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『菜根譚』から

 今日は、『菜根譚』前集の中から、この一条を。

 交友、須帯三分侠気。作人、要存一点素心。
 友に交わるにら、須(すべか)らく三分の侠気を帯ぶべし。人と作(な)るには、一点の素心を存するを要す。
 (友人なて交わる時には、三分くらいの義侠心は持つことが必要である。また、人間として生きてゆく上では、少しくらいの純粋な心は持っていることが必要である。)

子路は、孔子に弟子入りする前は遊侠の世界にいた😁

 
 『菜根譚』は、明末の洪自誠という人が著した書物。
 人生の指南書みたいなものである。

 あまり出世し過ぎるなとか、功成った後は早めに隠居した方がいいとか、老荘思想に似たものが多い。
 でも、学問や仁徳が大事という条がなくもない。
 バランス感覚が大切といったところだろうか?

 ところで、洪自誠は肖像画がないのか、ネットで「洪自誠」と検索しても出てこなかった。なので、テキトーに(とか言っちゃイカンか😅)描いたのが、見出し画像のイラスト。野菜も持ってるぞ。「菜根譚」だけに😁。って、ダジャレかーい?!😄。

            🐻

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