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【恋愛心理学】気になる存在に昇格しよう「ザイアンス効果」

元々興味がなかった物事や人物に対して、見たり聞いたりする回数が増えるとだんだん気になる存在になってしまう心理的現象です。
『単純接触効果』とも言われています。

学校や職場で恋愛が始まりやすいのは、何度も見かけたり挨拶を交わすことで相手に慣れ、親近感を覚えていく心理効果が関わっているからです。

初対面の人やよく知らない人に対しては警戒心を持ちますが、会う機会が増えれば人となりが見え、関心や好意を持ちやすくなっていきます。

商品やサービス、街で流れる音楽やテレビに映る芸能人なども同じように、繰り返し目にすることで好きになっていることはありませんか?
これらは「ザイアンス効果」によるものです。


会う「時間」でなく、「回数」を増やすことが効果的です。

1時間×2回(120分)よりも10分×12回(120分)会う方が効果を発揮します。通学や通勤途中で見かけるくらいでも1回にカウントされます。

メールや電話で連絡を取ることやSNSを有効して相手の発信することも、相手が思い出す、認識するという点では「ザイエンス効果」になります。

ある一定の回数を超えるとその効果は薄れてしまうので頻度も大事です。
実験結果では、10回以上になると好感度の上昇は緩やかになると実証されています。また、最低でも15日に1回のペースで接触しないと好意は薄れていきます。
ですので、短期決戦型のテクニックだといえます。


しかし、第一印象が悪ければ「ザイエンス効果」は使ってはいけません。
そして、しつこく長々と続けては逆効果です。重くて怖いです。
当たり前のことなのですが、相手のことを考えて行動しましょう。

例えば、Youtube広告など不快に感じるCMは、見るたびに不快感が増して商品やタレントごと嫌になりますよね。


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