サルサの話

友人に誘われてサルサに行ってきた。
実はこれまでもなんどか誘われていたけど確実に苦手な分野だと分かっているので断ってきたが、一度くらいは行ってみないとということで思い切って行ってみました。
そもそもどんなことろで踊るのか全く想像できない。バブルの時代にテレビで見たジュリアナ東京みたいな所か?クラブってたまに聞くけどドラマに出てくる金髪タトゥーの兄ちゃんがうろうろしている所か?などと不安になりつつ到着すると、やや照明がくらい小洒落たレストランだった。
音楽の音量も普通だし、お客さんも上流階級の人たちといった感じで心配は無用だったようだ。
飲み物を注文ししばらく友人たちと話していると、そのうち音楽がかかってダンスタイムが始まったようだ。レストランの中央あたりにスペースがあって、自由に踊りたい人は踊れるのだ。一曲終わって友人のペアが戻ってきた。どのタイミングで行くかどのタイミングで戻ってくるかは自由。
ぼくと少しだけステップを教えてもらって踊らせてもらった。こちらの人はたとえ下手でもからかうこともないし過剰に褒めることもない。他人の踊りよりも自分が次どのタイミングで踊ろうか頭が一杯だからなのかもしれないけど。
ノリノリで弾けないと浮いちゃう場所というようなイメージがあったけど、だいぶ違った。サルサは大人の嗜みで知的な遊びだ。

ちなみにこっちの人はカラオケは苦手らしい。ぼくが日本でよくカラオケ行ってたという話をすると「なんであんか恥ずかしいことできるの?」とびっくりする。ダンスもカラオケも向いてる向いてないという話ではなく結局慣れるかどうかなのだ。

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