馴染みの味と忘れられない味
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さてこの記事のテーマは〜
うちのはシンプルに言うと千葉風です!母の出身が九十九里の方なんですけど、母の実家の伝統を受け継いでいて、鶏肉を出汁のもと+具のかわりで煮て、焼いたお餅を汁に入れる。あおさ海苔とかつお節を混ぜたものと三葉を入れていただきます。我が家の場合、味が薄かったらお醤油でなんとかする。
あとから入れるあおさ海苔とかつお節の混ぜたのが汁を吸うと美味しいんですよ〜!!大好き!!
ちゃんと調べたら「はば雑煮」というらしい。しかも、青海苔とかつお節だけじゃなくて本当は“はばのり”も入れる……へえ……
なぜかこれだけは食にうるさい父も気に入っているのか、母の家の伝統が受け継がれました。むしろ受け継げるものがこれしかなかった説もありうる。母、料理が得意なわけではなかったので。そもそもはばのりは東京では手に入りづらい?のか、我が家のは簡易バージョンって感じですね。年によっては人参とか大根が入る時もあったので、いわゆる東京のすまし汁とのハイブリッドな可能性もある。
で。この千葉の「はば雑煮」以外で食べたことがあり、忘れられないのが京都のお雑煮!
昨年(2022→2023)の年末年始を京都で過ごしたとき、泊まっていたホテルの元旦の朝食に出てきたのが白味噌のお雑煮。東京に生まれ育ってお餅といえば角餅という感覚のわたしには丸餅も新鮮だった。
たぶんこれが近い(農水省のサイトすげぇ)
白味噌自体があんまり馴染みのない味わいではあったけど、とにかく美味しかった!という記憶だけ頭に焼きついてる。ただおひとり様1杯まででおかわりできなかったのが心残りだよ……そのくらい美味しかった。
すまし汁みたいな感じのさっぱりお雑煮で育ったわたしには、甘みのあるまろやかな味のお雑煮というのがすごく新鮮だったし、入っていた里芋はそもそも好物だし。
ちなみに父にあのお雑煮が美味しかった〜と駄々をこねると、「再現難しいんだよあれ」と返されて終わります。食べるためには年越しの度に京都に行くかあるいは嫁ぐしかないのか。
そんな訳で、お雑煮の話でした。
年越しを詳しく知らない土地で過ごしてお雑煮食べてみるっていうのもアリかもしれない。
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