6月だし、自分のSOGIについてでも話すか。

そういえばちゃんと話したことあったっけ、と思ったのでせっかくだしまとめてみようと思う。6月だし(終わりかけだけど)。
たぶんかいつまんだものをツイートしたことがあるはずなんだけれど、ここでは字数制限の壁にぶち当たることがおそらくないので。

前提として今から書くことは将来に渡って二度と変更されないものではないのでそこだけは注意してほしい。今書いている私が自分をどう認知しているかということを了解してから進んでくれるとありがたい。


Sexual Orientation

私はたぶん、パンロマンティック。
そしてウーマセクシャル。

用語の説明を一応挟んでおくと、
「ロマンティック」というのは恋愛的な指向のこと。
「セクシャル」は性愛的な指向。

これらにさらに

  • パン→to 全て

  • デミ→to 親密な関係

  • ヘテロ→to “異性”

  • ア→to 無し

みたいな接頭語がついて表される。
ちなみにウーマセクシャルはto女性ということ。

自分がバイロマなのかパンロマなのかはあまり自信ないけれど、身体的女性にも身体的男性にも恋をしたことがあって、かつそれがわざわざ相手がどっちだからと気にした記憶がないのでパンロマとしている。
でも傾向として身体的女性のほうがよく好きになる。今もそうだし。

それから人によっては恋愛と性愛を切り離せない人もいるだろうけど、私の場合自分が男性とそうなりたいという欲求が全くないけど好きになったことがあるのでそういう人もまぁいるよねくらいに思っておいてほしい。

1つここで正直な事を言うと、好きになる性が大体女性ということに少々めんどくささを感じていたりする。なぜなら私がどれだけその人のことが好きでも相手が“こっち側”である可能性というのは当然そこまで高くないからだ。元々“そう”であることが前提のコミュニティや経路で知り合っていない限りそもそも相手は私の恋愛感情も性愛的欲求も受け付ける土壌を持っていないのである。つまり、単純に成就までのハードルが高い。
まぁ変えられるものでもないので仕方ないけど、「全人類がSOGI公開してたら相手のSOGI推理ゲームしなくていいのに」というようなバカらしいことを何度も考えている。とはいえ、初めから答えが見えていてそれが“ミスマッチ”だったら希望を持つ瞬間すらなく断ち切られるのでなんとも言えない。うぐ。


Gender Identity

Xジェンダー不定性、あるいはGender fluid。

な〜〜〜〜んでこんなめんどくさい性別なのか自分に問いたい。本当にめんどくさい。

とりあえずまず説明すると、Xジェンダーとは「“女性”でも“男性”でもない性自認」の人のこと。
大まかに分類すると4つタイプがあって

  • 両性=男女どっちでもある

  • 中性=男女の中間

  • 無性=男女どっちでもない

  • 不定性

という並び。
上3つは感覚的に理解できないにしろ言葉としては理解できると思うのであまり詳しくは言わない。

さて、不定性について。
ディティールは人によるとしか言えないが、簡単に言うと「性自認が一定の状態になっておらず変化する」というようなもの。
男女の比率が揺れ動く人もいれば男女+無性の3種の人もいる。私は3種で変わる人。

これをめんどくさいと思う理由を書いていく。
女性・無性の比率が高いときは特に目立った問題もない。キツイのは男性比率が高まってきた時だ。自分の体が女性であることが心底気に食わないし嫌で仕方がないのである。そのゆらぎがきっかけになって気分が落ち込むことも少なくない。よく小説とか漫画とかでサラシで胸つぶしてる人いるけど、そんなんで目立たなくできるほどでもないというか、どうしようもない感じなのでなおさら困る。だからずっと「可変式の体にならないかな」と思っているのだけれど当然叶いそうにはない。最近またDBH(Detroit: Become Human)をよく見るんだけれど、ああいうアンドロイドならどうにか可変式にできそうではある。サイボーグ化してくれ、俺の体を。

そうだ、俺という字を使って思い出した。
「おれ」と「俺」は明確に違っていて、私はそれを区別して使っていたりする。いつもの一人称はおれなのだけれど、男比率が高まってくると俺を好む。これは私の中でのものなので決して「俺=男」と主張したいわけではない。ただその響きがよりパワフルになる気がしてそうしたくなるという話だ。


さて、こんなところだろうか。今文字数を見たら1800字を超えていてちょっとびっくりしている。と同時にそろそろ飽きてきたな、という感覚に納得がいっている。なんだか眠くなってきたしもう少しで寝ようと思う。

まぁなんか、LGBTの話ってややこしかったりセンシティブだったり、ともすればめんどくさかったりするけれど、とりあえずこういう人間がいるんだなぁくらいに思ってくれたらいい。私は最低限私の目の届く範囲で私や身近なLGBTの人に対する差別的な発言がなければいいので。嫌だと思うことがある人もいるかもしれないけれど表立ってぶつけられさえしなければその存在も認めるというスタンスでいたい。
というのも、特にLGBT側がカミングアウトしてないときは特別何をしようとか気を張るのなんて無理だと思うので。彼氏彼女じゃなくて恋人と言うとかそういうことはできるかもしれないけれどね。

というわけで、長々と失礼しました。
それではお暇。

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