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試験一ヶ月前の黄金成長曲線とは?  試験直前は大きく伸びる時期!

お父さんです。

このブログは地元の公立中高で学び、地方大学を卒業した庶民派お父さんがひょんなことから子供二人の都内私立小学校受験を経て、またまたひょんなことで子供たちがイギリスのボーディングスクールに合格するまでの道のりを綴っています。

今回の記事について                                      
今回の記事は、「お受験直前1ヶ月前の黄金成長カーブ」についてです。試験前の1ヶ月間(10月)は子供が急激に伸びる黄金曲線の時期と言われています。これが一体どういうものなのか、我が家の実体験を元に書いてみたいと思います。
皆さんの参考になれば嬉しいです。


お受験の直前1ヶ月間は、「試験直前に伸びる黄金曲線が期待できる時期」と呼ばれている事をご存じでしょうか。

これは、最後の追い込み(大体10月の1ヶ月)期間においてはそれまでの成長カーブに比べて圧倒的なスピード(二次曲線的)でグングンと伸びる様子を指しています。10月に入り我が家の子供達にこの黄金カーブが訪れるのか、今か今かと待ち望んでいたのですが、正直申し上げて最後まで親としては実感が沸きませんでした。ただ後から振り返って、子供たちが11月上旬の受験本番に立ち向かう姿や雰囲気を振り返ると、子供たちが成長したことは間違いなさそうです。

真剣に取り組んでさえいれば、皆さんにもその黄金カーブは必ず訪れますので試験本番の1か月間は子供たちが成長するチャンスと思っていただいて間違いないと思います。

この試験直前1か月の過ごし方(=黄金カーブ期間)ですが我が家の場合は以下でした。

①平日は水曜日夕方から2時間教室に通う(17-19時)
②土曜日は終日教室に通ってお勉強(10-17時)
③試験直前でも保育園は休まない。お受験直前の保育園の運動会もちゃんとやる。

この他の平日については、主に妻が子供に寄り添いペーパー試験の練習をやり、私は運動担当として家の前の公園でボール投げ、体操、走ったり跳んだりを毎朝保育園に行く前にやってました。時間にしてペーパーや机上でやる巧緻性などの対策で1.0-1.5時間/日程度、運動で30分くらいだと思います。つまり合計して1.5-2.0時間を試験対策で毎日使うわけですが、これが小学校受験をする保育園児にとって多いのか少ないのかは分かりません。

とは言え、もっと時間を使ってやっている家庭もあると思います。
ただ常識的に考えて、5-6歳児が1日1時間以上もペーパーの試験対策をするのは多いなと思いながら我が家では妻が寄り添ってました。子供たちは集中力が30分も持たずにすぐに切れるので、グズる事も多くありました。それで試験の回答内容が正解していれば良いのですが、不正解の場合はもっと悲惨な事になります。

典型的なパターンとしては、
妻:  「なんでできないの!昨日もやったでしょ!」と声を荒げる。
子供:「わーん」と泣き出す。
妻: 「泣かない!」と更に声を荒げる。状況は更にカオスになる。
子供:「わーん!」と更に泣く。絵に描いたようなネガティブスパイラルに  
    なる。

試験直前で、妻が焦る気持ちは分かるものの、私も同じようにキレてしまう事もあり、10月は我が家は良い雰囲気ではありませんでした。ただ子供というのは親に対する絶対的信頼があり、どんなに怒っても(叱るではなく怒るというのが実情)、親の期待に応えるために本当に一生懸命に頑張ろうとするんです。その姿を見て、何度もやるせない気持ちになるというか、
「本当にこれで良いのかな」と思う事がありました。そんな日々を過ごしながら我が家の試験直前の10月は過ぎていきました。

ただ、そんな事を繰り返しながらも子供たちが「もうイヤだ」という事はありませんでした。本当に子供に頭が下がるのですが、親が本気である事を感じ取り、泣きながらも机に座ってペーパーに取り組み、朝の運動に私と一緒に出かける毎日を続けました。私も妻もそれを見て、「昨日よりこれができるようになったね」や「今日はこんなにできた」と、誰かとの比較では無く自分自身と向き合うポジティブな言葉を掛けるようになりました。

10月20日過ぎからは予行演習的に受ける神奈川県の小学校入試も始まり、こうして本番に向けた時計の針は遂に目の前に迫ってきていました。

次回に続きます。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
続きはこちらです。


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