ピアスは自分にとって精神安定剤みたいなものだ。 顔面も性格も、自分のことは大嫌いだけど耳だけは気に入っている。 完全に自己満足だけど自分の中で唯一かわいいと思えるし、ありがたいことに友達にも「そんなにあいてるの意外！かわいい」って言ってもらえるから、単純に自己肯定感が上がる。私の自己肯定感を上げてくれる、唯一の材料だ。 あとは、他の人から羨ましがられる何かが欲しかったからあけているというのも理由の一つ。 ピアスって、みんなと違う何かが欲しいと思ったときに手っ取り早く変わ
大学生になってから、誰かと集まるとなるとみんなお酒と恋バナばっかり。 両方とも苦手な私にとっては大学生をするのがしんどい。 まず、お酒は単純に好きじゃない。ジュースも炭酸もあまり飲まないし、酔うって何もいいことなくない？と思ってしまう。 そう言うとまだ二十歳のくせに「えらいね〜お酒の良さなんてわからないほうがいいよ〜」なんて煽ってくる人がいて腹立つから飲むけど。 あとは、人前で酔っ払って迷惑をかける人がすごく嫌だ。サークルの合宿で酔った男の先輩が女子部屋に入ってきたとき
誰かが死んだとき、どうしてみんな急に 『ありがとう』『大好きだよ』『頑張ったね』 『気づけなくてごめんね』『つらかったよね』 とか言うんだろう。 生きてたら言ってくれないくせに。 言ってくれないどころか、酷い言葉も平気で言うくせに。 死んだらみんなから感謝されて、同情されて、褒められて、好かれる。 いいなあ。感謝も同情も称賛も好意も、全部私が欲しいものだ。 そう考えたら、死ってすごく魅力的に感じる。
『いつかみんな死んで全部なかったことになる』って、魔法の言葉だと思う。 今、どんな失敗をしても、どんな風に思われても、どんな黒歴史を残しても、いつか全部消えてなくなるのだ。 自分自身、完璧主義でミスを引きずるタイプだから、この言葉にはいつも救われている。 いつかなくなるのなら、『今』がどうでもいいと思えるから。そう考えたらすっと心が軽くなる。 所詮、人生なんて死ぬまでの暇つぶしだ。
好き嫌い激しいくせに、自分が嫌われるのは怖い。 嫌いな人からも好かれたい。全員から認められたい。褒められたい。すごいと思われたい。感謝されたい。 本当に面倒くさい性格だなって自分でも思う。 でもどうしても直せない。 こんな性格だから、私の毎日の言動は人からの好感度を上げるためのつくりものである。『良い人』を演じているだけだ。 『ありがとう』って言われたいから頼まれたことは嫌でも断らないし、『良い子だね』って言われたいから悪口も文句も言わない。でも本当は嫌なことは嫌だし、
もう20歳だから大人だけど、自分の中では17歳くらいから止まっている。 人にもよるけれど、正直大学生は思っていたよりもまだまだ子どもだし、大人と言えるのは社会人になってからなのかなと思う。私はそういう意味での『大人』になるのが怖い。それは、社会一般的に考えられる『普通の大人』にはなれないと思うからだ。 まず、働くのが怖くて仕方がない。みんな『働きたくない』と言いながらも毎日働いていて、本当に尊敬する。行ってしまえばやるしかないからなんとかなるけれど、行くまでが不安で憂鬱
幸せになりたい。 漠然としているけれど、いつも心の中でこう思っている。それなのに、何か嬉しいことがあって『幸せ』という感情を抱いた瞬間、何故だか自分が憎たらしく思えてしまう。 『幸せそうな自分は自分じゃないみたい』 『幸せそうな自分が気持ち悪い』 こう思ってしまうからだ。 どこまで捻くれているんだろう私は。 元々ネガティブな性格であるから、楽しい時間よりも病んでいる時間のほうが圧倒的に多い。だからそのたびに『もう病みたくない』『幸せになりたい』と思
飲み干したスト缶ロングに不快に感じてしまうほどの飲みコール。 どこで覚えたんだろう。この前まで一緒に部活で怒られて、マックに行って勉強して、くだらない話で笑っていたのに。 高校の友達と久しぶりに会うと、みんなちゃんと大学生になっていて苦しくなる。大学生なんだから当たり前だけど。でも自分は大学生になれない。大学生らしいことをしている自分が、なんだか気持ち悪くて受け入れられない。 大学生活に疲れて高校の友達と会ったのだから、そのときくらい高校生でいさせてよ、と思ってしまった
特別嫌なことがあるわけではないけれど、すべてにおいて上手に生きられないから死にたい。 一人になるといつもこう思ってしまう。 でも自殺の方法や死んだ後のことを考えると怖くて死ねない。多分、心の奥底には充実した人生を送っている人を羨ましく思い、そうなりたいと願う自分がいるのだと思う。 毎日がそんな繰り返しで苦しい。 だからいつもTwitterの誰にも見られないアカウントで思ったことを吐き出すことで、気持ちを保っている。 でも、ひっそりと誰かに知ってもらいたい、あわよくば共
