【禍話番外】「FEAR飯の恐怖は上々」行ってきました!

 表題通り行ってきました。
 生かぁなっきさん、生加藤さんの掛け合いや現場の雰囲気を含めてとてもとても良かったです。開始前の音楽も懐かしくてよかった。
 ただし、リライトは禁止の話だったので、ここでリライトすることはできません。
 8月11日まで、アーカイブで聞くことができるので、興味のある方はどうぞ!

 といって、ネタバレしない程度に感想を述べることは可能だそうですので、以下簡単に。

【概要】

●OPトーク
●『赤い館』を読んだ男:「病院」「学校」「部屋」
~休憩~
●ある女性に語られた話:「引込」「叫声」「家倒」
●ある男が聞かされた話:「相談」
●昨日……/なついてくる猫 二題
●エンドトーク

 今回の話は、かぁなっきさんが学生時代にある人に聞いたいくつかの話が結構な年月を経てから不気味な連関をもってくる……というもの。
 最初の三つ、「病院」「学校」「部屋」は、単体ではそこそこ怖い話ですが、いつもされている中にある振り切れた話程の恐怖度はありません。それは、それぞれの話に小さな瑕疵があるため。
 ただ、休憩をはさんだ後半「引込」「叫声」「家倒」、「相談」を経て、最初の話は少しずつ様相を変えていくことになる。
 ここが、この話のミソで、ネンネ式の応用というか、発展形というか。
 詳しくは語れませんが。
 8月3日の通常放送で出てきた「忍法帖」という人は、この前半の登場人物で、家の本棚に山田風太郎先生の『甲賀忍法帖』しかない(中島らも先生の『ガダラの豚』もあることが判明したが)人物だ。

 長編の怪談はかなり難しい。
 ただ、このように連作短編だと、長いものでもできるのだと感じ入った。

【初めて知ったこと・今後行かれる方の注意点】

①開始前1時間(?)からマイクテストを兼ねた雑談をされているので、聞き逃したくない方はぎりぎりにいかないように注意
②場所はメイン通りから一本入ったビルの二階。土地勘のない人や大阪は不安という人はグーグル先生のお世話になりましょう
③飲み物はワンドリンク制、テーブルにあるQRコードで終了時出口で決済なのでご注意(ラテラルさんの場合)。最初にもらうこと、最後に持って行くことを忘れないように。また、電子決済があると便利。
④終了後にサイン会がありました(毎回あるかは知りません)ので、書籍を持っている方はぜひ持参を
⑤周囲に常連さん(通常放送で名前を見られる方)が居らっしゃいます。余裕があれば、周りを見渡してみましょう

参考
ボランティア運営で無料の「禍話wiki」も大いに参考にさせていただいています!


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