四国登山 その2 石鎚山① 

2024年6月10日
いよいよ石鎚山への登山スタートです。

6:45頃に保井野登山口に着きました。
駐車場は7台くらい停められそうなスペースがあり、沢水と簡易トイレがあるのですが、傾斜がひどくて車中泊に向かない、ということでここでは車中泊しなかったんですね。
あとスマホの電波も入らなそうだったし。電波ないと車中泊のヒマをつぶせないじゃん。
山と高原地図だと駐車スペース10台とありますね。

保井野登山口

ということで、身支度を整えて7:00に保井野の登山口から入山開始。
ちなみに平日だったこともあって、駐車場には誰もいませんでした。
私の車だけでした。

頂上ってどこを指してるのだろうか。。。二の森?堂ヶ森?

最初は緩やかに樹林帯を登っていきますが、昨日がかなりの雨だったことと、本日最初の入山者ということで、蜘蛛の巣(糸)が顔に絡むこと絡むこと!
数歩歩く度に顔を拭うハメになり、地味に精神が削られて行きました。

なぜか古タイヤで整備された(?)登山道
これだけのタイヤをこの山道に持って上がるのは大変だっただろうに、、、
タイヤで仕切ったエリアには絶対入らせない!という強い意思を感じます。
とはいえ、雨上がりの樹林帯はキレイでした。
とんでもなく蒸し暑かったけど。

石鎚山に繋がる尾根に出るのが目的ですが、まずは途中にある空池という地点を目標に歩きます。

青滝山への分岐もありましたが、道は不明瞭っぽかった。


白い沢蟹もいました。

その空池までが結構遠い。。。また意外とキツイ。
ただ四国三大急登って地図にありましたけど、そこまででは無かったような。。むしろ空池から先の方が急登だったように思います。

いや、意外と急登だったかも、、、

8:15 空池に到着 
見事にコースタイム通りです。
という事はですよ、今回の山と高原地図に記載されたCTはかなり忠実というか、私のペースで書かれているということで、これから先のCTについても、CTより時間はかからないものの、短縮も難しいということですかね、これ。

空池。池とありますが、池や池があったような窪地もありません。

さて、地図で確認すると、ここから等高線がグッと詰まった急登になるようです。

青い四角でかこったエリア。
等高線の感覚が、空池までのルートより詰まってます=急登

山と高原地図だと、この空池の手前が「四国三大急登」ってありますけど、
等高線だけで見ると、あきらかに空池から先がキツイはず。。。

特に空池の説明もなく。。。
急登が始まる覚悟をもって、尾根に向かって再度登り始めます。

急登が始まる前に、足元にこんな看板が、、

石楠花にはちょっと遅い時期だよな。。

と思ってたら

少しだけ、まだ花が残ってました🌸

さて、まあ、なかなかの段差の道を歩いていきます。
途中休憩も入れました。

一気に高度を上げます

数十メートル登っては、ちょっとした踊り場的なとこに出て、またすぐ数十メートルの登りが出てきて、という感じで、緩急的な休みを入れながらリズム良く登っていけました。

急は急ですが登りにくいようなところは無いです。

後半はトラロープとハシゴが、、

数か所ありました

このロープとハシゴ、結論から言うと下りで助けられたのですが、なにせ置き方、とくにロープのたらし方が雑で、九十九折れの道の複数の折れに跨る様に垂らしてあるので、登りの時にはいちいちロープを跨ぐ必要があって邪魔でしかなかったですね。

水呑場

地図には無い「水吞場」が出てくれば、稜線まではもう少し!

ただ、水場はこの通り、山から染み出ている水なので、飲めるかどうか、、

ただ、ここから稜線までの道はぐずぐずで、道も崩れかけていて登りづらかったです。私はヤマレコを使っていて、ヤマレコのGPSデータを基に登って行きましたが、その通り登ると直登コースである上に足元が崩れるようなルートなのでやめた方がいいです。
私はクマザサの根っこを掴みながらなんとか登りましたが、登った後見ると足元の良い直登を巻くルートがありましたので、上の水吞場から先はルートよりも踏み跡を頼りに歩いた方が楽です。
というか、下りは巻ルートじゃないと降りれないと思います。

稜線に出たぁっ!

9:40 CTから30分程遅れて稜線にやっと出ました!

この時点でだいぶバテてます。
おそらく、昨日丸1日運転して埼玉→愛媛まで移動した疲労感と、睡眠時間3時間というのが響いている様子。
昔は運転疲れなんて感じなかったのに、歳を感じました。。。

さて、これから稜線歩きが始まります

つづく

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