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桃太郎のおばあさんが主人公だったら

夫とは、そうです、家庭内別居みたいなものでした。
今の若い人達は仮面の夫婦とかいうんですか。

夫は、口数も少ないし稼ぎも少ない人でした。
今時、柴刈りなんて仕事でやっていけると考えるような人でした。

ある日わたしは言ったんです。
町へ行けば無料で就職案内くらい配ってるんだから、就職活動くらいしてください。もっと割のいいバイトでも探してください。

そんなある日のことでした。
川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が流れてきたのは。
いえ、直感とかではなかったとおもいます。
感じたのは、カネの匂いでした。

この桃の中にはいつか鬼退治をして
金銀財宝をかっぱらってくるような子が入っているに違いない、と。。。

刑事さん、、、今日はここまでにさせてもらえませんか。。。

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