えていたミサだったがそこをレイにみつかる。レイくんはミサを気絶させて無理矢理止める。もしかしたら本当に死ぬかもしれないのにやめる気配がないから致し方なくって感じだ。ミサもレイくんもどっちもすごくいい子やね。


いや本当、7話は中々おもしろかった。「悟空ぅーーーー!!!はやくきてくれー!!!!」をなろうで見れるとは思ってなかったし、ケンシロウ並みに悪党をボコボコにするアノス様も良い。何よりも冒頭のアノス様応援歌が面白すぎる。そのうちフルが配信されたりするのかしら。

8話の感想はこちらから


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