僕の隣

僕の隣にはいつも君がいた。
歩いてる時、ドライブしてる時、ご飯を食べている時いつも隣には君がいた。

信号待ちの時他愛もない話をする。
信号が変わって少し先に歩き出しいつも遅れて後ろから早歩きで着いて来る。
「話聞いてる?」いつも怒り口調で聞いてくるのがたまらなく可愛かった。
「聞いてるよ」「ほんとに?」
また会話が始まる。
いつも君は笑ってくれた。
それだけで幸せだった。

でも気づけば僕の隣には誰もいない
信号が変わってすぐに歩き出し止まることもない
初めはよかった1人が楽だった。
でもなぜだろうこんなに寂しいのは
もっと君の話を聞いてればよかった。
人混みの中を颯爽と歩く。

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