2020秋

ストライクウィッチーズroad to berlin

めちゃくちゃ面白かった。おじいちゃんしか観てないのに3期でクオリティが爆上がりするアニメ、何?

3Dアニメの技術が上がったからなのか、とにかく戦闘シーンに躍動感がある。ネウロイの形状や攻撃方法も多様化していて単純に観ていて楽しかった。

最終回はもう………神。感謝しかない。

そして個別エピソードの質も高い。ストパンのストーリーは、やってる事が命の奪りあいにしてはなんか雰囲気がフワフワしてるな〜と思ってたけど、3期はちゃんとピンチのシーンには緊迫感があって、ラストにカタルシスが生まれてて良かった。特に6話(バルクホルン・ハルトマン回)は神回と言って差し支えないと思う。

ギャグ回も良かった。あれが個別回扱いのリーネちゃんは可哀想だけど。

ダメだった点、というか好きになれないのは宮藤絡みの全て。「目先の小さな正義を果たす為に、命令を無視しあまつさえ味方を危険に晒すけど、主人公補正でなんか上手くいってオールオッケー!!!」みたいな展開がマジで嫌いなんだけど、宮藤の行動は相も変わらずそんなののオンパレードだった。あとなんか服部が宮藤二号機みたいなムーブかましててヒッてなった。

ペリーヌ回がクソでかなり悲しかった。


ご注文はうさぎですか?

最高でした。

前期以上に「どこで止めてもかわいい」画面。さらに今期はストーリーの質も高かったと思う。

今期はチマメ隊の進学、受験を軸に、7人の「成長」が描かれていた。娘の成長を見るような感動とどこか寂しい気持ち、チマメ隊も大人に向けて羽ばたこうとしているのに俺は何を…?といった気持ちが入り混じって常に目が潤んでしまった。

あとEDがほんっと〜に良い!チノちゃんの最後ちょっと涙ぐむところで毎回泣きそうになる。



安達としまむら

原作は全て持ってるくらい好きなので楽しみだったけど、明らかにアニメ向きの話じゃなかったな…

そもそも原作「安達としまむら」の魅力は、普段意識せずに生まれ、消えていく「人間関係」について2人がぐるぐる考え、言語化してくれることにある(と僕は思う)んですよ。

そのひたすらに考えるシーンがアニメにするとどうしても画的に地味で、朗読劇みたいになってしまっていた。

他にもBGMが過剰かつ合ってないとか、鬼頭明里の演技がちょっとおもてたんと違うとか、OPEDが近年稀に見るゴミとか…細かい不満点がちょいちょいある。

しまむらの演技(伊藤美来)は凄く良かった。人当たりはいいけど深くは付き合えない、しまむらのキャラクターが完璧に表現できてたと思う。

あと後半百合シーンの演出とかも普通に良かった。なんだかんだ割と満足かもしれない。


ミュークルドリーミー

観てください。


プリチャン

夢川改め激川の加入によって狂気は高まった。

が…相変わらず話があんまり面白くなってこない。

バックグラウンドがほぼ無いマスコット達が主役な以上、どうしても話的に面白くできない気がするが、どう展開させるんだろうか。

アリス達の物語はまだ謎も多いし面白くなる余地はありそう。

セカンドシーズン同様、後期からのOPEDはめちゃくちゃ良い。おしゃまの曲も良かったね………


ヒーリングっどプリキュア

HUGっとが面白過ぎたので、20話くらいから追い始めたけど、まあ、そんなに面白くは無い………

日曜の8:30にちゃんと起きてプリキュア観ると生活バランスが整うのでおすすめです。


呪術廻戦

原作は9巻くらいまで既読。なので話が面白いのは知ってたが、アニメになって戦闘シーンに迫力が増した。呪い達の3Dモデルの質も高く、ちゃんと怖いのも魅力。あとOP神。

ただ…全てのジャンプアニメに言ってるけどテンポが悪過ぎる!

ギャグシーンまで一々全部読み上げるな!!!!!


おちこぼれフルーツタルト

ハナヤマタと同じ原作者で、前作と同じくキャラデザは良いけど内容は微妙。

このアニメ最大の功績は、緑へもちゃんというキャラをこの世に産み出したこと。「常時」ハート目は革命。

ギャグ寄りだからストーリーが無なのは良いんだけど、日常会話の一つ一つが滑ってて間が悪くて、さらに下ネタが多いのが厳しかった。

乳袋と貧乳巨乳をギャグにするのは法律で禁止して欲しい。飽きたので。

EDがヒガシマルうどんスープのCMみたいで気持ち悪い。



体操ザムライ

1話時点で神アニメを確信したんだけど、結果的にかなり微妙アニメになってしまった。

最大の問題は「11話しかない」というところで、短い尺を城太郎・玲・レオ・南野の4人が食い合う為とにかく尺が足りてない。

レオは結局何に悩んでたのか良く分かんなかったし、最後の試合を観に来ない理由も理解できないし、観に来たら城太郎が覚醒するのも分かんなかった。この役割が良く分からんキャラが結構尺を食うので、他の描写がさらにうすーくなっていた。

1番割を食ってたのがライバルポジションの南野くんで、OPでメインキャラ面してたのに画面に映る時間が短過ぎて特に何の印象も残らないキャラになってしまった。

玲チェル絡みのエピソードは良かったので、父娘の話にもっと絞ってたら普通に面白かったと思う。

体操描写は流石に超クオリティだったけど、どうしてもユーリのフィギュアスケートと比べると(競技的に)単品での迫力に欠けるな〜と感じてしまった。3Dに頼ってた部分も大きかったし…

最終回の鉄棒シーンは掛け値なしに素晴らしい。

OPは良かったけどオレンジレンジに歌って欲しかった。


魔王城でおやすみ

この世で最も水瀬いのりが合ってるアニメだったと思う。

一応ギャグアニメだけど、そんなにギャグが面白くない上にテンポが非常にゆるくて、観てるとすごい眠くなる。ある種アニメのテーマに沿ってるとも言えるが…

姫がかわいくて世界観が優しくて、たまにフフッとできるので一生放送してて欲しいタイプのアニメだったな…

OPの中毒性が高い。


魔女の旅々

画像1

人に勧められたので観たけど、マジで拷問だった

主人公が世界を旅した各地の人々との物語を描くオムニバス形式なんだけど、一個一個の話がシンプルにつまんない。「〇〇は実は✖︎✖︎だったのです!人間って怖い/面白いですね〜」みたいな構造ばかりでワンパだし、そもそもどっかで見たことあるような話なのでオチも何となく予想がついてしまう。

似たような形式をとったアニメ「蟲師」「キノの旅」あたりと比較して、物語の語り手になるイレイナちゃんが余りにもウザく、実在感が無く、感情移入できないのも致命的だった。

イレイナちゃん、「才能ある魔女」という設定なので各地で大体丁重に扱われるのだが、それ以前に旅先の人々へのリスペクトが全く無く、どこか上から目線な語り口なので、いくら可愛くても好きになれない。単純に台詞回しもラノベっぽさ全開で厳しい。

「無双」「美少女主人公」「(雑な)百合」と最近人気な要素を詰め込んでるからまあ人気が出るのは何となくわかる。11話はえっちで良かったと思います。


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