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エゴとエコ。わがままの我がもの。

おはよう。

その言葉がいかに愛おしいものなのかは
言われなくなってから分かる。

お疲れ様。

その言葉の愛らしさなんてものは
無くなってから気づく。

おやすみ。

その言葉の慈しさなんてものは
消えてしまってから欲しくなる。

タバコを吸ってるうちは呼吸のようなものなのに
吸わなくなると頭の中をニコチンどタールが埋める

そんな感覚。

何気ない言葉の重みは軽くなってから
その言葉を背負いたくなる。

あの頃をまた今になって戻したくなるものなんて
当たり前のことなのかもしれない。

でもその当たり前は叶わない。
当たり前は当たり前にするのが難しい。


それなのに当然のように夜は来て
当然のように朝は来る。 

それをわがままにも朝にも夜にも
煩わしさを感じてしまったりする。

笑ってないものに笑をつけて
笑わないものに不安を過ぎらせる。

縋らないものと思うことに
縋りついてしまう。

この世界はエゴとわがままなのに
エコに、我がものにしようとする。 

変わらないことはない。
変わろうとすることが正しいと
口を揃えて言う。

僕は変われてるのだろうか
いや、飼われてるのかもしれない

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