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夢見た大きさ|焼き鳥

鶏肉が好きだ。
煮ても焼いても揚げても(自己責任で生でも)美味しい。
一時期、鳥の貴族にて、塩ねぎ昆布に串から外した塩せせりを混ぜたものを夕食にしていたことがある。とても美味しかったな。お一人様とりき全然いけます。

インターネットの世界では自炊か外食か論争が定期的に起こる。
食事についてみんな一家言あるようだ。そりゃみんな何かしら食べて生きているもんね。
基本的においしさと手間は比例しない。家で作る本格的なラーメンは手間とお金がかかるけど、原料にこだわって手間暇かけても美味しいものが必ずできるわけじゃない。ぐぬぬ…☹️手抜きでも時間がかかっても食べるのは一瞬だし体調によって味覚は変わるし。とどのつまり、適温でまずくなければそれでいいんじゃない?!と思います。
自炊のメリットは好きなものを好きなだけ自分好みの味で食べられるところだ。値段の大小も栄養価も関係ないのだ。

そして焼き鳥である。
焼き鳥を食べていて「もっと大きかったらなあ」そう思ったことは無いだろうか。

私はしょっちゅう思う。
「一気に〇本注文すると提供が遅くなるから〇本ずつ頼むことにして…」
などわけのわからない計算を始めたり、
「(えっ、同行者たち全然食べないじゃん…割勘だから頼みづらいわ~)」
なんてもやついたりしちゃう。

これ、巨大な焼き鳥があれば解決するのではないでしょうか。
もはや串に刺さなくてもかまわない。
「30cmくらいの針金に20個ほど数珠つなぎに刺さった砂肝を食べたい。」
「つくねはお好み焼サイズで食べたい。」
数の多さではなくて、塊でもいい。大きければいい。

『🐓その願いが叶う方法をお伝えしましょう。そこになければ自分で作るしかないのよ』
なければ出来るまで頑張る。欲しいものを手に入れるにはそうするしかない。とにかくやってみよう。

炭火なんてない、ガスのフライパンだけど鶏肉を焼いて照り焼き味のたれをかけたらそれは焼き鳥と呼んでいいのでは?
『🐓いいよ』
さて焼いていこう。

精肉店で買う鶏肉はひと味違うので鶏肉専門店で調達したい。しかしスーパーのワンコイン鶏モモでも問題はない。美味しくなるから。

油がすんごいぞ!

①皮は剥ぐ。切り分けたりはせずにそのまま焼いてしまう。フライパンの端によけておいて油引きになってもらう。
②肉にフォークをブスブスと刺していく。この時に塩こしょうを振っておく。
③同じ大きさに切り揃えた肉とネギを割りばしに刺していけば準備完了。
④弱火でじっくり焼いていく。油が出過ぎたらキッチンペーパーで拭く。
⑤片面焼けたら酒をかけて蓋をして蒸し焼きに。
⑥照り焼きのたれを絡めたら完成。

👉あまりコロコロひっくり返さないように。ほっといてじっとさせておいて大丈夫です。
👉ネギの代わりに玉ねぎ・みょうが・ししとう・ミニトマトなどを刺しても美味しいです。
👉塩派の方は塩こしょうだけじゃなくて塩だれをかけてみて。

余ったら箸から外してお弁当のおかずに出来るし、饅頭にキャベツと一緒に挟んだらそれはもう立派な照り焼きチキンまんになる。卵でとじで変形親子丼とか。スライスしてコーンピザに乗せてもいける。炭水化物との相性が最高ですね。

好きなものを好きなだけ作れることが自炊の醍醐味だよね。
近頃は美味しいささみわさびのジャンボ焼き鳥について研究しています。

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