見出し画像

不語怪神(ふごかいしん)第1巻-素晴らしい会議による介入

三十年間、私はその男の話を聞かされてきた。だが誰に?ここでは感覚や記憶は意味がない。滑らかな壁面は壁自体が柔らかく光って延々。ぼんやりとしていた明かりが時には影が無くなるくらいに強くなって、また消えていく。一日の経過がそれで知れるというものだった。

ここから先は

1,967字

¥ 300

こんにちは。管理人のアムルタートです。「人丸先生の執筆活動を応援したい!」「アムルタートさんのコーヒー代の足しに!」御支援、大歓迎です。詳細はTwitterに記載しておりますが、安全安心なプラットフォームを求めて放浪しております。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。