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カブトムシの死を通じて

昨日飼っていたカブトムシが亡くなった。
メスは前日に亡くなっていたが、オスがメスの近くでそっといることが切なく感じた。

カブトムシの死を目のあたりにして、自分もこんな風に死んでいく。

それは私もあなたも全てだ。

生まれたら絶対に避けられないのが死である

それはいつなのか分からない。

私は現在42歳だが、最近は死を考えるようになった。
明日生きているという保証はどこにもない。
病気や事故に巻き込まれるなど唐突な死も考えられる。

「死んだら天国へ行く」、「生まれ変わる」という思想もあるが、

私はそうは思わない。

「無になる。」それだけだ。

天国や生まれ変わるという科学的な証拠はない。

だからこそ「命は尊い」と感じる。

今という時間、自分とかかわってくれる人たち

目の前のことを大事にしていかないときっと後悔するだろう。

今という事に全力を尽くしていき、

全力で喜怒哀楽を感じてやる。

そういう毎日を過ごしていきたい。

だからこそ、どうでもいい人には関わらず

無駄な時間を出来るだけなくすという事が必要である。

但し無になっても、その人が残した思い出

それはある程度は人の頭の中に残っていくものである。

しかし、それもいつからは無くなっていくもの。

それが人生、何も悪いことはない。

だからこそ全力で生きよう。

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