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日本のインターナショナルスクールにかかる費用は一体いくらなのか?授業料や入学金、制服など色々とかかる費用について書きます。

お父さんです。

このブログは地元の公立中高で学び、地方大学を卒業した庶民派お父さんがひょんなことから子供二人の都内私立小学校受験を経て、またまたひょんなことで子供たちがイギリスのボーディングスクールに合格するまでの道のりを綴っています。

今回の記事について                                      
前回の記事では、インターナショナルスクールにおける各ご家庭の経済状況について色々と書きました。今回はインターナショナルスクールにおいて、一体どのくらいのお金がかかるのか、色々な面から書いていきたいと思います。皆さんの参考になれば嬉しいです。


■前回までのおさらい
前回までの記事では、イギリスから帰国するにあたって問い合わせをしたインターナショナルスクール6校について、教育方針、進学実績、その特徴などを私の視点(私見)で書かせていただきました。また実際に入学した学校でのクラスメートの雰囲気や構成、また実際の授業の時間割やカリキュラム、更には先生の質についても書きました。

クラスメートやご家庭については、ざっくり3種類くらいにタイプが分かれる事や、そのご家庭ごとの経済状況についても私の私見を交えて色々と書かせていただきました。

それを踏まえ、今回は
「インターに通うと一体どのくらいのお金がかかるのか」
について書いていきたいと思います。


■入学時に一度だけかかる費用と年度ごとにかかる費用の2つがある

まず、そもそもどのような項目の費用がかかるのかを見ていきたいと思います。具体的には以下になります。

①入学時に1回だけかかる費用
②毎年かかる費用
③その他の費用


まず①の入学時に一回だけかかる費用
についてですが、以下の3つです。
1. 出願費用
2. 登録費用(合格した暁にかかる費用)
3. 教育発展基金の費用(正直良く分かりません)

順番に説明していきます。

1.出願費用(Application Fee)
インターナショナルスクールを受験するための受験費用です。ざっくり3₋4万円程度の学校が多いです(後段でインター数校の比較を載せてます)。日本の私立中学の受験料でも、大体2₋3万円程度だと思いますので、若干高いもののこの金額感はOKかなと思います。

2.登録費用(Registration Fee)
最初に見た時は「これ何だっけ?」と思いましたが、一言で言うと入学金です。こちら日本の私立中学でも入学金の費用負担はあると思いますので、違和感はそんなにありません。日本の主な私立中学では大体25万円~30万円という相場感だと思います。インターナショナルスクールでも30万円くらいが主な相場価格です。ブリティッシュスクール(BST)だけがなぜか50万円と高額ですが、BSTは例外という事で、一旦は日本の私立中学と大きく違わないという理解で良いと思います。

3.教育発展基金(Development Fund)
初めて見た時には「何だっけ、これ?」と思いました。色々と調べてみるとどうやら「教材・施設開発費」という事で、文部省のサポートがないインターナショナルスクールが自ら継続的に教材や施設を改善していくために一度だけ払ってくださいという趣旨の費用のようです。「そう考えると確かに必要かもな」と思いながら渋々払いました。具体的な費用感は学校によってまちまちですが、主なインターナショナルスクールの中で比較的安価な学校で50万円。高いアメリカンスクール(ASIJ)で150万!という高額な学校もあります(後ほど各学校の比較表あります)。


次に②の毎年かかる費用についてですが、主に以下の2つです。
4. 施設費
5. 学費(授業料)

こちらは①に比べると分かりやすいと思いますが、なかなか奥深いものがあります。

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