北東インド旅(2)インドに到着、暑さにやられる

成田-ハノイ-ニューデリー-Guwahatiとトータルで12時間半飛行機に乗ってやっと最初の街に到着。

最高気温37度最低気温27度。湿度マックス、爆音クラクション、異様な人口密度、スパイスとお香の強烈な匂い、埃っぽい道路。「あーこれがインドだー」と喜ぶウブな旅行者ではないぼくは「一刻も早くこの街を脱出せねば」と思うのであった。この街に来た目的は旅の目的地であるアルナーチャルプラデシュ州の入域許可証を取るためである。

アルナーチャルプラデシュはブータン、中国、ミャンマーと国境を接している。特に中国とは領土争いをしておりgoogleマップでみても国境線がその部分だけ線ではなく点線で表示されている。ミャンマーとの国境もそこに住むナガ族は独立を求めており微妙なエリアなのである。
とはいえ基本的には危険ということではなく、インドも最近は観光に力を入れている地域でありインド人に取ってはポピュラーな観光地になっているようだ。

外国人にとっては入域許可証を取らなければいけないためまだまだマイナーな地域ではあるが、ブータンの国境近くのエリアは文化的にはほぼブータンであり、なかなか面白そうだということで今回はそのあたりがメインの目的地である。

事前にネットで調べたところ7年前に取った人のブログが出てきたのでそれを参考に手続きをする予定だ。
仕事で3ヶ月インドに滞在したことがあるぼくだが、その経験から言えばインドで何かの手続きをする時にスムーズに行くことなんでまずあり得ない、という事だけは断言できるので、とりあえず色々期待せずに頑張ることにする。

市場で見つけたバナナの花(蕾)。こちらでは一般的に食材らしい。
魚のターリー

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