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先日、多文化共生セミナーにオンラインで参加しました。


セミナーの最後に下の動画が紹介されました。
見ているうちに
胸がキューっとなりました。
7分くらいの動画です。

第三者返答については
上の記事から引用させていただきます。

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「第三者返答」とは、
「話しかけてきた人の見かけの印象などから、
その人との意思疎通が問題ないにも関わらず、
無視して、
その人と一緒にいる人に返答すること」
を意味します。
たとえば、レストランで日本語堪能な外国人が日本語で注文しているのに、店員が戸惑ってその外国人を無視し、一緒にいる日本人に返答するというような場面をいいます。このような場面は外国人だけでなく車いす利用者など障がいのある人も同様な体験をすると指摘されています。※1

※1 オストハイダ・テーヤ(2005)「社会言語科学」第7巻 第2号

以上抜粋
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第三者返答については
note仲間の ひろさんの記事に
ご自身の体験も含めて書かれています。


第三者返答をしてしまう人というのは
本来向き合うべき相手から
逃げているのですよね。
あるいは、向き合うべき問題から。

これを観ていて、
第三者返答ではないけれど
昔から私がよく遭遇し、そのたびにモヤッとするあるシチュエーションを思い出しました。
例えば
レストランでうるさく騒いでる我が子に
「店員さんに怒られるよ!」と叱るお母さん。


いや、店員さん何も言ってませんけど…
見るたび私はイラッ…モヤッ…

じゃあ、怒られなかったら良いの?
と子どもは思わないかな。
仮に怒ったとして
怒る店員さんは、どうして怒るのか、
子どもはわかるかな?

そういう叱り方をするから
相手の気持ちがわからない子どもが育つんじゃないの?

本質と向き合ってなない
その場がとりあえず凌げれば良い…では
相手には伝わらない。

会話をする以上、相手がどう受け止めるかを
もっと想像しなきゃならない。

私はさすがに「〇〇に叱られるから」といった
責任転嫁のような言い方はしませんでしたが、
自分の娘と(特に1人目の子が小さかったとき)
ちゃんと向き合った話し方ができていませんでした😥
目の前の問題を片付けることにばかり目が行って
娘がどう受け止めるか、までは丁寧に考えてやれていなかった。

今思えば、「自分だったら…」と
自分を娘の目線に当てはめて想像すれば良いだけで、そんなに難しいことではなかったかもしれません。

もう子育てにおいては後の祭り💦ですが
せめて、これからは
問題から逃げないようにしよう。
向き合うべき相手に向き合う。
第三者返答はすまい…
と肝に銘じたのでした。

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