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さて、わたしは何者か。

……何者なんでしょうね。
無名人インタビューさんに参加したことでわたしの存在に気がつく方がいらっしゃるかな〜と思い、これ幸いと便乗する感じで自己紹介を書いてみようと思います。

先に謝っておきますが、その場で考えながら話したり書いたりするので、無名人インタビューさんで話してることと似たような話をするかもしれません。
自分語りが好きなので、まあ長々と書いていきます。


現在

名前と居住と年齢と、いわゆる肩書きについて

ういなつ、と名乗っております。由来は簡単、初夏生まれ→初夏の読み方を変えただけ、イントネーションは「ロマンス」と同じです。

生まれも育ちも東京都。むかし働いていたとある職場では上司から「シティーガールだね!」と言われておりました。なんのこっちゃ、といまでも思います。
現在は父親と二人暮らしをしています。凝り性というか好きなものへのブレーキがぶっ壊れているというか、何かにハマるとまっしぐらみたいなところが似ているのと、お互いがお互いの「好き」を尊重できる間柄であることでうまいこと仲良くやっています。

年齢は30代前半。平成一桁生まれです。いわゆるゆとり世代。気がついたら30代に足を突っ込み、そろそろアラフォーという言葉がにじり寄ってきました。

「何をしてる人ですか」と聞かれると実は非常に困ります。
“ういなつ”という名前ではただひたすらに短歌を楽しんでいる人です。技術に乏しくまだまだ他人を見よう見まねしているビギナーだし、結社などに入る気もあんまりないし。
歌人です!と名乗るには未熟かなあなんて思っているので、ひとまずは短歌ビギナー、っていう肩書きを掲げておこうかなと思います。

そして、名前を取っ払って所属や職業を聞かれてもかなり困ります。療養の身、と称するのがたぶん一番正しくて無難だと思うのですが、わたし自身が“療養している”という意識が薄くって、シンプルに言えば無職、ニート、子供部屋おばさん……なんだかネガティブな印象の言葉ばかりですね。
そして、つい最近、発達障害(ADHD)の傾向が強いとの診断を受けました。特性や傾向の説明を受けた結果、今まで生きてきて引っかかっていた困りごとについてまるっと腑に落ちて面白いな!くらいの感想を持っています(10/27執筆時点)。
メンタル面のお話や、今の時点からどう社会復帰していくのかも、noteには残していきたいなと思います。

家族について

先ほど、父親と二人暮らしをしている、と書きました。では母親は?といいますと、2020年2月に死去しています。
正直なところ、晩年の母とは恐ろしいくらい折り合いが悪く、関わりを避けて避けて避けてとにかく逃げ続けていました。そのため、いい思い出が霞んでしまっていて、基本的な性格や好きなものへの姿勢が父とそっくりな分、自分で思う自分の嫌なところが母そっくりなのが悲しいなあ、と思っています。せめてザルだった母の酒の強さだけは受け継ぎたかった。夕食を作る前に缶ビール飲んで「ガソリン入れてる」って言う人でした。笑
子供の頃から父親のことは友達に近い感覚でした。楽しいことを教えてくれて遊んでくれる人、みたいな感じ。その感覚がいまでも残っているから、二人暮らしが成立しているんだろうなと思います。あと何より父親が食にこだわる人で料理も率先してやってくれるからありがたい。

好きなことその1:短歌

自分でも驚くほど多趣味というか好奇心旺盛ですが、ここでまず挙げるならもちろん短歌です。
現代短歌に最初に触れたのはたぶん中学生くらいだと思うんですが、やってみるか!と急に立ち上がって短歌の世界に足を踏み入れたのはここ1〜2年ほどのことです。

きっかけは二次創作(ファンアート)のひとつの形として短歌を詠んでいる人たちに出会ったことでした。
もともとファンアート作品として短編小説をちまちま書いていたので、「そんな表現方法もあるのか」くらいの印象だったんですが、ふと興味が湧いて現代短歌のルールを調べた時に俳句よりハードルが低く感じたのが大きかったです。某テレビ番組の俳句コーナーが大好きでずっと見てはいたんですが、季語とか型とかなんかややこしそうだなあと思っていたのが、短歌はそうでもなさそうだぞ、と。
そして、たまたまX(旧Twitter)でハッシュタグを使って二次創作短歌を詠んでみませんかというような企画を目にしたことで、「いっちょやってみるか〜!」とやり始めて今に至ります。

好きなことその2:観劇

これは両親譲りです。こればかりは年齢を気にせず連れて行ってくれた両親に感謝してもしきれません。幼稚園児を宝塚や劇団四季に連れて行くって、あの当時では珍しい方だったんじゃないかと思います。ミュージカルなら大丈夫、と思っていたのかな。
両親曰く、行儀良くしていられる子供だったから連れて行きやすかったとは言われていました。同世代の子がぐずったりする中、割と平気そうな顔で静かにしていたり、目の前で展開される物語や演出を食い入るように観ていたりしたそうです。正直覚えてません。

