日記いいなあと思いながら書く

 TOKYOではコミティアというのを三ヶ月ごとくらいにやっていて、漫画メインの同人誌即売会です。引っ越してからなんだかんだ行ってしまっています。

 そこで今日日記を買ってきました。なぜかぜんぜん漫画じゃないんだけど。古賀及子さんというデイリーポータルZ編集部のかたの個人サークルです。有名なところでは納豆を1万回混ぜたほか、近年ではめちゃくちゃいい笑顔で拾い食いをする様子などで実績を残している。
 日記は下記でほぼ全部読めるはずなのでぜひ読みましょう。

 読み物の種類として日記はかなり好きで、なんたる星でもみんなに書いてもらったことがあるくらいです。とはいえとにかく誰のものでも読み漁る感じではなく特定の人にはまったらめちゃくちゃ読むくらいです。アンネの日記とかはべつにあんまり興味ない。

 すごい面白い出来事とか斬新な考察とか軽妙なジョークとかは別にいらなくて、ただあったことと思ったことが並んでいって、間違いなくその人であるなぁと思える感じとか、日記にはイレギュラーな出来事が書かれがちなので、そういうもののその人なりのおさめ方みたいなのが見えてくるのが楽しかったりとか。

 で、これ短歌でできないかなぁ。とかを考えてたら、日常であったこと思ったことをそのまま書くのが最強だよねーみたいなアレに行き着くのではないかと思って。別に打ち倒さなくていいんですけど「それには勝たねば」みたいな気持ちもちょっと出てしまったよね。

 まあでも日記みたいで面白い短歌ってそんなに読んだ記憶がないんだけど。松川洋子さんのそういうのが強いて言えばそう、というくらいか。短歌だとどうしても「構え」が見えてしまうのでちょっとハードル上ってるんだろうな。そもそもあんまり短歌読まないし、まとめて読まないとほんとの日記と同じ面白がり方はできないだろうと思うので出会いにくそう。

 つまり日記みたいな短歌、というよりは日記そのものの「感じ」を短歌でやろう、というのは目指し方としてあるんじゃないかなあと思えて。でもそれでやることって「構え」をいかに解くか、というのが中心になる気がして、今までやってたのとあんまり変わらないかもしれない。

 昨年末に短歌こうするぞーみたいな目標立てたけどほとんどやってなくて、作る量がそもそもというところがあるのでまあ思いついたことはやって量出したほうがいいんですが。

 特に結論ないですね。日記おもしろいです。ツイッターとかだとちょっと違うので、ネットで見るなら個人ブログとかがいいと思う。僕はその昔さるさる日記を丸5年ぐらいやっていました。

追記
noteでも更新されてるんだからnoteのリンク貼ればいいじゃんね
https://note.mu/eatmorecakes

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