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アムルタートのよもやま

皆様、こんにちは。
作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。

今回、御紹介する記事は、こちら!

いわゆる、
UMA(未確認生物)が取り上げられております。

かつ初出は25年前ながらも、
UMAとして「日本オオカミ」に関し、
言及されたコラムが掲載されております。


日本オオカミ


日本オオカミは、
古来「作物を害獣(特に狐)から守ってくれる」存在として大事にされ、
大口真神(おおぐちのまがみ)として神格化されており、
古くは日本武尊(やまとたけるのみこと)東征の折に、
日本武尊を助けたとの記述が日本書紀にあります。

関東では大きなところでは、
三峰神社、武蔵御嶽神社が大口真神を祀っており 、
日本オオカミ即ち大口真神は
「おいぬさま」と呼ばれております。

その日本オオカミは、
「明治期に絶滅した」とされておりますが、
一種のUMA(未確認生物)として、
日本オオカミ生存の噂が絶えず、

その発端となった謎の生物は、
「秩父野犬」と呼ばれていたりもします。

大口真神式年祭


折しも去年(2023年)は、
東京都青梅市の武蔵御嶽神社にて、
大口真神式年祭が執り行われました。

普段は拝することのできない、
大口真神(おおぐちのまがみ)様に、
謁見可能な貴重な機会となりました。

大口真神(おおぐちのまがみ)様への拝謁が、
可能になるのは、12年後です!

そもそも論として、
2023年に執行された大口真神式年祭にしても、
その期間に昇殿参拝し、
御狗様の御神像を拝することが出来るようになったのも、12年前からで。

一般人が拝謁可能になったのは、
今回で2度目なんです。

クラウドファンティング


加えて、
2023年に執行された大口真神式年祭に際し、
武蔵御嶽神社は、
クラウドファンティングを行いました。

返礼品に、何と何と!
各宿坊のお狗様のお姿を収めた写真集があったんですよ!

「寄付は返礼品で決めない」主義でしたが、
そんなこと言ってられない!
お狗様の写真集!

しかも、武蔵御嶽の各宿坊のお狗様の御神像まで、
収めている写真集だったんですよ。

写真集は、こちら!

まさかのまさかで、
生きている間に、
各宿坊のお狗様の御神像を、
拝見できる機会があろうとは、思いもしませんでした。

しかも、写真集として、手元に置いておける!
生きてて良かった。

日頃から、
お世話になっている神社様でもあり、
お狗様写真集コースに、小遣い突っ込みました。

オオカミさんの護符


日本オオカミ即ち大口真神は、
三峰神社や武蔵御嶽神社では御神符となっており、
オオカミさんの護符に関するDVDも刊行されております。

DVDのあらましは、こちらから。

最新科学で迫る日本オオカミの実像

「日本オオカミ」とは、
果たして何なのか?

最新の科学的検証も、行われ始めております。

日本オオカミの起源に迫るDNA解析が、
山梨大で行われ、
DNA解析に「オオカミの化石」が使われたようです。

結果的に、大陸由来の2系統が交雑し誕生した、
固有種であることが、判明したようです。

https://www.yamanashi.ac.jp/wp-content/uploads/2022/05/20220510pr.pdf

最近では、
「ヤマイヌ」の一種とされていた剥製が、
日本オオカミであると、
都内の女子中学生が指摘して、
話題になりました。

古典に見る日本オオカミ〜別本八重葎

鎌倉~近世に掛けて書かれた、
主に源氏物語を下敷きにした、
今風に言えば「パロディ」のようなものを総称して、
擬古物語(ぎこものがたり)と言うのですが。

そうした擬古物語の1つに
「別本八重葎(べっぽんやえむぐら)」というお話があります。

成立年代は不詳ながら、
おそらくは、
室町あるいは江戸と言われているお話です。

笠間書院から出版されており、
中世王朝物語全集に収録されています。

で、この別本八重葎(べっぽん やえむぐら)なんですが、
須磨に流された光源氏の帰りを待つ末摘花が、
狐などの妖怪に化かされるというお話で。

最終的には、
童の犬が偽源氏の一行に吠え掛かり、
偽源氏の一行(狐が化けている)が、
ホウホウの体で逃げ去るというもの。

これなんかは「別本八重葎」が成立した頃には
・狐は犬(オオカミ)に弱い
・オオカミは、害獣(主に狐)から田畑を守ってくれる

というオオカミ信仰が、
広く一般に認識されていた、
一つの証左なのではなかろうか?と、
思うんですよね。

黒い野獣伝説〜イギリス

武蔵御嶽神社の大口真神祭や、
クラファン返礼品の写真集で、
頭が一杯になり。

うっかりすると、
見過ごしそうになりますが
本稿「謎の野獣を追え!」の本文中には

「黒い野獣の目撃事件というと、
イギリスでは、
かなり古くから民話や伝説の中に、
黒い不吉な犬の話が登場する」という一文があります。

この

・かなり古くから
・民話や伝説の中に登場する
・黒い不吉な犬の話

これが、
コナン・ドイルのシャーロックホームズで、
『バスカヴィル家の犬』として結実することになります。

参考HP


武蔵御嶽神社

三峰神社

NPO法人 日本オオカミを探す会



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