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『終わらない修羅場からの脱出(制作者サイド)』に関西から参戦した感想(1日目)

あの決定戦からそろそろ1年経つ事に驚いているおいたくです。

今回は、2024年2月3日、4日に開催されたファーニャー主催の『終わらない修羅場からの脱出』に参加してきたので体験した事や感想を話そうと思います。

先に結論を言うと、『終わらない修羅場からの脱出』は関西からでも参加する価値は十分にありました。

どうしてこの結論に至ったのか、参加理由を経て時系列順にお話していきます。
長くなりますがどうぞお楽しみください。

参加理由

まず、このイベントに参加しようと思った理由は主に3つ。

・学祭やフェスのようなみんなで集まって1つの物を作り上げるイベントが好きだから
・他の制作者の謎解き制作をこの目で見て、制作への学びがあるかもしれないから
馬鹿げた内容すぎてこの機会を逃すと二度と体験出来ないかもしれないから

そして『だからやめろと言ったのに』の追加公演がちょうどこの時期だったのもあって参加表明を提出しました。

体験記録

修羅場開始前

前日夜行バスにて東京へ出発。到着しこれからしばらく運動しないだろうなと思ったので、朝食後にTMC→ファーニャー→よだかホールと長めのお散歩。最初、ファーニャーの場所が分からず迷子になったので先に散歩しておいて本当によかった。

2月3日の歩行記録、12時以降はほぼ缶詰状態


10時によだかのレコードの『だからやめろと言ったのに』参加。内容は言えませんが僕はすごく楽しかったです。

公演が終わり思い残すこともなくなったので、急いで終わらない修羅場へと向かいます。

12:00 修羅場スタート

会場に到着し参加料を払った後、8卓に分かれた席の1つに着席。制作者共有用のオープンチャットに参加手続きをしていると間も無くキックオフミーティングがスタート。(参加者だけで既に30人以上はいた)

各々自己紹介(※1)を終え、沙竹さんの大枠のアイデアから会議が始まり、公演内容を決めていくのですが、流石はいくつもの公演を生み出してきた猛者達、自発的に書記やタイムキーパー、議事録作成者が現れ、さらに他の制作者もほぼノンストップで意見を出し続け、あれよあれよという間に
・内容はフェス、モチーフは学園祭+節分
・モチーフに関する設定やルール作り
・30個を超えるブース案
が出てきました。

ブース案、不良が出てくる案が5個くらい出ていた

僕は闇鍋含むいくつかのブース案と恵方を使うアイデアを提案。(後でファーニャーからの恵方に南新宿駅があることが判明し、最終的に配信謎のラス謎になりました。嬉しい。)

僅か2時間半(※2)で大枠が決定し、ここからは大謎や各ブースに別れて作業を進める事に。僕は意見を出したこともあって、屋台と闇鍋を掛け合わせた『闇鍋屋』のメインディレクターに立候補しました。

※1
最初の自己紹介で参加者の内、関西勢なのが僕だけと判明しほんの少し寂しい気持ちになった(次回はもっと関西勢来てほしい〜)

※2
この時、既に時限爆弾💣が出来ていたそうです。なんで?

15:00 闇鍋屋制作

『闇鍋屋』を思いついた経緯は、

・学園祭といえば屋台
→修羅場で時間が無いから屋台をたくさん出店できない
→ならば1つの屋台にまとめちゃえばいいじゃん
→屋台の食べ物がごちゃ混ぜになった鍋を作ればその中身を当てるゲームができる

・たくさんブースがあるので1回の時間は5分程度
→タイムアタック形式にすれば時間管理しやすいな

こんな感じのことを頭の中で考えてました。

これをチームとなったきらくさんなおきさんくぼさんに共有し、色んな案を出し合って最終的に正方形の1枚謎を半分にしその組み合わせを探し出す謎解きに決定。
(他の案として斜めに切って三角形も入れる、タコ焼きと焼きそばが組み合わさった「たこやきそば」という新たな料理ができるなどがありました)

後の作業は以下の通り、
・屋台の食べ物を20個ほどあげる
・それが答えとなる半分に切ったら面白そうな謎をみんなで考える
・並行してPCを持つ僕はアイデアを形にしていく
・難易度や組み合わせの見つけやすさのバランスを見つつ10個の謎を選定
・完成した謎を印刷し切断

こうして謎解きの第一案が完成。ここまで約2時間。シンプルな内容だったこともあり、おそらく一番早い完成でした。(早く他を手伝えるメリットもある)

他のブースから何人かをテストプレイヤーを募集して、人数を変えつつプレイ時間を計測。その結果、出題数をもっと増やせそうだったので2問増やし12問で作り直し、もう一度テストプレイ。これで複数人来ても2〜3分は遊べそうだったのでこれで完成とし、他のブースを手伝いに行きました。

※1
制作中、1時間ごとに各ブースの進捗発表があり、これのおかげで今自分たちが何をすべきか頭の中を整理することが出来てとてもスムーズに作業することが出来ました。ありがたい。

18:00 他のブースのお手伝い

一旦自分たちの作業が終わったので、コンビニへ晩御飯を買いに行き休憩。食べ終わった後、沙竹さんに新しいブースを作ってほしいとも言われたがいい案を思い付かず、そちらは他の制作者に任せて僕は修正や思考のサポート役として他のグループを手伝う事にしました。

大謎グループを手伝ってほしいとのことだったので、そちらに合流。この時、最後に沙竹さんを土下座させる案とか出てめっちゃ笑ってましたが、Jakeさんが冷静に議論修正をして無かった事になりました、流石です。

さらにその後、執事喫茶の小謎と中謎をつなげる案を一緒に考えてほしいとのことでチョコの注文方法に最初の小謎のギミックを使うことを提案。こっちはさらに良い方向に形を変えて採用されてました。(詳しくはmitchy7532さんの解説記事をご覧下さい)


23:00 買い出し

公演に恵方巻きが必要とのことだったので気分転換と夜食調達を兼ねて6人で買い物へ。道中で話してもらったkazuweeさんの爆弾知識が凄すぎて「へー」や「なるほど」しか言えなかったです、すみません。信管の中身が甘いことだけは覚えました。

恵方巻きが売り切れというアクシデントもありつつ買い物を済ませ、戻った頃にはすでに時計の針はてっぺんを通過。しかし12時を過ぎようと会場ではまだ30人以上の制作者が頭を働かせていました。僕を含めここにいた人達は全員鬼に取り憑かれていたのかもしれません。

後編(2日目)に続きます


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