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《新しいものを作ることだけ》がクリエイターではない。0→1と1→10に必要なスキルや能力は異なる

私は基本的に説明書を読まないタイプです。

こんにちは、うきょうです。

今回は、クリエイターにも通じますし、
ビジネスや副業をやろうとしている方、
または経営者が新規事業を
始めようとする場合にも共通する
考えをお話ししたいと思います。

結論からですと、
皆が皆、新しいサービスを作れているわけではないということ。ビジネスの7〜8割は他社の商品やサービスを販売している。ということです。


クリエイター=新しいものを
作る人だけではない

よく勘違いをされるケースです。

例えば私はゲームクリエイターの
端くれではありますが、
クリエイターだからといって、
なんでもゼロからイチを
作り出すのかというとそうではありません。

そもそも人は
新規設計が得意なタイプと、
すでにあるものを
組み合わせたり調整することが
上手なタイプ
がいます。

いわゆる

前者が0→1タイプと
後者が1→10タイプ

の違いですが、例えとしてよく引用されます。


0→1タイプとは?

一言で言えば新規事業家タイプ。
天才肌や感覚肌が多いかもしれません。

全くのゼロベースから新しい企画、
商品設計などを構築できるタイプの人。

制限がない方が自由に発想ができ、
かつコンテンツなどもどんどん
勝手に作れてしまうタイプの人です。

一見、真のクリエイターじゃん!とか、
起業家ジャン!
って思いがちなのですが、
逆に少しでも何か制限があったり、
縛りがあったりすると、

途端に視点が狭くなったり、
考え込んでしまって
いいアイディアが浮かばない
ケースも多々あります。


それだけでなく、
すでにある商品やサービスの
売り上げを伸ばすために
何か新しい企画を考えてくれ!と言われても、
能力を発揮できないケースもあります。

それは、すでに何かが存在していて、
それに引っ張られてしまうからです。

その特定の視点を抽象的に捉えること
(メタ認知)ができれば、

どんなときでも0→1に近い
アイディアが浮かぶのですが、
そこの盲点を外せない人は無理だと思います。


1→10タイプとは?

一言で言えばリフォーム職人。
論理的思考が強い人が
多いかもしれません。

こちらは前者とは逆のタイプです。

0から考えるには逆に苦手ですが、
すでにあるパーツや素材を
組み合わせて新しいものに作り替える、
リフォームが得意なタイプです。

すでにある程度定型化されたものや、
ルールなどがあると俄然そこで
パフォーマンスを発揮することが
多いのもこのタイプです。


2つのタイプは持っている
スキルや能力が異なる

上記2つのタイプですが、
必要とする能力や
活用しているスキルも異なります。

ここをよく知らないままに
クリエイターだからとか、
起業家だからだとかで、
クリエイティブ業務をお願いすると
パフォーマンスが発揮できなくなる
場合もあるということです。

よく、企画者は

新しいことをしなくちゃいけないんだ!

と思い込んでいる人が多いみたいですが、
この盲点にはまると
良い結果が出づらくなってしまいます。

また、これを訓練したところで
0→1の才能がなければ
やってもそれほど能力は伸びないでしょう。

1→10の訓練や、
既存サービスの改善点などを
模索する方が圧倒的に
いいパフォーマンスを出す可能性が高いです。

同じクリエイターや
企画者、起業家だからといって
同じことができるのかというと
必ずしもそうではないということを
お伝えしておきたかったわけです。

【執筆者:うきょう】
ゲームプロデューサー & 事業プロデューサー。ソフトバンク、LINE、NHNを経て2回目の起業。オンライン、オフライン問わずに幅広い職種でも対応できる事業戦略や商品、集客企画が強み。
最近は昼飯と夜飯を考えるのが面倒くさくて怠けすぎてしまうのがどうしようもない悩み。

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