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【FRJ2024 オンデマンドセッション#5】届けたい相手に届けるために考え抜いた広報発信ができているのか?

FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。

5つめに視聴したのは、『広報・プレスリリースを極める。広報PR専門家による戦略・実践術を大公開!』です。こちらは、伊東正樹(ソーシャル・エンライトメント株式会社 代表取締役、広報PRコンサルタント/認定ファンドレイザー)さんがお話されています。

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誰に何を届けたいのかを丁寧に考え込んだ広報発信を!

広告と広報の違いから説明があり、とても満足度の高いセッションでした。SNSが身近にあり、自由に情報発信ができる環境に身を置いていますが、その中で「誰に何を伝えたいのか」をもっと深堀りしていきながら、伝わりやすい言葉選びや納得感を得やすい数字を効果的に使うことなど、学びがとても多い内容でした。

プレスリリースの具体的なノウハウもセッションにはちりばめられており、自団体でもプレスリリースを定期的な発信に取り組んでいるのですが、自分たちの活動記録のような形になってしまっており、メディアの方に取り上げてもらい、情報を多くの人に拡散してもらうという観点が抜けていたなと改めて思い、プレスリリースへの取り組み方を一新させたいなと思った次第です。

プロボノやボランティアをもっと使って、第三者的目線での広報発信を!

多くのソーシャルセクターの課題は、取り組んでいる社会課題・なぜその社会課題が発生しているかの背景・その課題にどのようにアクションしているのか、をこれまでその社会課題を知らなかった人たちにどう届け・関わってもらうかだと思います。その課題をクリアした先に、人財や資源の確保という課題にステップアップし、最終的には事業継続ないしは対象の社会課題をどうなくすかという風に課題が遷移していくはずです。

発信していくことの大切さはことあるごとに痛感するのですが、どうしても作業的な広報発信になってしまい、現場での事業活動にどうしても注力してしまい、広報発信がおざなりになってしまいがちです。少なくとも自団体はまさにそう。

こういう分野でもっと、組織体制をきちんとつくりあげ、第三者的な視点を持ちながら、継続的に発展的に情報発信していきたいなと常に強く思います。そして、有償でスタッフを雇用できないからといって組織がつくれないという言い訳に逃げるのではなく、プロボノやボランティアを最大限活用して、取り組んでいかねばならないというのが、ぼくのネクストアクションになりました。

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