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辞めた会社の入社メンバーへ伝えたい、私の得たもの得られなかったもの

はじめまして、私は株式会社スタディストで事業戦略室兼マーケティング部インサイドセールスグループマネージャーをしている小林右京と言います。2018年末に株式会社フィードフォースを退職した私が、辞めた会社の公式ブログに記事を寄稿するというなんとも奇妙な事をしています。noteのイベントを聞きながらなんか書きたいなって呟いたところ、前職の社長からリプライがありこんな奇妙な体験に繋がりました。

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この記事では、まだ見ぬフィードフォースにジョインする方、もしくは、ジョインを考えている方に、「こういう人が居て、こんな経験をしたんだよ」を伝えることで、環境について、ジョインすることについて、少しでも参考になればいいなと思って書きました。

簡単な自己紹介

私は2015年卒の新卒として、なんとも和のない同期に恵まれながら入社しました。フィールドセールスを経験し、秋頃からインサイドセールスの立ち上げを行い、翌年に準MVPをいただきました(一時期あだ名が「準」だったことは今でも根に持っています!根に持ってますよ!)。マネージャーやsalesforceの管理者も任せていただき、評価制度・目標制度など会社全体の制度見直しに経営企画会議にも参加していました。エンジニアさんとの垣根も殆ど感じた事なく、開発サイドのマネージャー会議に潜り込んだり、各プロダクトの体制引き直しもお手伝いするなど、本当に多くの経験をさせていただきました。(2017年10周年パーティーにて、筋トレにハマり太り散らかしていた当時の写真 後ろに大先輩川田さんを添えて)

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私がフィードフォースという環境で得たもの

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仕組みで戦うという信念の土台

新卒入社時のバリューに「仕組みで物事を解決する」というものがあり、当時からすごくすごく好きでした。例えば、自分が普段行なっている業務のうち何が時間をとっているか?を振り返り、どうすれば自動化・効率化できるか?を考え、ツール同士を連携することに今3時間設定に時間を使い、後々の30時間を削る。といった思考で日々の業務を捉え直すことです。

仕組みで解決しようとするとき、普段の動きを具体のまま捉えるのではなく、抽象度を一つあげて何が原因してて流れがどうなっているか?を捉える必要があるため、常に考える癖が必要になってきます。逆に言えば普段から仕組み化を求めてくれる環境だからこそ、思考を止める瞬間がなく、この信念が染み付いたなと思います。特に、salesforceの管理者やインサイドセールスで制度をつくろうとしてる時にこのバリューを強く意識することが多く、今も信念と思って大切にしています。

仕組みだけでもダメで、運用だけでもダメというバランス感覚

前項で言ったそばからひっくり返すのですが、仕組みで戦うマインドは素晴らしい一方で、それに凝り固まって失敗したことも沢山、それはもう沢山ありました。仕組み化のマインドはどうしても時間がかかります。全容を把握して、要所はどこか?を捉える。入って間もないころの自分は運用とのバランス感覚を意識できず、完璧で堅牢な”システム”を目指す癖がありました。ビジネスの世界では時に、まずアクションを起こすことが重要になります。今考えれば阿保らしいですが、全容も固まっておらず要所も流動的な状態で、スタート地点で唸って考えていたタイプが私でした。

まず動くこと(人の手でカバーすること)、その後に動きながら改善を回すこと。このことを新卒入社から一貫して教えてくれた、私の社会人人生最初の上司がおり、その方の教えがあってこそ今があると思っています。特に、大学時代に仲裁・交渉・模擬裁判のゼミを経験した自分の考え方は、徹底した構築思考でした。2ヶ月かけて合宿所にこもりながら申述書(いかに自分の主張があっているか?を書いた主張文)を書いていた私が、ベンチャーのスピード感で物事を考え、運用を回しつつ仕組みでスケールさせるバランス感覚に至ったのはフィードフォースでの経験あってこそです。

学びのサイクルができたこと

フィードフォースでは、チームMTGでのKPTや月ごとの振り返り、日報を書くことが文化として根付いていて、しかもそれをエンジニアサイドだけでなくビジネスサイドも当然のように行なっているのはすごく特徴的です(ビジネスサイドなのにポストイットの剥がし方にうるさかったり)。また、塚田さんが事業を作るときに必ず大切にしていると聞いた「過去の事業で得た経験と知識を活かせる領域で次の事業を。」こういった部分に、振り返ることで自分の中に経験として落とし込んで、次を考える姿勢が現れているとおもいます。そんな”振り返り”を息をするようにしている環境に身を置いたからこそ、自分の中に「行動する→考える→振り返る→行動する」という学びのサイクルが土台としてできたなと思います。

逆にフィードフォースという環境で得られなかったもの

プロダクトに対する熱狂

私が、複数プロダクトを跨いで動くことが多かったという影響だとおもいますが、在籍当時、一社で4~5プロダクトが回っていて”プロダクト愛”と呼ばれるようなものを私が強く持った経験がありませんでした。現職では一社1プロダクトだからこそ、事業愛・プロダクト愛には転職して圧倒的な差を感じています。また、ターゲットがマーケターで、プロダクトがマーケティングツールだとドッグフーディングも難しく、製品の効果を個人として実際に体験し、熱狂する経験は得づらかったと思います。

世間の広さに関する認識

これは転職して初めて思ったことですが、在職時に関わったプロダクトが、Webマーケティング領域が中心だったため、こんなにも世界がいろんな会社によって回っていることを、頭では分かっていても実感できていませんでした。お客様として関わるのは”ToCビジネスをしていて、Webマーケター”もしくは”広告代理店”。その時点で世間の一部の一部だというのが当時全く分かっていませんでした。市場に対する認識も、いろんなビジネスの形があるという認識も転職して初めて視界が開けた感覚があります。現在は、手順書管理に関するプロダクトに関わっているため、基本的に全ての企業に一定ニーズがあります。現職で、事業戦略室の一員としてビジネスデベロップメントの動きをしていますが、この一年過ごしてみて、なんども知らなかったビジネス・市場に触れ驚くことが多かったです。

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(写真はFFのシステム&精神的インフラこと杉さん&雨の日傘ささないキャラ創ってたけどほんとは傘さすさとむーさん)

まとめ

ジョインを考えている方、ジョインをする方に向けて、最も伝えたかったこと。フィードフォースという環境は、良い文化と振り返る習慣が根付いた場所で、伸び伸びと自分を伸ばしたい人にはすごくオススメです。自分で言うのも変ですが1社目に選んで本当に良かったと思っています。手を上げれば影響をくれる人がいて、苦しんでいる時に手を差し伸べてくれる文化がありました。

ただしそれは、受け身でいて得られる経験では決してないと思っていて、組織の課題や、チームの問題に右手を上げ続けたからこそと思います。
加えて、ニッチなプロダクトを扱っている関係上、受け身でいると視野が狭くなりかねないです。私は在職中もインサイドセールスの職種を軸に、インタビューや勉強会など外に積極的に出たつもりで居ましたが、それでもなお、見聞の狭さを痛感しています。
だからこそ、まだ見ぬジョインメンバーには日々、自分伸ばしをしながら、(当時の私なんて屁でもないくらいに)外に出て欲しいなと思います。いつかセミナーや勉強会などで「あ、フィードフォースの方なんですね!実は自分、新卒入社フィードフォースなんですよ!」と笑顔でお話できたら、すごくステキですね。

この振り返りが少しでも参考になっていれば嬉しいです。では。


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