Is having a baby bad idea for working women?
先日、日本の新内閣が発表され、平均年齢60.38歳、ほぼ男性だった事にがっかりした事がきっかけで、日本の少子化問題について考えてみた。
この子育てを率先してやって来なかった人達が国のトップにいる限り、少子化対策はきっと大きく変わらないだろう。子どもを産んだ女性の社会進出はまだまだ難しそうだと思った。
私は28歳で自営業とフリーランスで働いていて、この先結婚をして、子どもが欲しいかって自分自身に自問自答をする。
昔は結婚して子どもが欲しいと思っていたけど、今、自分のやりたい仕事を手に入れて、満足のいく生活が自由にできていて、その自由や仕事を引き換えに子どもが欲しいかな?って考えてみた。
正直50/50だ。
私の地域では保育園に子どもを入れるのが難しく、キャリアを諦めてしまった同級生の友達がいる。
自分がその状況になった時、キャリアを諦められる?
“しょうがない”で片付けられる?
多分“NO”だ。
長年かけてアメリカで勉強し、大金をはらい大学に通い、やっとやりたい事が固まって来たこのタイミングで諦める?私にはありえない。
まだまだ夢がある。やりたい事、かなえたい事がある。
さらにインスタグラムで沢山届く、妊娠した時に上司や同じ女性からの嫌がらせ発言、夫の育児への協力が少ない事への不満、マタニティーマークを付けて街へ繰り出した時の嫌がらせ、恐怖。
悪阻やホルモンの変化による精神が不安定な中、こんなにもストレスを与えられるのか。と、愕然としたし、そんなに沢山の事を背負って子どもを産む世の中の女性を見て、妊娠への恐怖すら生まれた。
もちろん幸せなマタニティーライフを送れた方もいるけど、自分はそんなに穏やかにマタニティーライフをおくれるだろうか?
完璧な夫、満足な財力、完璧な地域、働くのにも完璧な環境が将来の自分を待っているだろうか?
女性には、子どもを産むか、キャリアを続けるか、の2択しかないのかな?
今子どもを産むという選択肢はBad ideaなのかな?
どう考えても今はGood ideaとは思えない。
そしてきっと子どもを産まなければまた何かを言われ続ける。
子どもを産んで、子どもを預けてデートに行けば指をさされて何か言われるこの場所で、自由と引き換えに自分の子どもを育てる決意はまだまだ出来そうにない。
沢山の女性が自由を手放し、子育てに専念している。だからこそ、他の親が子育てをしながら自由に生きているのを見ると“あの人はしっかり子育てしていない”と噂をたてる。
完全に悪循環。
どんな母親にも自由に生きる権利はあるし、周りがそれを支えて、自由を与えるべき。
女性だけでは無理。男性の手助けも必要。
そもそも今の時代、子育ては女性だけの仕事ではない。男性がいなければ子どもは生まれないんだから。
地域の手助けも必要。国の援助も必要。
子どもは一人ではきっと育たない。沢山の人に迷惑をかけながら生きて行く。
迷惑って言葉が間違ってるかもしれないけど、一人一人が寛容に、子どもを見守りながら、育てて行けるような国になってほしい。
未来の子どもに会ったら、こんな考えはぶっ飛ぶのかもしれないけど、自由と自分の好きな仕事を捨てて、子育てにはきっと専念出来ない。
子どもを産んでも、産まなくても、女性はいつもハラスメントを受ける。
女性は自由を我慢して、子どもを産み、夢を諦め続けないといけないのだろうか?
少子化は女性の静かなボイコットだ - オノ・ヨーコ。
Ulala
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