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迷宮の空模様

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宇佐美 姫呂のエッセイ集。なにかを見たり、聞いたり、読んだりして……考えたこと、感じたことを、ここに。
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#エッセイ

社会の攻略法がわからない

先日、久しぶりに『キューブ』という映画を見た。有名な映画だから知っている人も多いだろう。…

やはり鬱病を治すことが最優先かもしれない

先週は水曜日の時点で限界だった。睡眠はきっちり8時間はとっていた。それでも疲労感がまとわ…

『ダークソウル』で学んだ事前準備の大切さ

『ダークソウル』を遊んでいて、つくづく感じるのが事前準備の大切さだ。特に、ボス戦でそれを…

不眠症で生きていくための睡眠の知識

「この不眠症の人生を生きていくためには、もっと睡眠の知識を得なければなるまい」そう感じた…

誰の結婚も祝う気になれない

世間はコロナで自粛しているはずなのに、結婚報告が跡を絶たない。特に今週は水樹奈々と花澤香…

睡眠薬を一時的に断ったらわかってきた

仕事が再開したが、1日8時間以上の睡眠をキープすることで大きな体調の崩れはない。それは喜ば…

2週間で小説は書けるのか?

つまるところ、2週間で小説を書くことは可能だが、同時に不可能でもある。そのことがよくわかった。 『2週間で小説を書く!』という本を読んだ。このタイトルに興味を惹かれない人間はいないだろう。2週間で小説を書く……本当にそんなことが可能なのか? 先にネタバラしをすると、クオリティを無視すれば2週間で書き上げることが不可能ではない。書きなぐりの短編なら2、3日でも可能だろう。問題は一定のクオリティを備えた小説を書けるかということであり、そこは著者自身もわかっている。本書の目的は

金曜日の攻略法

金曜日。それは魔の曜日として知られている。週5日労働の最後の日であるため、疲労が蓄積して…

苦痛の人生と『夜と霧』

ついに仕事が再開してしまった。やはり、つらい。出勤の時点でかなり体力を消耗する。これも自…

6月、仕事と苦しみの再開

6月になった。案の定、仕事再開の連絡が会社からきた。自宅待機期間の終わり。今週の平日から…

2020年5月の終わりと空虚

2020年5月の終わり。緊急事態宣言は解除されたものの、結局、一度も仕事をすることのないまま…

生きることと戦うこと

なぜ、生きることはつらいのか? それは、生きていくことのなかに戦いが内包されているからだ…

自宅待機に狂うリズム

目覚めたのは午後2時。朝の時間はとっくに終わっていた。 特に寝つきが悪かったわけではない…

未来の執筆環境について考える

数年前までは、ファイルはフォルダごとに入れて管理するのが主流だった。しかし、近年、ファイルはフォルダに入れるよりも、タグやキーワードをつけて検索する、というやり方が浸透してきている。たとえば、GoogleドライブやDropboxなどでそういうふうにファイルを管理している人は多いし、Scrapboxというサービスには、もはやフォルダという概念自体が存在しない。 こういうことが可能になったのも、機械が進化したおかげだ。重要なのはファイルをフォルダごとに分けることではなく、目的の