Re:ほし便(10)「悪魔のワーク」を紹介します
このたびはご質問をいただきました。
匿さま、ありがとうございます!
めちゃくちゃたくさんあります!笑
でも、それを列挙すると、嫌なお気持ちになられる方がいらっしゃると思いますので……これは答え方が難しいですね。
なるべく言葉を選びながらお話ししたいと思いますが、失礼があったらごめんなさい。
私がこちらのご質問を拝見した時に、真っ先に思い浮かんだ「苦手な言葉」は、一つ宣伝のための常套句となっている言い回しかと思うのですが、「だれにも教えたくない」というものです。
滅びろとか思っているわけでは全然ないんですが、苦手です。
ちょっと検索窓に入力しただけで、たくさん候補が現れました。
ここに出ている沼津秘境バーベキューは「だれにも教えたくない」を代名詞のように扱って宣伝・商売をなさっている感じがしますね。あるいは実際に商号や屋号に入っているとか。※憶測です
ここの候補には挙がりませんでしたが、雑誌の美容に関する記事で「だれにも教えたくないアンチエイジング」「だれにも教えたくないデパコス級プチプラコスメ」みたいな文脈でもよく使われている印象があります。
ここでモヤッとする時点で、私のなかに「だれにも教えたくないといいながら教えている人」に対するなにかしらのわだかまりや嫉妬みたいなものがある、というあらわれでしょう。
そうでなければ、だれが「だれにも教えたくない」と言っていても全然気にかからないはずなので、良くも悪くも人のふるまいが気になるということは、そこに自分の願望や欲求、そしてなにか「自分にとって大事なもの」が潜んでいるに違いないのです。
この考え方は、私が2019年の1月からことあるごとに粛々と行っている「嫌な気分になるものをキャッチした時に行う悪魔のワーク」の根拠となっています。
ここでいう「悪魔」というのはタロットカード(ウェイト版)の大アルカナ、15番目のカードです。
これをこのワークにおいては15=7+8として「15=悪魔の問題を解消するためには7=戦車と8=力の問題とむき合う必要がある」という考え方をします。
「戦車がうまく進まない、二頭のスフィンクスの足並みが揃わないのはなぜか?」
「手懐ければ自分に大きな力をもたらす野獣が、いまどうして牙をむくのか?」
そこにむき合うと、いま問題となっている悪魔(なんでもないようなことのはずなのに、自分はそこで嫌な気分をキャッチしている)の理由がわかってくる、という感じです。
戦車と力のカードで考えてもまだ腑に落ちない時は、7と8の小アルカナも並べて「どこで引っかかっているんだ?」という検証を進めていきます。
そうすると、私の場合は、「私なら、人にとって有益なことを知っていたら、いくらでも伝えたい(でも私の持っている情報を有益だと思う人がいるんだろうか? この人の教えたくないものを知りたい人はたくさんいるというのに!)」みたいな欲求不満からくる嫌な気持ちなんだろうな、というところに落ち着く感じです。
ここまで落ち着くと、「だれにも教えたくない」に対して、猫がシャーッとなるほどの拒否の感覚はなくなるんです。
そうやって、苦手な言葉を乗り越えているというか、苦手な言葉との共存を目指しています(7+8のワークを行っているので、共存に落ち着くのも乙なものかなと思います)。
私は8番目のサインである蠍座が強いこともあって、7+8がしっくりきていますが、柔軟サインやサクシーデントハウスが強い方なら3+12や6+9がしっくりくるかもしれないし、社会的な部分と自分自身の内発的な部分のせめぎ合いを強く感じている方なら4+11や5+10がしっくりくるかもしれないし、火の強い方なら1+5+9とか、自分にある資源を外にむけて使っていくことが難しいと感じていたら2+3+10とか2+6+7とか、内的な調整を必要としているなら1+3+5+6がいいかもしれないし、自分に合う組み合わせで考えられるといいんじゃないかと思っています。
ところで私知らなかったんですけど、noteの記事を書く時、スクショを直貼りできるんですね。できたら楽だなーと思ってさきほどの検索窓をスクショしたあと、試しにCtrl+Vを使ったらできてびっくりしました。笑
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