見出し画像

アール座読書館

はじめに

今日は、東京は高円寺にある
知る人ぞ知るちょっと変わったお店のお話しです。

中央線カルチャー。
個性的な街、高円寺。
駅前の商店街からちょっとそれた
古びた建物の2階にそのお店はある。

階段を登っている瞬間から
なんだか物語がはじまりそうな予感。

階段を登って扉を開けると
懐かしくて落ち着く空間が広がっている。
おしゃべり厳禁。
しゃべくりたい方は3階へどうぞ。

注文する時も小声で
もちろん、パソコンをカタカタしている人はいない。 

ここでは、やはり紙の本が読みたくなる。

今回は、チャイとクッキーを注文。
お供させたのは、こちらの本。

『失われたものたちの本』
ジョン・コナリー著。

心の傷を負った少年が
本の世界に迷い込んでしまうお話。

こういう内容の本が
これまた似合う空間。

控えめのBGMにのせて
今日は虫の音(本物)が聞こえる。
秋ですなぁ。

こちらにある蔵書が
これまた魅力的で
あれもこれも読んでみたくなる。

机の引き出しも
そおっと開けてみてください。
物語が広がっています。

                                         ***

1番最初に訪れた時は、
特殊な空間と魅力的な蔵書に囲まれて
少し緊張していた。

耳を悪くしてしまった今となっては
この静けさは、避難場所。

うちの耳子(みみこ)も喜んでいる。
ぜんぜんイヤイヤしない。
(※当方、聴覚過敏ぎみ)

夕方の薄暗くなってからの時間帯は
また違う物語が漂っているんだろうな。
今度は違う時間帯に訪れたい。



おわりに

ここは、訪れる人によって異なる物語を感じる場所。本好きの皆さま、現実逃避されたい方、高円寺にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


✩最後までお付き合いいただき、ありがとうごさいました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?