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おしとねすべり

お褥すべり と、漢字で出てこなかった。
無念。

清純派とともに、漢字も廃れてしまったか。

江戸時代の大奥では、30歳を迎えると、側室は将軍からのお召を辞退するという習わしがあったそうだ。

わたしはこの言葉が、清楚系の総仕上げのようで、とても好きだ。
元の意味とはまったく関係なく、個人的な好みだ。

なんだかもう、現代は女性の自由とかなんだとか、明け透けな女が多い。
そのくせに清純派ぶりたがる。
中途半端にいいとこどりしようという魂胆が、なんかセコイ感じで、女を下げているようにわたしには見える。

お前も女だろ!
女のお前が言うな!
ていうか、お前も明け透けだろう!
と、思われている?
うーん、でもね、わたしは女性も恋愛対象なので、なんかこういう視点も持っているんですよね。

イマドキのことだから、30歳とは言わないけど…。

女性がね、抱く側(相手が男でも女でも)になるくらいの気合があるなら、応援させていただきます。

でもなんで、すべる、て言うの?

おしとね御免、とも言うそうだが、女子力低くて好かん。
では何と言えばいいのやら。
と、まごまごしてしまい、
「ええい!
 お前なんぞ、滑って転んでしまえ!」
と、キレられて、
「はい、すべります」
てな感じ?
いい、もういい、それで。

なんか、和髪で裸の女性がツルンと転ぶ様が頭に浮かんで、笑いをこらえるのがツライよ。


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