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ワタッコータス犬【シーズン7ダブル最終62位】

TNたろうでポケモンSVのランクマッチをこつこつやっていたのですが、目標だった最終二桁を達成しました。全てのバウッツェルファンのため、自分の備忘録も兼ねて、初めての構築記事を書いてみます。

『構築経緯』

レギュレーションCの主役は解禁された四災+カイリュー+ハバタクカミと考えていました。
そのため、まずは四災に強い並びを考え、コータス+バウッツェルを並べ、噴煙でこんがりボディを発動しつつ、火傷を狙い、ボディプレスで圧倒する動きことを軸にしようと決めました。
晴れ下でハバタクカミの上を取りつつ、ゴーストテラスで神速をかわせるワタッコの採用を決めました。
残りの1匹、ワタッコで追い風が決まった後の晴れエースとしてイーユイを採用。追い風+災いの玉+晴れ+メガネ+噴煙+こんがりボディで机上論は最強!!!
彼らと出会うまでは、そう思い込んでいました。

”ファイアロー+カブリアス”

先制で追い風を打たれ、いわなだれor地震で4体とも崩壊します。
そこで飛行・地面・岩・ドラゴンを全て半減以下で受けられるドータクンと、ファイアローを一発で倒せるテツノカイナを採用して完成しました。
ワタッコータスの並びが有名で警戒されますが、コータス+バウッツェルは追い風よりトリックルームの方が強い展開になりました。
ねこだましを警戒する相手に対して、特性浮游を活かして、1ターン目からトリックルームと地震を同時に決められれば、決定的なアドバンテージを取ることができます。

『個別解説』

努力値:HS 性格:おくびょう

広角レンズを持ってねむりごなを搭載していますが、防塵ゴーグルも増え、とてもイライラするので最後の方はねむりごなを打たないように立ち回っていました。
ねむりごなは逆転のための手段で、滅びの歌構築などの不利な相手に対して約80%でひっくり返せる可能性を作れる、と考えると非常に強かったです。
ウインディやイーユイなどの炎タイプと対面した時は炎技を誘って、バウッツェルに引くことで初手からこんがりボディの発動させていきます。

努力値:HC 性格:ひかえめ 素早さは最値ではなく野生で捕まえた「すごくいい」

ワタッコータスミラーに勝てるように素早さは少し高めの子で、草テラスでねむりごな・きのこの胞子・イルカマンを対策しています。
寿司対策のクリアスモッグは雑に使って相手に見せるだけで、寿司を出しづらくなり、相手の展開を邪魔できます。
基本的には、熱風と噴煙を連打して火傷を狙いつつ相手を削っていきます。元々の高耐久+チョッキ+ワタッコの花粉団子で平均5回くらいは動けたような気がするので、かなりの確率で火傷を狙えます。

努力値:HD 性格:わんぱく

構築の軸となる相棒。愛犬です。
HDにして、こんがりボディを採用することで、イーユイに圧倒的に強くでれます。4段階くらい防御が上がってしまえば、四災とカイリューにテラスタルを強要させた上で、負けることはほぼありませんでした。
じゃれつくは対ゴースト用の打点ですが命中不安でとてもイライラするので、極力使わないようにしました。
特殊アタッカーの攻撃対象になりやすく、まもるはかなり強く使えます。
4つ目の技はねがいごとにしていますが、バークアウトやあくびなどの他の犬技でもいいかと思います。

努力値:CS 性格:おくびょう

晴れ+おいかぜが決まった時の噴煙やオーバーヒートはほとんどのポケモンを瀕死まで持っていけます。倒し切れなかった高耐久ポケモンは少し素早さの遅いバウッツェルのボディプレスでスイープするイメージです。
格闘技を誘うので、コータスと一緒に初手に出し、引き先としてバウッツェルを用意しておくことで、かなり幅広い相手に対応することができます。

努力値:HD 性格:いじっぱり

ファイアローに打ち勝てるトリルエースとして採用しました。
ねこだましを採用することで、トリルを使えなくても腐ることがなく、ワタッコが誘う飛行タイプや飛行テラスに対して強く対抗できます。
テラスタイプはドータクンとの相性や攻撃的な持ち物とのかみ合いもあり、地面一択かと思います。

努力値:HB 性格:のんき 素早さは最遅です

ファイアローに強いトリル始動役です。挑発もメンタルハーブでケアしています。
弱点の炎と悪にはバウッツェルが、ゴーストにはイーユイが強いので、テラスタルは極力使わずに不利盤面は交代で対処しました。
ドータクンが誘いやすいハバタクカミを倒せれば十分なので、攻撃技はジャイロボールのみ。ターン稼ぎのまもるを使わせないことを優先して、封印を入れています。

『選出パターン』

バウッツェルとメガネ噴煙の扱いが難しいので、慣れが必要かもしれません。基本的には威力80+3割火傷を押し付けられる最強技の噴煙を打つ回数を増やすように立ち回ります。

”基本選出”
①ワタッコ ②コータス ③バウッツェル ④イーユイ
基本的にはこれでOK。ワタッコで荒らして、その後に噴煙を連発します。初手でおいかぜを打つと対策されてやり過ごされるので、ワタッコが倒される直前に打つことがポイントです。
カイリュー+パオジアンが来た時と炎タイプが来た時は、いきなりワタッコを下げてバウッツェルを出してこんがりさせていきます。

”対雨パor雪パ”
①バウッツェル ②イーユイ ③コータス ④テツノカイナ
コータスをできるだけ遅く出すことで、天候の取り合いを制します。
テツノツツミ+ユキノオーはボディプレスの通りがいいので、バウッツェルの鋼テラスを切って、エースとして運用します。

”対イエッサン+グレンアルマ”
①ドータクン ②イーユイ ③バウッツェル ④コータス
ドータクンでアーマーキャノンを誘って、バウッツェルに引きます。イーユイのバークアウトでこのゆびとまれを無視して、大体ワンパンできます。

”対イッカネズミ+コノヨザルorディンルー、対トリル構築”
①コータス ②イーユイ ③バウッツェル ④テツノカイナ
火傷対策の炎テラスと、イーユイをドレインパンチで狙わせてバウッツェルにひきます。
コノヨザルはゴーストタイプじゃなくなれば、Bの上がったバウッツェルで対応可能です。
初手でトリル構築が来た場合も同じ対応でOKで、トリルターンが終わった後はイーユイの全体技でスイープします。

”対ファイアロー”
①ドータクン ②テツノカイナ ③バウッツェル ④コータス
テツノカイナで攻撃しつつ、トリルを始動します。どちらも防がれるということはあまりないので、2ターン目の始まり時点で、五分五分くらいの感じでいけるとミスが起こりにくかったです。

長くなりましたが、バウッツェルを一番強く使う構築だと思うので、犬好きの方はぜひ参考にどうぞ!!!

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