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毎日手帳を書いてたら自己肯定感が2ミリ高まった話。

こんにちは。harukaです。
2021年も残すところあと3ヶ月ちょっととなりましたね。早い、早すぎる。今年もとても濃厚な年でした。

2020年はコロナウィルスが猛威を振るい、早く来年にならないかな〜(来年はコロナなんて跡形もなく消え去ってますように〜な〜む〜〜〜(合掌))とお祈りしてましたが、まさか今年更に猛威を振るいまくりまくっているとは思っていませんでした。思いたくありませんでした。ワクチン開発してくれた人、ありがとう。

残り3ヶ月を更に濃く過ごすために、忘れそうだけど忘れたくないことを手帳の中身をペラペラしながら振り返りたいと思います。

いつも手帳に書いてること

まず最初に、2021年のほぼ日手帳の中身を少しご紹介します。

じゃーん。比較的陽気なページを選んでみました。この日は家でゲームしてた日のページ。貼りもの多めです。

手帳を書く上での決まりごとはそんなに作っていないのだけど、

・その日に食べたご飯の記録
・しいたけ占いや石井ゆかりさんの星座占い毎週

この2つはほぼ必ず書いてます。
ご飯の記録は写真をINSPIC(スマホプリンター)でプリントして貼るかイラストを描いておき、何時に何を食べたかわかるようにしてます。

なぜ記録するかというと、「食生活を見直すため」とかそれっぽいこと言いたいけど、ほぼ日手帳を書き始めてから数年間、ほぼ毎日ご飯記録してますが一向に食生活が見直されません。あれれ。結局はただ楽しいから。そこに深い意味はない。

占い結果をメモする理由は、わくわくするから。「占い」と言うと「当たるか外れるか」みたいなところが注目されがちだけど、しいたけさんや石井ゆかりさんの占いは、当たり外れ以上に「未来が楽しみになる」要素が多いから書いています。別に当たり外れはどうでもいい。この週はこうなりそう、楽しみ!と思えればそれで良い。

自己肯定感、そりゃ低いわ

「自己肯定感」という言葉をここ数年よく耳にします。その言葉の意味をググってみました。

自己肯定感とは、その言葉の通り「ありのままの自分を肯定する感覚」のことです。
他者と比較することなく、自分自身が「今の自分」を認め尊重することで生まれる感覚であり、物事を前に進めるための原動力となります。

自己を肯定する感覚。読んで字の如く。
日本人にはこの自己肯定感が低い人が多いようです。私もたぶんその一人。

あの人に比べたら自分は全然頑張ってないな。あー今日もやりたい事ができなかった。私なんて何もできない。

そういう「自分を否定する考え」は常にあるし、他者との比較なしに自分は語れない。

でも、そう思ってしまうのは何も私たちが悪い訳ではなく、日本の義務教育がそうさせているのだと思うのです。クラスで成績の順位出しといて「50人中49位の私、よく頑張った。」と思う訳がない。例え前回のテストの点数から20点上がってても、周りが伸びてたら「もっと頑張らないと、、、」と思う。この国は「私なんて、、、」と思うことだらけです。仕方ない。

だから自己肯定感が低いことをまず肯定する。そこからスタートしました。(哲学?)

むしろ、自分を否定したくなる=自分のダメなところがわかっている=解決すべき課題を理解している
ということになるので、自己肯定感の低さに気づけているのは良いことなのだ!!!!!(こじつけの自己肯定)

自己肯定感2ミリアーップ!

「自己肯定感の低さ」を肯定し始めたことにより、「自己肯定感」について考える機会も増えました。

そんな中、毎月書いている石井ゆかりさんの言葉の中に、「自己肯定感」に関するものを発見。

いわゆる「自己肯定感」とは、自分を褒めたり高く評価したりすることとは違うと思います。むしろ、「なんにもできなくても、それを責めてくる人に『何か問題でも?』と切り返せる」ということが自己肯定感なんだろうと思います。誰の役に立たなくとも、生産性がゼロでも、人の世話になりまくっていても、「自分が生きていることに何の問題もない」「自分はこうして生きる権利がある」「自分はここにいていいのだ」と思えることこそが、自己肯定感です。(省略)ですから、もし「自己肯定感を高める」ことができるのだとするなら、自分ができたことを褒めるのではなく、「他人の欠点や失敗を許す」ことの方が役に立つと思います。他人の欠点や失敗を許容できるようになれば、自分自身にもいつかそうできるようになるかもしれません。