今はストレートプレイも観ることはありますが、やはりミュージカルが好きです。感情が歌になる、音楽に乗って伝えられるということが好きです。
2.5次元も好きです。もちろん、演出や脚本に好みはありますが。大好きな役者さんもいます。

好きなことその3:野球観戦

虎党です。頼む怖くないから逃げないでくれ。
これは完全に父親の影響。いわゆる暗黒時代の間、神宮球場(東京在住なのと、ドームには行きたくないという父のこだわり)に連れて行ってもらっては一丁前に応援歌を歌ったりメガホン叩いたりして、周りの席の知らないおじさんに気に入られてはアイス奢ってもらったりする子供でした。
赤星憲広さんがわたしにとって永遠のヒーローです。彼が引退後は特定の推し選手を作らずにチーム全体を応援していたのですが、今シーズン(2023)で坂本誠志郎選手に惚れ込んでしまいました。かっこいいぜ、女房役。

過去

あまり話したくはない

正直、ろくでもないというか、誰かに話して聞かせられるような良い話は少ないと思っていて。先に書いた観劇が好きな根源くらいですかね。家族としてハッピーなお話って。

いわゆる“機能不全家族”だったと思います。というのは、母との関係性が、外側から見たら悪いところが目立たない、いわゆる“普通の仲がいい親子”であったものの、実際は母自身の持病の都合で小学校低学年のころに長期入院があったり、叱られることへの恐怖感からかある程度の年齢まで母にとって都合の良い子供、扱いやすい子供でいることを意識していた節があるからです。あとは今の時代になってよく聞くようになった「ヤングケアラー」だった側面もあります。
母との関係性に歪みがあることに気付けたのは社会人になって視界がだいぶ広がり、ある程度の責任と自由を実感してからのことだったので、母との距離を取り続けるしかできない20代を過ごしました。
今となっては、何かどこかのタイミングで父親に助けを求めてられていたらとは思うんですけどね。
(この辺りのお話は、いずれ自分の気持ちの整理のためにもきちんと書き残しておこうかなとは考えていますが、今はこの程度にしておきます)

「努力」がきらい

……こう書くとマイナスな印象ですが、言い換えると「好きなことを一生懸命追いかけるタイプ、ただし興味のわかないものは何であろうとやる気がない」なんです。
小中学生のころ「テストで100点取ったら欲しいものをあげる」と言われたとして、頑張らない子供でした。「欲しいものはある、でも今手元になくて困ってない。から必要がない。つまり要らない」って捻くれた理論で苦手な科目の勉強から逃げていました。その代わり、好きな科目は知識が増えるのが楽しくてガンガン進めるような、そういう性格です。
それがそのまま育ったから、意識して努力するとか頑張るというのが苦手で。たぶん苦労や努力という言葉に関係する成功体験がゼロに等しいからだと思うんですが、好きで楽しいからやる、その中で壁にぶつかれば工夫する、その工夫している時間すら楽しい。みたいな環境やモノでないと何にもやる気がしません。これはわりと勿体無い性格だなと自分でも思います。
何でもいいんですけど、楽しさが見つからないただ苦しいことに挑むのが嫌です。
カッコつけるなら「好きこそ物の上手なれ」を体現してます。好きだから続く。好きだから上達していく。好きだから極めていきたい。わたしにとっての短歌が、いまその対象かと思います。

未来

歌集をつくりたい

実は二次創作では薄〜いペラッペラのを作ったことはあります。弱小同人サークルの主でもあるので。
ただ、オリジナルというか、自分自身の感情とか生活を切り取ったものなどはただ詠んで貯めている段階なので、歌集という形でモノを作って何かのタイミングで文学フリマに出たりしてみたいなあ、などと思っています。
(余談:最近になってから中退した母校学科が文学フリマに関わっていることを知って一瞬トラウマがよみがえりヒュッと息を飲みました。在学中はマスコミ分野に興味の矢印があったので今の自分とはかなり違いますが、なんか複雑よね!)

ライフワークとしての短歌

本当は未来のことを考えたり、将来性のある計画を立てることってすごく苦手なことなんですけど。
もっと短歌を詠むこと、楽しむことが自分自身と自分の生活に馴染むといいなあ、と思っていることだけは確かです。
結社とか歌会みたいなものに参加することも考えたんですけど、心理的ハードルの高さがまだまだあって、ひとりでのらりくらりやっている方が向いてるかなと今のところは思っています。
でもときどきは、誰かに味わってほしいんですけどね。なのでXやTumblr、noteとかsuiuあたりで細々と投稿していくと思います。当分はsuiuでのいちごつみにハマりそうです。

終わりに

ビギナーでも一応歌人ということで、挨拶がわりの歌を置いて終わりにします。

好きなことばかりやってるわたしです。楽しく生きるよ、どうぞよろしく!


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