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コンテストと動画撮影とオープンマイク

少し前のことですが、ウクレレフレンズさんに誘われて、あるコンテストに参加しました。
コンテストというとなんかすごそうだけど、素人のいろいろな人が参加していて、楽しめそう~と気軽に出てみました。

演奏動画を撮ってエントリーするシステムで、友だちとちょこっと打ち合わせをして、各自練習したら、あとは一緒に合わせて弾いてみて、その日に撮影し、エントリーしちゃいました。

後で思えば、いくら楽しんで気軽にといっても、練習不足は否めませんでした。でも私は、その場の二人のノリはほんと楽しくて、これでいいやーなんて満足していました。

コンテスト終了後、審査員の方に批評をいただける機会があり、私たちも含めてたくさんの参加者が批評コメントをもらっていました。
そして、わかったのです…。
なんか私はいつものノリで、勢いのまま「このくらいでいいかー」なんていう出来で参加しちゃったけど、審査で重視されていたことのひとつは、ミスのない正確な演奏、でした。

…って当たり前ですよね。

どんなコンテストでも、間違いのあるままエントリーなんてしないですよね。練習不足ミエミエの、ミス多めの演奏なんて問題外でした。

それで改めて思いました。
コンテストなんて私が出るようなところじゃない、って。
そりゃそうです。セミプロみたいな人が腕試しに出るならともかく、みなさん楽しそうだから私も…というのは、ちょっといまの私の演奏のしかたとは違う。

ノーミス演奏なんて、全然目指していないのでした~(笑)。

と、去年くらいから思い始めて、それが理由で、今までは練習のために撮影していた演奏動画も、かなり少なくなっています。

動画を撮ってSNSにpostするっていうのは、自分の練習にはかなり効果がありました。真剣に練習するし、ゴールが決まる感じになるので、メリハリもついたんですよね。

ただ、動画を撮るときは極力ミスを減らそう、正確に弾こうというのが強くなり、なんか萎縮しちゃう感じで、私レベルの腕では、表現するとかイキイキとした演奏はできないのです。

一昨年からオープンマイクに参加し始め、どんどん人前で弾くようになると、今度はそれが練習の目標になってきました。
緊張して思うようには全く弾けませんが、動画撮影のときとは違い、ノーミスは目指さず、曲を表現したい、イキイキとした演奏がしたいと思うようになっています。

コンテストに出たり正確な演奏を動画で撮ろう、というのはなんだかしっくり来なかったけど、いまの私の目標はコレなんだな、と思っています。

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