幸せの余波

誰かの事を幸せにしてあげたいって時々、ってか昔から切に願う事があったりした。
余計なお世話なんだけどね、その人のちょっとした思い癖や思考パターンが変われば世の中もっと生きやすくなるよって伝えたい人がいたりして。
でも人って決まった世界観みたいのに縛られてたり、同じ方向にいつも放られているから、自分も含めてプログラムされちゃってる感もある。
それは個性の一部とも言えるから変わる必要なんてないかもしれないんだけど、それでもその人がもがき苦しんでいたら手を差し伸べたくなる。

ある時気づいたんだけど、なんとかしたいとあの手この手で訴えてる時って大抵効果ない。逆に一言も発することなく、ただいるだけで伝わることもある。何が違うかって、相手の受け止め方じゃなくってこっちの存在の在り方にあったってこと。
難しい話や説教は不要だった。だって幸せって、結局自分の幸せの余波でしか与えられない。自分が満たされててバランス取れた状態でいる時、初めて人に幸せのエネルギーが伝播する。

だから誰かを幸せにしてあげたいって思ったら、自分が先に幸せにならないとダメなんだ。とりあえずは一歩一歩、小さな満足を見つけていくわけ。たくさんのおまけを生み出せるように。

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