歯医者

甘いもの大好きなニカラグア人はやはり虫歯が多いのか、歯医者が異様に多い。100メートルおきぐらいに最低一件はある気がする。

今回ぼくは歯石除去のため歯医者に行ってきた。
日本の感覚だと「ここ大丈夫か…?」と思わざるを得ない趣のある手作り感満載の看板の歯医者も多いが、 今回は職場の近くで安いというところを紹介して行ってきた。

日本の歯医者クリニックだと歯石の除去は歯科衛生士さんがやってくれて最後に歯科医師がチェックするという流れだが、今回行った歯医クリニックでは歯科医師一人で全てやるようだ。というか歯科衛生士などいない。歯科医師の完全ワンマン営業だ。

いよいよ歯石除去スタート。虫歯の治療で使うドリルみたいなやつオン。金属の軋む音がめちゃくちゃ不快でうるさい。そして削る時の振動がすごくで痛い。逃げても逃げても追いかけてくる。さらにつばとかを吸う機械がないのでしょっちゅう起き上がってつばを出さないといけないので腹筋が筋肉痛になるかと思った。

日本では3ヶ月ごとに歯石除去のため歯医者に通っていたが、こんな痛かったっけ?そしてこんな不快な音がしたっけ?と考えた。

このドクターの腕が悪いのだろうか。
それもあるだろう。しかしおそらく機械自体もかなり古いモデルのものなのではないか。
自分が子供の頃行った歯医者はこれくらい痛がったし不快な音がした気がする。
テクノロジーが進めば進むほど古いモデルの機械が流れニカラグアの歯科クリニックは増えるに違いない。

30分ほどで地獄のような時間が終わり、クリニックを出た時は精根尽き果てていた。もう二度と歯医者には来たくないと強く思った。

今まで以上に歯磨き、がんばろう。

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