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麻雀放浪記

またまた映画関係者のオススメ作品。

テーマはボスと手下と敵、愛、仲間。
自らが生み出した暴力よりもさらに圧倒的な圧力を持つ暴力によって打ちひしがれてしまう仁義もくそもないような時代。
自分1人では生きていけない、様々なテーマで飢えていく人々を描いていた。人間関係って、なに?と考えさせられた。

あくまで、麻雀を中心とした内容だが、ルールや役を知らずとも楽しめる。仲間だと思いきや「死んだら負けだ」と死に対して何らの敬意も表すこと無く、全ての持ち物を容赦無く剥ぎ取る所に身震いを感じた。
男たちの勝つことへの志、、、恐ろしいな。

敢えてモノクロで描くことで漂う昭和の雰囲気からロマンや色気を感じた。痺れるね

『欠陥からせつなく生まれるのがパーソナリティーだ。』

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