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【201】ステレオ化された名演:(パパ)クライバーの1953年の「運命」 2024.4.24

 前回紹介したMahkun Yoshidaさまのサイトには、フルトヴェングラーの数々の名演の他にも、トスカニーニ1953年の「新世界より」、(パパ)エーリッヒ・クライバー1953年の「運命」などの歴史的名演をノイズを除去しステレオ化したものがずらりと並んでいるのです。

 (57) Mahkun Yoshida - YouTube

今回その中から聴いてみたのは、エーリッヒ・クライバー:コンセルトヘボウの「運命」です。
 これは、今までじっくり聴いたことがなかったのですが、ステレオで聴くこの演奏は、圧倒的推進力で突き進む輝かしい演奏で、胸のすく快演は聴いていて嬉しくなってしまいました。

 これを聴いたら何か気に成り出して、その後、息子カルロス・クライバー、さらにフルトヴェングラーの1947年5月27日と運命を3連続で聴くことになってしまいました。

 カルロスも堂々たる名演でしたし、久しぶりに聴くフルトヴェングラーはやはりその真摯さが胸を打つ名演で、三者三様の演奏を聴き通してしまいました。
 このレベルになると、どれがいいというような話にはなりませんね。
 3つの演奏はどれも素晴らしいと思いました。
 こんな聴き比べができるようになんて想像もできませんでした。
 有難いことです。

 

 


 


 
 

 


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