GENSHIN CONCERT TOURのこと
こんにちは、きちです。
台風シーズンの気象情報に怯えながらも今年も無事原神コンサートに参加できたので、特にお気に入りの演目についての感想です。
・詩人の仕事~泡沫の舞
毎年おなじみのウェンティの実践紹介、バイオリンソロは何回聴いてもかっこいい。メインテーマのフレーズがあるからかこれを聴かないと始まらないというか、この曲を聴き始める頃にコンサートが始まった高揚感がどんどん増していきます。
エウルアさんの実践紹介はコンサートではイントロに鉄琴?木琴?のきらきらした音が乗っていて、華やかさがより増して素敵でした。この曲に釣られて予定外のお迎えしたくらい大好きなので、生で聴けて特に嬉しかった一曲です。
・浮世閑歩
今年はベースが増えたので音にずっしりと重みが増してより神様の威厳たっぷり。昨年までのフットワーク軽そうな先生の感じも好きですが、音ががっしりした今回は更に良くて3年目にして岩王帝君になっちゃったな…と謎の感動を味わいました。
・雷霆のご威光
昨年までは妄念と執念が演奏されていましたが今年は雷電戦。
イントロの嵐の前の静かさのような少ない音数から稲妻のメロディが勢いよく響いて空気感に圧倒されました。終始裏で弾くように跳ねる音が気持ちいいし、今回のオーケストラでは金管のパートがいかつくてお気に入りです。
・織りなす調べ、華更けて
事前公開されていたセトリになく不意打ちされたバージョン3.4 PVの曲。
このバージョンPVに限らず一曲を通してどんどんメロディが変わる曲をオーケストラで聞けるの、一度で何度もおいしすぎます。強欲なので全部のバージョンPVを聴きたい。
そしてアルハイゼンのテーマ、昨年はエピソードPVで今年はバージョンPV…EDM系だしさすがにオーケストラでは演奏されないかなと思っていたので、こうやるんですよと言わんばかりにワンフレーズをお出しされてしまっては、来年はフルで聴けてしまうのではと期待してしまいます。
・緘秘の戒律
実践紹介の中では比較的シリアスな楽曲。
ベースやチューバあたりの金管のキリっとした重たい低音からマハマトラの威厳が感じられて、雷のようなライティングも合わさっていかつさたっぷりで格好良くて、演出込みでお気に入りです。
・いつかの知恵、いつかの願い〜スラサタンナ幻想曲
シタールギターと笛の幻想的な音がやさしいのに少し切なくて、ストーリーを思い出してちょっと泣いてしまいました。
スラサタンナ幻想曲も同じフレーズが続きますが、ストーリーを経て居場所を取り戻したナヒーダの前向きさを感じる音とコーラスが本当に美しくて、胸が熱くなります。昨年は選曲に含まれておらず少し寂しく感じていたので、今年ようやく聴けて本当に嬉しかったです。
・幻光のトリック〜軽やかに風を追う影〜お嬢様のお出まし
リネリネットに続けてナヴィアとドラムとベースとギターがご機嫌な曲が立て続けに演奏されて耳が楽しい。バージョン5.3PV「薔薇と銃士」のフレンチポップな雰囲気から一変、マフィアのボスの威厳たっぷりなかっこいい調子のギャップがたまらない一曲。オーケストラでは金管楽器とギター がPV映像の派手さに負けないくらい気持ちよく鳴り響いていて、聴いていてスキルがきれいに命中した時みたいな爽快感たっぷり。
・夕暮れの想い〜旅への誘い
フォンテーヌパートの締めに相応しいメインテーマのアレンジとそれに続くフリーナの実践紹介曲。
フォンテーヌを象徴する美しいのに物悲しいメロディに合わせてフォカロルスのラストシーンが映し出されて心臓がぎゅっと痛くなりました…。
そしてそのまま続くフリーナの実践紹介、ジャズにワルツに拍子を変えながら進んでいくのが演技派な彼女らしくて聴いてて楽しい。バイオリンソロからのラストスパートにかけての盛り上がりが素敵でした。原曲は歌唱曲のような音量バランスですが、コンサート楽器の音が強くてコーラスがバックコーラスみたいに楽器の音に馴染む感じでこっちの雰囲気も好きな感じです。そしてフォンテーヌの曲は本当にどれもオーケストラ映えするな〜と今回よくよく実感しました。
・アンコール
アンコールは反魂の詩に聖火闘技場、戦闘BGMの3曲。
特にナタの戦闘BGMで一番好きな曲、踊るようなラテン調のメロディが素敵。そしてトランペットソロがかっこいい!陽気すぎてライブハウスなら踊り狂ってるに違いない。2日目は最後に楽しそうに笑顔で演奏されるパーカッションの方々がモニターに映し出されて私もヘヘ…ってなっちゃいました。最後の最後までたたみかけるようにパワフルで、きれいに音が鳴り終わった後の余韻がたまりません。
昨年までの定番もありつつも戦闘BGMが週ボスにフォーカスされていたり、いろんな楽器のソロがある選曲がされていたり、ゲストにベースとコーラスが増えて音に厚みが増したり…より聴きごたえがあって素敵な公演でした。
好きな曲が今まで以上にあったので、個人的な満足度もすごく高かったです。奏者の方々の技術力と音の多彩さにも何度も何度も感動しました。(特に笛の坂本さん…アンコールでオカリナまで吹き出したときは驚きすぎて気絶するかと思いました。)
今年は運良く大阪公演の両日のチケットがご用意されたんですが、座席がひと席前後かつ昨年とほぼ同じエリアだったもので景色に馴染みがありすぎて、プロスポーツのシーズンシート買ってる気分になりました。来年もご用意されたい!
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