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しりとり独り言選手権(嘲笑→うど)

おいしいです。春のうど。酢味噌なんかが合うし、音がおいしい。
でも今日の独り言選手権では食べるほうの「うど」ではなく、「うどの大木」のほうを書こうとおもいます。

そもそも「うどの大木」とは。
「大きいだけで役に立たない者のたとえ」(新明解国語辞典) とのこと。

「体だけはデカいくせにねぇ」と嫌味を言う人がいますが、まさにソレですかね。なぜその言い草を知っているかというと、この47年間で僕自身が何回か言われてきたからです。

身長181cm、体重リンゴ100個分。
じゅうぶんデカい。必要以上?にデカい。

これで肉体労働がバリバリ出来ていたのなら、嫌味も言われることがなかったことでしょう。でもなぁ、基本的にぼくは頑張れない人間なんで、けっこう大木系でした。

謙遜抜きに、心肺機能が弱いほうなのか、いわゆる体力がなく、すぐバテる。ほんでサボる。あ。なんか自責エッセイの様相を呈してきましたが、そうではなく、反対に、うどの大木でもいいじゃないか、とおもうワケです。

村にはバカが一人いる(要る)。と西洋の哲学書にありました。
人は基本的に見上げたり、見下したりすることで、精神優位性?みたいなんを保つ説があるので、みんなに笑われるような存在は必要なんだ、と。

イギリスがどこかのテレビの世界でも、村の人が通りかかるとずっこけたり、あほなことをしている人間がいるが、人が通りすぎると、おもむろにデカルトの本を読んでいた。。。とかいうコントもありましたね。

ぼくはおもしろさについての努力をしています。
そのことは中学生の頃から意識的に考えていました。

みんなにでくのぼうと呼ばれ、と書いたのは宮沢賢治でしたが、
みんなにうどの大木と呼ばれようとも、僕は「おもしろさ」を主題にして
みんなで「良い気分のバケツリレー」ができるような世界をつくりたい?ですわー。

あなたが笑うと、世界は変わるのなら、
みんなが笑うと、世界はもっと変わると思っています。

そうゆう者にぼくはなりたい。

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