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空き家対策と定住促進
「空き家整備 定住促進へ」綾川町が過疎化対策事業
香川県全体で空き家の増加が問題になっておりますが、2024年6月18日(火曜日)付『四国新聞』に綾川町の取り組みが紹介されていました。
曰く
過疎化対策と空き家対策を兼ねて綾川町が取り組んでいる「中間管理住宅整備事業」が本年度、本格的に始動した。町が空き家1軒を準備しており、7月から入居者の募集を開始する。町は「地域の輪の中で暮らしてまちの魅力を体感してもらい、定住につなげられれば」としている。
綾川町では「豊かな自然などのアピールポイントがあるものの賃貸物件自体が少なく、居住希望者がいてもニーズに応えられない」ことから町が空き家を一般公募し、リフォームしたうえで貸し出すことにした。
地域の賃貸物件状態やアピールポイントに違いはありますが、多度津町でも参考になる施策ではないかと思います。
多度津町でも、空き家を活用した店舗づくりへの後押しはありますが、綾川町のような(そして事業内容がことなるので単純な対比もできませんが)「(3軒分の改修費など)約4800万円を計上」し対応しようというのは、本町の事業とは異なる、大胆な本気度を感じる過疎化対策事業ではないかと思います。
町が手をいれることで空き家を活用するために多度津町でも何ができるのか。現状の施策とその執行状況をもう一度精査し、予算と勘案しながら、より活用しやすい、また無駄にならない対応を考えていくことが必要です。
少し、あたってみようと思います。
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氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。