あきこ。

わたしのライフワークは、依存症(主に薬物・アルコール)からの回復を願う人達を応援し続け…

あきこ。

わたしのライフワークは、依存症(主に薬物・アルコール)からの回復を願う人達を応援し続けることです。 わたしの夢は、そのような人達と共に、地域の中で居場所と役割を創っていくことです。その実現のためのnoteです。 https://www.facebook.com/uhho1210

マガジン

  • 依存症食堂を作るまで。

    依存症からの回復を願う人たちと共に、日々の生活を穏やかに、そして和やかに生きるための場所(食堂)作りを目指しています。こういう場所にして欲しいという声を、ぜひお聞かせください。

最近の記事

やばいやばい。

** アディコネ=アディクション+コネクション** 見てみたら、前回書いたの11月…。 あたまの片隅には、ずっとあった。 「書かなきゃ、書かなきゃ」って。 夢を実現化するためのものなのに。 続ける努力を怠ってるのも自覚してた。 「やらなきゃ!」って思ってることから、逃げている。 掃除。断捨離。断食。植物の植替。 犬の散歩。犬のシャンプー。 自分の肌の手入れ。運動。 そして、このnote。 続けるって、本当に難しいよ。 「やるべき事をやらないでいると、  自分で自分

    • 死にたくなるほどの脱力感と、それに付き合うということ②

      ** アディコネ=アディクション+コネクション** つい最近、以前の「死にたい」って感覚を思い出した事が2回ほどあるんですね。 一回は、息子の友達のお母さんが、自死で亡くなったと知った時。 このお母さんは、わたしが息子について悩んでいると、いつも「大丈夫よぉ」って、明るく豪快に言ってくれてたんですね。当時は気づかなかったけど、亡くなったって知ってから、あのお母さんの「大丈夫よぉ」が、わたしの不安を吹き飛ばしてくれてたんだなってことに気づきました。 良い意味でとてもたくまし

      • 死にたくなるほどの脱力感と、それに付き合うということ①

        ** アディコネ=アディクション+コネクション** ご無沙汰しておりました。 ちょっと、気持ちがのめっておりました。 突然ですが、死にたくなったことありますか? わたしは、かなりの頻度であります。 いや、ありました。 義務教育の頃、毎日、学校へ行くのが、嫌で嫌でたまらなかった。あの頃、一番死にたいって思っていたかな。小中学校は、それくらい安心できない場所でした。 人は誰しも、「死にたい」って思いながら生きてるのが普通かと思っていました。 ところが、大人になって、福

        • 相談すること、相談されること

          ** アディコネ=アディクション+コネクション** 自分の生き方に対して、「こりゃ、本格的にマズイのでは…」と思うようになったのは、ここ数年。それまでは、ヤバさを笑いに変えるか、なんともないフリをするか。そのどちらかで、悩みや不安を誤魔化してました。 誤魔化しは、逃げだな。カッコ悪いな。先送りだな。問題解決してないな。etc.. って気づきが、第1弾。 マズイ、ヤバイをまずは認めちゃって、人の意見に耳を傾けてみたら、いつのまにか楽になって、毎日楽しくなった気がする。

        やばいやばい。

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        • 依存症食堂を作るまで。
          10本

        記事

          今までの自分の棚卸。(居場所を求める理由)

          ** アディコネ=アディクション+コネクション** わたしは今でこそ、人との付き合いや、数年続けている仕事があり、ぱっと見「ちゃんとしたひと」に見えますが、実際のところ全くそうでは無いのです。 その時代(昭和40年代)には珍しく、母は高齢でわたしを産みました。すでに5歳上の兄がいたので「本当は、産みたくなかったけれど、産まれたら、可愛かった。」と、母自身から聞きました。とは言うものの、末っ子だったので両親も兄も、非常に可愛がってくれました。 ただ、「親子で冷静に話し合い

          今までの自分の棚卸。(居場所を求める理由)

          居場所(としての食堂)を作ってゆく③

          アディクション+コネクション=アディコネ 明日から、4連休が始まります。 去年(2019年)のゴールデンウイークは確か10連休でしたし、今年のお正月は年末からの休みと合わせて9連休でした。 世の中の大部分の人は、連休ってうれしいものだと思います。 しかし、毎日のようにどこかの自助グループへ通いつつ、「今日一日(の断酒や断薬)」を重ねている依存症の人達にとって連休とは、自助グループでの仲間に会えない日々となり、しんどい日々になってしまうことがあります。 実際、この時期

          居場所(としての食堂)を作ってゆく③

          アディクション(依存症)の世界を知った頃③

          アディコネ=アディクション+コネクション 依存症の担当になった一年後、薬物依存症の事業を立ち上げることになりました。 SMARPP(スマープ)という当事者向けの治療回復プログラムです。 プログラムの主な対象は、違法薬物の当事者ですが、薬物の相談が少なかったので、アルコールの当事者と合同で行うことになりました。 プログラム開始前。それまで薬物の相談を受けた経験がほとんど無いということは、実際の薬物依存症者を知らないということです。それ故に、わたしは不必要に怖がっていました

          アディクション(依存症)の世界を知った頃③

          アディクション(依存症)の世界を知った頃②

          ** アディコネ=アディクション+コネクション** 依存症事業の担当になった5〜6年前の頃のお話です。 わたしが最初に受け持ったのは、アルコール依存症に関する事業でした。 今振り返ると、当時の自分は『わかってるフリをして、本当はわかってなかった』担当者だったと思います。どういうことかと言うと、例えばこんな感じです。 『アルコール依存症は、お酒を飲める人なら、誰でもがかかり得る病気です。病気なのだから治療や支援が必要です。』 研修などでは、参加者に向けてこのように話しつ

          アディクション(依存症)の世界を知った頃②

          アディクション(依存症)の世界を知った頃①

          ** アディコネ=アディクション+コネクション** 『わたしのライフワークは、依存症からの回復を願う人達を応援し続けることです!』 と声高々に宣言しておりますが、実はまだ、依存症者(アディクト)とのお付き合いは、5〜6年と言ったところです。業界の中では、ひよっこです。いや、それどころかタマゴかもしれません。 お付き合いのきっかけは、当時の部署(精神保健福祉センター)で依存症事業の担当になったことでした。 何も知識がないわたしは、十数年前にPSW(精神保健福祉士)の専門

          アディクション(依存症)の世界を知った頃①

          居場所(としての食堂)を作ってゆく②

          ** アディコネ=アディクション+コネクション** 前回の記事をお読みくださった方から、メッセージをいただきました。 ******************* 「共にたべるということ」 これの効果があるかどうかはわからないし、何を目標にするのかもわからないのですが、私はそんな機会が多くあってほしいなあと思っています。 ******************* あ!そうか。 『居場所としての食堂』というと、今は子ども食堂に代表されるように「共に食べるための食

          居場所(としての食堂)を作ってゆく②

          居場所(としての食堂)を作ってゆく①

          ** アディコネ=アディクション+コネクション** わたしのこれからの人生は、依存症からの回復を願う本人およびその家族を、食を通じて応援する仕事をして暮らしたいと思っている。 わたしはお医者さんじゃないので、治療はできないけれど、人と人との橋渡し役ならできると思うし、それはわたしの得意分野だと思うので、依存症からの回復(をメインにして、そこから広がっていく)支援をライフワークにしようと考えた。 依存症は、孤独の病とも言われ、依存の対象となる物質や行

          居場所(としての食堂)を作ってゆく①