2021年2月のページに書いてありました。なるほど。

私は元々、世の中や他人に対する不満しか言わない人間でした。

あの人はどうしてあの場面であんな心ないことを言ったのだろう(あー許せない)。あの人はどうしてこうしないんだろう(あー理解できない)。

不満の根底には「許せない」「理解できない」という感情があり、他者を許せないから私自身ももちろん許せない。自己肯定感を高めるためには「褒める」ことが大事だけど、褒める以前に許せていなかったんだ!という気づきが生まれました。

そして、少しずつ「許す」ことに。まずは他人の考えを「許す」。そして、自分の過去を「許す」。

「あのときの失敗は、経験のためだったと思おう。あの時言ってしまった言葉は、これからは言わないようにしよう。人だから失敗はする。」

仕事でミスをしてしまい、私のせいでお客様に迷惑をかけてしまったことがありました。その時、職場の先輩は私に一つも怒ることなく

「これから一緒に働く仲間が同じミスしないように良い経験値にして!」と言ってくれました。え、神なの?

私が上司だったら、同じことを言えただろうか。許せただろうか。きっとできなかった、と思いました。失敗は誰でもするのだから、失敗したという経験値を得たと思って、次は失敗しないようにすれば良い。これからは、失敗した人の気持ちがわかる。

人に許してもらえた経験が、他人や自分を許すきっかけを作ってくれました。気づきをくれた先輩には感謝でしかない。

許せることが増えていくと、心の鎖がとれていき、自分を認めようと思えるようになりました。

次第に手帳に書く言葉も、自分を肯定する言葉に変化してきてる。そして気づきました。

【あれ、手帳書いてたら、自然と自己肯定感アップしてない???】

今年のはじめにやっと自己肯定感の低さを肯定し始めた私が、手帳を通して自己肯定感に対する考えを深め、いつのまにか自己肯定感が2ミリくらいアップしてました。しめしめ。

日々の小さな気づき、感情の変化を書き留めていくことで、できなかったことがいつの間にかできるようになる。文字化するってすごい、ということを再認識しました。

優しくなりたい

許すこと、自己肯定感を高めることは私にとっては「優しくなること」と似ていることでした。

自分に優しく。人に優しく。とにかく、どうやったら優しくなれるのだろう?というところから考える必要がありました。誰彼構わず優しくしたい訳じゃない。好きな人に優しくしたくて自分に優しくしたいのです。

と考えるきっかけは、ある方の言葉が作ってくれました。

作家 岸田奈美さんのnoteです。朝の情報番組「スッキリ」のコメンテーターとして、番組に出演するに至った経緯と番組内で発言をされた時のエピソードが愉快に書き記されています。

ちなみに2022年のほぼ日手帳のラインナップには、岸田奈美さんの弟さん、岸田良太さんデザインのweeksもあります。かわいいから一旦売り切れちゃってる!

岸田さんの記事の中で注目したい部分がこちら。

「優しさを受け取ることも、優しさですからね。」

はー。そうかー。

私には優しさが足りないから、優しさを受け取ることができないんだ。優しくしてほしいなら、優しい世の中を望むなら、私が優しくならなくては!

そこから、優しさを集めるようになっていきました。

人から優しさをもらったら、忘れないように手帳に書いておく。そして、このもらった優しさを別の誰かに使う。私の周りには優しい人が多すぎるので、日々優しさを貰うばかりでまだ全然使えてないのです。そのうち優しさ貯金の億万長者になれそう。

そうしているうちに、だんだん自分にも優しくなれるんじゃないかなと思って続けてます。まぁできてないからこうやって文字化して忘れないようにするんですけどね!

優しさのおすそ分けをすれば、世界は平和になるでしょう。(スケールのデカさ)(高い壺とか買わされそう)(宗教の香り)

そんなことを思った日でした。
読んでくれた人、ありがとう!!!

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