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【FRJ2024 オンデマンドセッション#40】既存支援者は団体の財産、その財産を最大限活用できる団体へ

FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。

40こめに視聴したのは、『寄付者、ボランティア、自主事業利用者向けにCRMを構築しよう』北村政記(奏ワークス株式会社代表取締役)さんがお話されています。

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支援者の一覧つくるのを後回しにしない

寄付とひとことでいっても、寄付者が寄付しやすいように決済手段がいろいろ選べるようになってきました。それとともに、寄付を募る団体側もいろいろな窓口を使うようになってきています。それがゆえに、寄付者や支援者の一覧を作成していくことが非常に複雑化してきており、「やろう!」と決めなければ、後回しになってしまいがちかなと思います。

対面で寄付をいただいた場合、銀行振込でいただいた場合、クラウドファンディングをしたときのプラットフォーム経由した場合、マンスリーサポーターを募るときのプラットフォームを経由した場合などなど。自分の団体でも考えたときに、少なくとも5つの異なる窓口から寄付を募っており、これらをリスト化することを毎月するようにしています。

じゃあどうやってしていくのというところ。いろいろな考え方もあるとは思うのですが、最低限、寄付者への領収書に記載しなければいけない項目とどこから寄付をしてもらったのかくらいがあれば、一覧としては十分だろうと思います。

既存支援者がいちばんリアクションが良い

これはいろんなセッションでも同じようなメッセージがあると思うのですが、やはり既存支援者が活動のボランティアや追加の寄付などをしてくれる可能性が高いです。すでに、団体のことを知ってくれている、活動を応援しているということがあり、いま伝えたいことが伝わりやすい状況にもありますし、「何かできることがあれば」というスタンスで自分たちの声を聴いてくれるからだとぼくも思っています。

そんなときに、その他の人と同じタイミングで寄付を募っている情報を知ってもらうのではなく、自分たちから情報を先行して伝えて、「〇〇さんに応援してほしい」という情報を出すことができるかできないかでは、寄付者心理としては大きいのではないかなと思います。

自団体はまだまだそこまで体制を整え切れてはないのですが、寄付者一覧は整っています。これらを生かして、最適なファンドレイジングアクションができるようにチャレンジしていきたいなと考えているところです。

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